たまたま、いただいたチケットでコンサートに出かけてきました。
内容は、ピアノと弦の四重奏と、オペラが2つで、
オペラの1つは、モーツアルト・イヤーによせてといこうとでの「フィガロの結婚」でした。
娘が二人ともピアノを習っていたのと、上の娘は中学校以来、吹奏楽部人生を歩んでいることもあり、
それに関係するコンサートにはよく出かけましたが、オペラを聞いたのは今回が初めてです。
しかも、今回は音楽家の団体ということで、本格的な音楽を聞いたという感じがしました。
初めの演奏では、ピアノの音色がこんなに自然に軽く澄みきって響くことに驚きました。
バイオリンとのハーモニーも自然で、流れるような演奏でした。
オペラは、あの高音でうたう歌劇であることは知っていましたが、言葉が日本語ではないので
今一雰囲気だけのところはいなめません。解説の人の言葉をたよりに、推し量りました。
歌舞伎を外人が見たらこんな感じかしらと思いました。
左手に小さい楽団がいて伴奏をするのですが、その指揮者がオーケストラの指揮者並みに
素敵だったことも印象的でした。
気付いたこととして、オペラの歌唱は声というより、人を介した1つの楽器のようにも感じられました。
体格のよい人が多く、体中から声の音色が響き渡っていました。
「フィガロの結婚」では、結婚というものがいつの時代も一大セレモニーで、男も女も結婚は
安定の象徴であるからこそ、ハッピーエンドの到達点であることがよく感じられました。
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冬至やクリスマスが近づくのを感じながら暮らしていたのに、いざその日が来てみると、
それを、半分忘れながら暮らしている自分がいました。今日のオペラは、そんな日々の私への
クリスマス・プレゼントだったかもしれません。
今晩サンタクロースは来るのでしょうか?ええ、まだ健在です。
コンサートのあと、イブの夕暮れの街を歩きましたが、なんだか静かな感じがしました。
1990年に芸術館が出来て、その時の市長が大学講師出身だった縁で、今度音楽評
論で文化勲章をもらった、いま93歳の吉田秀和さんが館長になったんです。
そこで東洋音大の卒業者で全世界で活躍をしている音楽家を集めて、小澤征爾を専任の
指揮者としてオーケストラを作ったんですね。そして文化を発信するということでした。しか
し、東京みたいに多くの人口もあるわけじゃないし、大変な苦労をして今日に至っていると
いう話、そういうことを思い出しました。
セーラさんは音楽会でほんとうによいクリスマスになりましたね。
>マックさん
マックさんの住んでいらっしゃるところには、芸術館があるのですね。質の高いオーケストラを音響のいい場所で聞けていいですね。
それを、伺っただけで、文化の香りが漂ってくる気がします。確かに、収支決算を考えると苦しいものがあるのでしょうけど、
そんな赤字には憧れます。我が街には、とてもよい美術館がありますが、その他はパッとしません。
水戸芸術館で検索してみてください。とても褒めてるコメントもありましたよ。
外観も結構いいと思います。わたしら地元の人間、当時は100億円もかけ
て・・・と批判的であまり利用してないんですね。しかしもったいない話なんで
すけどね。機会があったら是非、偕楽園、千波湖、芸術館というコースで訪れ
てみてはいかがですか。上野から特急で1時間ぐらいでしょうか。(車でも)
こんばんは
セーラさん良いクリスマスを過ごされましたね
私もよくわからないわりにはコンサートに行きます
今年もオペラを招待で当てて浜離宮ホールで聞きましたが楽しかったです
歌詞は舞台の脇に日本語訳が出ますので助かりました
>マックさん
水戸芸術館、とてもこだわりのある芸術性の高そうな建物ですね。
近くには、湖や日本の3大庭園にあげられる偕楽園もあり、行けばとても満足できそうなところのようです。
そのあたりは、私には未開の地なので、是非機会があれば行って見たいと思います。
名所のお近くに住まれて、あまり利用しないというのは、どこも皆おなじのようですね。
京都にいたころ、平安神宮には行ったことが無いという地元の人もいましたから。
>yukikoさん
いい場所で、オペラを聞かれたんですね。しかも日本語訳付きで。
それにしても、ディズニーシーに続きこれも、当てられたのですか?
本当にくじ運がいいのですね。何か秘訣はあるのでしょうか?