ある時間

今にも泣き出しそうな、空模様の日がとうとう終わり夜になりました。
昨日までの、夏を思わせる日は後退して、梅雨の終わりの大雨がこの1週間、日本列島のあちこちを襲うらしいことが伝えられています。
 
この3連休の一番のイベントは、夫の母のホームに出かけたことです。
月に、1~2回、夫と、電車利用で片道2時間半かけて出かけるパターンがここ1年位、続いています。
結婚当初は、半分くらいしかわからなかった富山弁が、年月と共に理解できるようになり、その味わい深い語り口がいとおしく感じられる人ですが、近頃では、その語りもあまり聞かれなくなってしまいました。
 
道中の車内で読み進んだゲド戦記の3巻にあった言葉、
ある人生と、する人生。・・・しかし(人は)何をしても、自由にはなりえない。するということをやめて、ただ、あるという、それだけでいられる時間は、たまにしかもてない」
自分とは一体何者だろうかと考える時間は、あまりないまま何かをし続けているのが人間ということのようなのです。
 
心の中のことに比重がおかれているこのお話。
このお話を読みながら、しばし窓の外を眺めて、ある時間に浸っていました。
 
 3連休が終わると、もうすぐ夏休みです。

ある時間」に4件のコメントがあります

  1. 梅干、漬けられたのですね。お口に合うと良いのですが・・・。
     
    “ある時間” “ある人生” “する人生” 難しい話題ですね。
    日々の生活では、目の前の仕事をするのは、ある意味楽です。
    ただ、こうして人生が終わるとしたら・・・立ち止まって考えたくなりますね。

  2. >Y&Yさん
    ほんとうに、児童書を読んでいるつもりが、深遠な内容を含んでいるような言葉があちこちに・・・ 4巻を読み終えた娘によると、もう完全に児童書ではなくなっているそうです。
    梅干、冷蔵庫に入れていますが、少ししかたっていないのに、柔らかくなって水が出てきました。こんな感じでいいんでしょうか?
     

  3. >柔らかくなって水がでてきました・・・
    水分は梅酢です、大丈夫です。
    熟れすぎた梅は柔らくなりすぎて、干す時形が崩れることがありますが・・・。
    梅干、冷蔵庫に入れて・・・
    冷蔵庫に入れるのは干した後、貯蔵の時です。
    塩分が少なくて、常温保存では心配なので、入れています。
    今は、出てきた梅酢に全体が浸かるよう、時々ゆすってやる・・・でいいと思います。
    カビが出たりしないよう時々注意して見ていてください。

  4. >Y&Yさん
     
    いろいろご注意ありがとうございました。
    時々動かして、様子を見てみます。どんな梅干ができるか、待ち遠しいです。 *(・ ・)*

はしばみセーラ への返信 コメントをキャンセル