11月になり、年賀ハガキなども発売されはじめ、年末が近づいたことを思わされます。
先日家計についての講演会に出かけました。
話し手は、暉峻淑子(てるおかいつこ)さん。「豊かさとは何か」などの著書のある方です。
難民キャンプの子ども達への支援を積極的になさっている方で、色々と考えさせられる内容でした。
家計という概念は、共同体で暮らしているときには無く、個人の生活が発生してできたもの。戦後は、大半が雇われて働くようになり、決まったものが入ってくる中からどう暮らすかという思考から始まったということです。個人で暮らすようになると、自由があり、家計をやりくりして暮らすことが自立の本当の意味といわれたことは興味深いことでした。
今、自由を尊重しすぎて世の中失敗しているという見方もありますが、暉峻さんは、自由は決して悪者ではないと熱く語られました。
お金と時間は人生の大事な要素、好きなことへのエネルギー、これが家計簿を付けるエネルギー、たくさんの現実をどう解決するかのために家計簿があると言われ、それとともに、「私の家計だけがうまくいきましただけではいけない、社会を変えていくことにつながらないと」とも言われて、自由の中から、便利と安楽を選ぶのでなく、自然環境を破壊しないこと、人の助けとなることなどを視野において、自分の人生を花開かせようという、とてもとても示唆に富んだお話でした。
私は、家計簿は結婚以来つけていますが、その中身は色々です。初めは大学ノートに付けていたのが、予算を立てる家計簿に変わり、数年前には、パソコンの家計簿も試みて見ましたが、今はまた2冊の家計簿に戻っています。
何にせよ、つけないよりはましだけど、活用されていなければつける苦労も意味が無いと思いつつやってきましたが、
マンネリに陥る家計簿にちょっと光が射したような気持ちにさせられました。
そうですね・・・、家計簿日記代わりというか、日記同然に付けているという例も多いのでは
ないでしょうか。わたしも、ブログを日記代わりにとも思ってかいていますが、どこまで続けら
れるか頑張っているところです。
>マックさん
私も、なんとなく始めたブログですが、続けることで新たな発見、あらたな出会いがあるので、この先の自分の変化、世の中の変化を楽しみながら続けたいと思っています。読んで下さる方がいるということが、励みになっているように思います。
今後とも、よろしくお願いします。
セーラさん家計簿をつけているのですね、続ける事はとても根気と努力なくては出来ない事、素晴らしいですね
私は結婚当初から数年間は家計簿と献立の記録を書いていましたがいつしか書かなくなって久しいです
たまに古い家計簿を見ることがあり一生懸命に料理の工夫をしていた若き日のことを思い出して
現在のグータラぶりを反省します。HPに書いている日記は年末にCDにおとして日記がわりにしていますが
この年末でやっと3年です。長続きするように無理をせず書きつづけたいと思います
Y&Yです
暉峻淑子さんの講演会、聞いてみたかったです。
お金も時間も自分のためだけに使うのでは、やはり人として寂しいですよね。
しかし、入ってくるものが少なくなると、つい削りたくなるのが公共の為の費用になりがち、現実は厳しいです。
”彩りある日常の、ショットとコメント”いま気づきました。過分なお言葉ありがとうございます。そしてお休みなさい・・・。
>yukikoさん
HPの日記、前に少し拝見いたしました。びっしりとたくさん書かれてありましたが、もう3年も続いているのですね。ブログのほうだけでも、感心していたのですが、素晴らしいと思います。HPだと、CDに残せるのですね。
いろいろできる時代と改めて感じます。
>Y&Yさん
わかります、その気持ち!講演を聴いて、気持ちは高まったものの実行には、長い熟成期間がいるらしく、その後何も代わることの無い暮らしです。こうなることは、わかっていたので、忘れないうちに、ブログアップしたのですが・・・
>マックさん
お断り無く、勝手に書かせていただいたのですが、恐縮いたします。
いつも楽しみに読ませていただいています。
ところで、わがブログを開くのにますます遅くなって迷惑をおかけしています。MSNさんのせいばかりではなく、
と反省していますが、今のところ自力では改善できません。ほんとうにすいません!