今日で2月は終わり、昨日と打って変わり、暖かい春を感じさせる日差しにほっと一息ついています。最終週である今週は、引きかけの風邪をかかえながら毎日出かけていました。
花菜ガーデンに出かけた日も良いお天気で、この日は温室作業。主にカーネーションの芽の剪定をしました。観賞用としては、1つの茎に1つの花を咲かせるのだそうで、横に伸びる枝や芽をとると、大輪の花をつけるそうです。
この日はこのあと、記念日が続く娘の家に行って、スポンジケーキを焼きました。
うってかわり、次の日は親戚の葬儀で東京へ。最近めっきり行かなくなった東京へこんなことでいくことになろうとは・・・。私の伯母のご主人さんで御年97歳。東京都内のお寺で行われました。12年前に一人息子を亡くされてからは、すっかり元気も生気もなくされてしまったと聞いていましたが、3,4年前のという遺影はずいぶん若く見えました。
意味がほとんどわからない読経の中の3万〇〇日という日数が印象に残りました。100年生きると3万6500日くらいになるから、生きた日数のことと思い、長い日々がしばらく頭をかけめぐりました。お元気な頃は幅広くご活躍だったので、お通夜にはたくさんの人が来られたそうですが、葬儀は平日のお昼ということで、ほどほどの人数で静かに終わりました。
長く生きた1人の人にかかわる人が集まり、少しの時間ではあるけれど交わることは、人と人をつなぐ貴重な時間と感じました。親戚の方々も、話をすると名前とお顔が一致して楽しく感じられました。
帰り道は、東京メトロで東京駅を目指し、念願の新しくなった東京駅駅舎を生で見て帰路に着きました。
*引きかけの風邪は、小規模に終わりました。動いて体を暖かくしていたのがかえってよかったかもしれません。