先日の日曜日、孫のお宮参りに出かけました。
娘の家にほどほど近い、少し大きめの神社ですることに決め、現地で待ち合わせました。12月に入ってめっきりと寒くなったので、お宮参りもなかなか厳しいものがあるのではと心配でしたが、当日は冬晴れのお天気で、風もなくちょうど日が射して、とてもぽかぽかと暖かい日和となりました。
娘たちの車が到着して、しばらくして出てきた孫は、白い服を着てまぶしそうな顔つきでした。車の中では寝ていたそうですが、控室ではしっかりと目を開けいいお顔。先の組が2,3組あったものの、すぐに呼ばれて本番になりました。父方の祖母が孫を抱いて、用意した着物を前にかけて着用し、神社の中に入って祈祷を行いました。
終わると、外で写真会です。全員で、親子で、それぞれの祖父母とという具合に・・・。その後、解散。この間の時間は、1時間弱です。この日は、晴れて暖かかったので、本当にラッキーでした。赤ちゃんへの負担は最小限で、思い出に残る印象深い時間を過ごすことができました。
今回、お宮参りをするにあたり用意した着物は、娘が3歳の七五三に着用したものです。うちは、娘が二人だったので、このほかにも7歳の着物もあります。これらは、私の両親がつどつどに孫のためにと買ってくれたものです。これらをまた活用しようと、今回箪笥の中から出してきて用意しました。
20年以上時は過ぎても、鮮やかさは変わりません・・・。見上げの仕付け糸をとり、ベンジンで気になるところを拭き、アイロンで仕上げました。
当日、あちらのお母さまが、「あらきれい!おかあさんが着たものを着られるのは幸せよ」と娘と孫に言ってくれたのでほのぼのとした気持ちになりました。
そういえば、娘たちのお宮参りはどんな風だったかしら・・・?記憶がおぼろげになっていたので、二人のアルバムをそれぞれひっぱりだして見てみました。すると、意外や意外。二人とも里帰り出産で大阪で生まれ、実家近くの神社でお宮参りをしましたが、着物は、長女は私の七五三の着物、次女は新たに買った7歳用の着物でお宮参りをしていました。となると、今回3歳用の着物でお宮参りをしたのは、孫が初めてということがわかりました。
着物に関しては、活用していない私の着物がまだ何点かあり、娘たちも着物人でなかったので、そのまま後生大事にとってあります。着物リサイクルの時代ではありますが、活用してもらえる時が来るかしら~と思っています。
もうお宮参りなのですね。
あっという間のように思うけど、ご家族は1日1日が大事(だいじ)な幸せな時間の日々だったことでしょうね。
今は貸衣装が多いと聞きますが、ほのぼのとした気持ちにさせてもらえる「思い出」のお着物はご家族みなさんに幸せを運んでくれたみたいですね。
女の子っていいな~~~~
お宮参りを調べてみたら、正確には1ヵ月と二日(女の子)に行くのだそうですが、うちの孫の場合1ヵ月半くらいでした。まあ、ちょうどよい時と思ってましたが当日先にやられた方々の赤ちゃんより、なんだか大きく感じました。3ヵ月までは、文字通り日々成長で、1日1日変化しているようです。時間について改めて考えさせられますね。
貸衣装といえば、当日の祈祷申し込みのときに、着物を持っていない場合、貸してもらえるみたいでした。ただということはないと思いますが、神社でその場で貸してもらえるならかなり楽ですよね。男の子の場合だとこれかな~なんて・・・。