佐渡路② 佐渡歴史伝説館

初めての佐渡旅行は、私の想像とは少し違ったものでしたが、それはそれで楽しいものでした。
 
佐渡の観光マップ、これはまるでテーマパークの地図にも似て、1泊2日で最大限に楽しむために何度も眺めました。
また、お天気がめまぐるしく変化したことも、特別の島であるという印象を強くしました。大佐渡、小佐渡という名称は、山の標高とも関連していて、狭い島は起伏に富み、入り江や湾も多く、海に山に存分に楽しめるところであることを感じながら、今回はシーズンオフということもあり、そちらは眺めるだけに終わりました。
 
さて、求める昼食は、佐和田地区にある噂の回転寿司屋「弁慶」。閑散としたシーズンにもかかわらず、午後2時という時間に10分ほど待たされました。ぼたんえびやアワビ、貝類など私の好みの種も、回転寿司とは思えない新鮮さで美味しくいただきましたたが、わさびが多いのが少々残念でした。
 
その後、佐渡金山へ向かう前に、宿泊するホテル八幡館の場所を確認しようと相川とは反対方向に行ったことがきっかけで、その先の「佐渡歴史伝説館」へ行くことになりました。
 
「佐渡歴史伝説館」は、佐渡に流された歴史に残る3人の人物(順徳天皇、日蓮、世阿弥)の説明や、佐渡民話などを、ロボットじかけの人形で見せてくれます。1つの話が終われば次に場所へ進み、次の話が始まるしかけになっていました。これで、佐渡の歴史と伝説は確かによくわかるようになりました。
 
 
       
 
 
                                             山椒大夫 
 
最後のお土産店では、噂どおりジェンキンスさんがいらっしゃり、名物おせんべいの販売の宣伝塔になっていました。微笑んでいらっしゃってもどこか哀愁が漂って見えたのは私だけかしら?そんなことを思いながらも記念写真を撮り、おせんべいを買ったのですが・・・。
 
       
 
近くの真野御陵をチラッと見たあと、予定していた相川に向かいましたが、向こうの方角には暗雲が垂れ込めていました。案の定、相川に近づくと雲が広がり、到着する頃には、雪が降って来ました。
 
暗い天気と合わせるかのような廃墟のような大きな建造物が見えてきましたが、そこを通過して佐渡奉行所に立ち寄ることになりました。ここも、閑散かつ広々とした場所でしたが、ガイドの人がずーっと説明してくださったおかげで、江戸時代の官公庁のような場所の様子がよくわかりました。位によって、色やつくりの違う部屋のようす、お白州など。
 
                
                            
           相川のここは?                                                 佐渡奉行所
 
 
 
           
 
      お白州                   長い廊下
 
また、金の精錬の気の遠くなるような過程なども説明してくださったので、この上、佐渡金山を敢えて見なくてもいい気分になったほどです。
 
           金鉱石
 
雪は雨に変わってさらに降り出し、この日は一路真野湾を望む、ホテル八幡館に向かいました。
 
 

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