6月には珍しい台風の上陸のあとに、また次の台風が接近しつつあり、小雨ぱらつく中、今回耳でお世話になっている病院の受診予約の日なので出かけました。
前回の受診はは3週間以上前で、ほぼ治っていましたが、完全に治るまでということで、今日が予約されていました。その間に、薄く貼っていた絆創膏は剥がれてしまいましたが、もう痕がわかるだけで何ともありません。でもまあ、紹介されて市民病院を受診したのだから、最後の締めをきっちりするべきと思い出かけました。
予約して行くので、今まではほとんど待たされること無く受診できましたが、何と今回は40分も待たされました。待っている間に、色んな思いが巡りました。
病院の待合には、色んな人が来ています。平日の午前中なので、年配の人が多く、車いすの人や高齢のご夫婦、お年寄りでもしっかりとした応対の人など・・・様々な境遇の人がたまたま居合わせる待合室。耳鼻科外来として疑問はありませんが、この市民病院には少々謎があります。
というのは、耳鼻科外来の受付に「耳鼻咽喉科、精神科、心療内科」が一緒になった看板が出ているからです。しかも、向かい側は乳腺外科で、同じ待合です。少し向こうの突き当たりは、産婦人科の受付も見えます。市民病院は改修工事をしたりフロア拡張したりの工事をして以前よりは大きく使いやすくなったようにも思っていましたが、このフロアを見る限り何だかわかりにくいレイアウトのような印象がぬぐえません。
何故、耳鼻科と精神科が一緒になっているのかを聞きたい衝動に、毎回かられるのですが聞けずじまいです。手術の翌日に行った時に1回、精神科のプレイトのある扉の方に呼ばれたことがありましたが、入ってみると中は耳鼻科とつながっていて、先生のデスクの都合だったようです。この時が聞くチャンスだったけれど、その時は私は眩暈もあって、一番余裕の無い時でした。今回その扉には、あらたに耳鼻咽喉科の張り紙がされていて、クレイムをつけた人でもいたのでしょうか?と想像しました。
それはさておき、一番の疑問は、今回最後の締めとばかりに行ったにもかかわらず、傷口は案の定、もう何も貼らなくてもこのままでよいとのことでしたが、何と今日は最終ではなく、もっときれいに治るまで、1ヵ月後にまた予約が入ることになりました。最後の最後まで責任を持って下さってありがたいと思うべきところですが、先生と会話するだけで、お会計690円が発生することに少々抵抗を感じてしまいました。 690円でも年金生活者にとっては貴重です。しかもこれは3割ですから、病院は健保から2300円を受け取るわけです。
1ヵ月後、きれいに治っているのを見せに行くべきか?しかし、きっと行くと思います。一般の医院では、つい最後の締めを省略してしまいますが、市民病院には救急も含め、お世話になるのできっちりとしたお付き合いをしたいからというのが正直な気持で。