いよいよ、夏休みです。
私の所属する団体も、夏休みバージョン。
昨日から、毎年恒例の夏休み洋裁教室に出かけています。
3日間集中して、夏服を縫うのがそもそもの始まりでしたが、この頃は
洋裁に限らず、リフォーム、手芸なども行われます。
今年は、花ふきんを教わりました。
初めは、花ふきんはやらず、縫いかけのものを完成させようと思っていましたが、
あまり、きれいなのでつい始めてしまい、結局1日半を費やして、完成させました。
さらしを二重にした布に、刺し子の糸を配色よく刺していきます。
その糸の交差してできる模様と色の組み合わせが、楽しい手芸で、途中でやめることができませんでした。
また、この糸の交差を眺めていると、
私の祖母が、晩年手まりを作るようになり、私の母と私に教えてくれて、
リリアンの糸を幾重にも重ねて、見事な手まりが出来上がったことを思い出しました。
結婚に際しても、幾つか持ってきて、
祖母が私にお祝いとしてくれた手まりと一緒に、長く飾ってあったのですが、
今は、引っ越し時にダンボールに入れたまま、押し入れか天袋です。
花ふきんの糸の交差を眺めながら、浮かんできた思い出の短歌。
「七重、八重、あやなす糸のはなやぎて、
作る手まりのまろやかにして」
(祖母からのお祝いの歌より)
素敵な花ふきんが出来上がりましたね。
細かい作業なのに、きれいにできてます。
これはふきんというより、敷物として飾っておきたいですね。
おばあさまは手まりを作られたり、歌を詠まれたり、素敵な方ですね。
お祝いの短歌、セーラさんにとって宝物でしょうね。
>はまおとめさん
刺し子の布巾は以前、紺一色のを作ったことがありましたが、
今回のようなカラフルなのは知りませんでした。「花ふきん」として独立したものらしいです。
ちなみに、今回のは「あじさい」の図柄ということです。
確かに、敷物か何かの覆いにして、柄を見せたい感じです。
祖母のことを、想ってくださってありがとうございます!手まりは、針仕事が苦手だった祖母が、
晩年出会って、はまったようです。
私の記憶にある祖母を語ることで、故人も今を生きてくれるかなと、登場させました。