「海からの贈り物」に思う

この頃,日に日に寒さが増してきているが、こんな真夜中に寒そうなタイトルを書いてしまった。
夜更かしは健康に良くないが、少し目が冴えると、秋の夜長はなんだか落ち着く。
 
できるだけ、短くこの本のことを書きたい。
 
この本を手に入れたのは数年前、リサイクルのお店で、いいもの見つけたと思って買ったもの。
以来、書棚に置いたきりだったが、今回機会があって、ようやく読んだ。
 
作者は、リンドバーグ夫人ということで、あくまでも有名な冒険家の妻であるという立場しか示していないが、その内容は、とても興味深いものだった。
 
かれこれ、40年以上くらい前のアメリカで書かれたものなのに、今の日本の私達が直面している状況にとてもあてはまるので、非常に共感させられた。英語の翻訳が、硬く、チョット回りくどさを感じさせる文章ではあるが。
 
現代文明が、煩雑な日常を作り出し、家庭の主婦を脅かしていることへの警鐘が書かれていて、「被害を蒙っているのは、ここ (自分がいる場所) と、今 (現在) と、個人というもので、これらは生活を作っている要素でもある。そして、これらのかけがえのなさを決して忘れたことのないのが女である」との記述はとても的を得ている。
 
「簡素な暮らし、内なるものの充足、人間関係のあたたかさを求めるのは、狭いものの見方か?」と投げかけつつ、「これを脇に押しやっては価値あるものを発見することはできない」というメッセージに、日々の暮らしを大切にする新たな力をもらう事ができた。
 
街の喫茶店で1杯のコーヒーを飲むという簡単なことで、ヨーロッパ人は今を楽しむという。
私も、そうありたいと思う。
 
 
 
 
 

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