近場といっても、大きな川を越えて、隣の市町村のさらに隣の境を流れる川沿いまで車で行きました。
彼岸花祭りという旗が立てられた、南のスタート地点から小川に沿って歩きはじめました。
初めはまばらで、稲の実りを背景に、ぽつぽつと咲いている感じでした。彼岸花もきれいですが、収穫を待つ黄金色の田んぼもきれいです。
一か所に集まって咲いている彼岸花も印象的です・・・ひと叢生えて、秋日強し・・なんて、短歌の一節が浮かんできました。
どこまで続くのだろう、この辺で引き返そうかと迷いましたが、もう少しだけと足を延ばした先に終点がありました。そこには、ポスターが貼られていて、この距離は3Kmということがわかりました。
時計を見ると、4時45分。日が沈まないうちに戻りましょう。
道端のコスモスは、次は私の季節・・と言いたげ。
復路は、あれだけいた人影もなくなり、さみしい夕暮れです。