雪国から

雪はもうないと聞いていたが、トンネルを抜けると景色は一変してそこはまだ雪国だった。迫ってくる山肌は白く雪化粧をしてまだ季節が冬であることを感じさせた。
 
3人がけの真ん中だったが、ふつうの1階建て車両だったこともあり景色をみわたすことができた。
湯沢の駅を過ぎてから、長岡まで何駅か停車したが、
いつも思うのだが、この辺の新幹線の駅はどこも同じような印象を与える。頑丈でずっしりとして大きく殺風景。周りの自然と仲良い感じがしない。
 
しばらく行くと、遠くの山の雪はまばらとなり、どんどん市街地を走るようになって家々をながめると確かに屋根の雪は全くなく、道にも目立った雪はなかった。
駅に降り立つと、多分まだ寒いと予想していた寒さもあまり感じられず、雪国ももう花粉が飛び始める季節になっていることがわかった。
 
電車が長岡駅手前のトンネルを過ぎたとき、一昨年の震災のことをふと思いだした。ここが、しばらく通れず湯沢からバスで来たこともあったことを。
 
また窓の外の山々をながめて、「奥の細道」の冒頭の文を思い出したい気持ちになったりした。
 
今回はこの街で何に出会うことが出来るだろう。
 

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