花菜ガーデンの花菜スクール、「麦わら細工を体験しよう」に参加しました。
今では、あまり栽培されなくなった大麦、小麦のわらを使って編む、籠作りです。いまではまぼろしとされる”ほたるかご”の編み方で容れ物を作ると言う誘い文句に惹かれ参加しました。
実際に編む前に、講師の先生からの説明がありました。当市の里山地区におすまいで、先生の子どもの頃のお話や、現在のおさなごたちとの交わりなど、味わい深く話されました。今の子どもは自然とのふれあいが少なくなったと言われるが、子どもの何気ない一言にいつも感心させられていると、子どもの発言をいくつか紹介してくださいましたが、私は、そんな一言に感動できるあなたが素晴らしい!、と感じていました。
さて、肝心の麦わら細工の籠の方は、はじめ3本の麦わらを中心で重ね、いちばん後ろの麦わらから上下折り曲げるのを3回。そこから、横へ横へと折り曲げてぐるぐる進んで行けばその折具合で様々な大きさが作り出せ、籠が完成します。いとも、簡単風ですが、簡単なものほど奥が深いものの1つにこれも上げられるかもしれません。世界に1つしかできないような手工芸品というのは、設計図があれば同じものを量産できるようなものとはまるで違っています。
優しい翁の、簡単簡単の言葉と裏腹に、「わからない~」の声があちこちに。その後、巡回教授され無心に編み進むも、みな真剣モード。編み方の基本を聞いて、編み進んでいく世界は未知の世界。たまたま出来上がった形が完成品となりました。
10時~12時まで、あっという間の2時間でした。
とても、気持のよいお天気でしたので、当初は午後ちょっと遠出を考えていましたが、麦わら細工の2時間にかなりエネルギーを使ってしまったようで、この午後はもうあまり予定はいれられない空気が漂い始め、・・・でもせっかくだから、近場の山の中の植物園でお昼をしようということになりました。
目指すは、木村植物園。レストランもあるという・・・確かこの辺という辺りに、なんとか見つかりました。なかなかいい雰囲気。もともと、周りが自然植物園のような場所にありますが、正確にはここは、園芸&エクステリアのお店でした。横には有料ドッグランも。
ランチメニューの、欧風きのこカレーとハーブティーも美味しくいただきました。
花の苗は、木々も含めたくさんありました。ブルーベリーとハーブに心惹かれましたが、今回は見送りました。
そろそろ、この里山も秋景色です。
チラシを見て、どんなものなんだろうと思いました。
3本の麦わらで折り曲げていく・・・
折具合で様々な大きさが・・・
なんか、不思議不思議ですね。
>私は、そんな一言に感動できるあなたが素晴らしい!、と感じていました。
そう感じるセーラさんもすてき!!
木村植物園には何度か行ったことがありますが、レストランもあるのですね。
それは知らなかったです。
いい雰囲気ですね。
麦わら細工、若い頃にやったことのあるチラシの籠の扱い方に似てる気がします。でも、チラシの棒より、麦わらは細く折れやすいので、なかなか忍耐を強いられました。
こむぎさんは、布ぞうりを何足も作ってらしたから、きっと上手に出来ると思います。(私は、布ぞうりはギブアップしました)
すてき!と言ってくださり、ありがとう!最近負のオーラが溜まっていたので、竹取の翁風の先生のピュアーな言葉にジェラシーを感じただけな気もしますが。
木村植物園のレストランは最近できたのかもしれませんね。
正面入り口の向かって左側にあり、店内はちょっとおしゃれですが、外観は軽食の休憩所風です。犬も入っていいので、他のお客さんは犬連れが多かったです。椅子の陰から巨大な犬がヌッと出てきたりしました。