新幹線の窓から

家を留守にしていた日数は、そんなに多くは無かったけれど随分過ぎた気がします。
出掛けに少しのどが痛かったので、サイコケイシトウ持参で過ごし、なんとか発熱は免れましたが、のど鼻はチョット痛々しい雰囲気になってきました。
 
出かけた日の次の日は、こちらには珍しく雪が積もり終日銀世界だったとか。関西でも天候を危ぶんでいましたが、状況が一夜にして変わっていて、曇りで収まったのはラッキーでした。私はやっぱり晴れ女かしらと思ってしまいました。
 
関西は私のルーツでもあり心のふるさとのはずですが、体調のせいか、大阪平野を埋め尽くす家々の風景にそれほどの感慨がないのはどうしてだろうと思ったりしました。また今回は、両親のふるさとの和歌山にも行きましたが、和やかな時間を過ごしながら、異国の人と話している楽しさに似ているかもと思いました。
 
帰りの新幹線に乗り込んだ窓の外は、とてもよい天気で冬の青空が広がっていました。
私は、2人席の窓側に座って、光に照らされた北の風景をながめ移り行く空を見ていました。
この時間の移り変わりが、私の再生の時の気がして・・・。
 
わが街の駅に降り立った時、空気は澄んでいてここが私の住むところ、私を迎えてくれた街とあらためて感じていました。

新幹線の窓から」に2件のコメントがあります

  1. 故郷が遠い私は、若い時(子供を持ち母になった後でさえ)帰省して、こちらに戻ってくるたびに、「ここは一体何処?」って根無し草のように感じたものです。勿論、今は「ここが私の住むところ」1番落ち着ける場所です。
    ・・・ここが私の住むところ・・・
    こんな風に感じられるようになるのは、いつの頃からなのでしょうね?
    新幹線の車窓から、雪の伊吹山、富士山、何度往復したかしら、興味深く見ました。
     
     
     

  2. 実際は、母や兄や親戚とのとても懐かしい良い時間を過ごしてきたのですが・・・。
    子ども時代は楽しく気楽だけれど、人は親元を離れて自立してこそ、本当の充実を得ると感じているのかも(自己分析)と思います。
    冬の新幹線からの風景、興味深く見て頂いて嬉しいです。

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