
日曜日の白内障手術は、あっけなく終わりました。
手術前の日々は、穏やかに静かに暮らしたいと、・・・できれば、手術後の日々を考えて、保存食などを作って・・・と思ったこととは、程遠い慌ただしい日々ののち、その日を迎えました。
1週間前から、感染を防ぐ目薬をさしはじめますが、私の場合10日前くらいから、珍しくものもらいの前兆を感じたので、前倒しで早めに開始しました。その目薬を差し始めると、流石にものもらいの前兆はまたたくまに解消されました。
手術前の慌ただしさの極みは、やはり前日土曜日のスケジュールでしょうか。1週間前ににわかに決まり、夫の40年ぶりの友人が家に立ち寄ったこと。自転車を趣味になさっている方なので、駅で待ち合わせるタイプではなかったのです。午後には帰られるし、まあ…と思っていたら、木曜日の夜辺りから、キッチンの排水の調子が悪くなりました。少しずつなら流れるが・・・という状況。金曜日は1日出ずっぱりの用事があったので、どうしたものかと思いましたが、その夕方、4年前に家のリフォームを頼んだところに相談の電話を入れました。折り返しの電話で、土曜の午後に来てもらえることになり、ラッキーながらこの土曜の過密スケジュールが出来上がりました。
結果的には、午前の来客は、多趣味で話題豊富な方で楽しい時間を過ごしました。その人が帰った1時間後、排水洗浄の人が来て、こちらも有意義でした。配管はかなり汚れていて、しかも出口のところが石膏のように固まっていたのですから。それが解消されたので気持ちもすっきりしました。
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翌日の手術の予約時間は、朝8時45分から。30分前に来るようにとのこと。朝5時半に起きて、30分おきに2種類の瞳孔を開く目薬をさします。
この眼科は、日曜日が手術の日で、私がトップバッターです。まず麻酔の目薬を何回かさし、不織布のスモックとキャップを着用します。そして、抗生物質の点滴を左腕にセットし、診療椅子に座ります。その後リクライニングで水平になります。
そこでは、まず消毒の布で目の周囲をきれいに拭き、アルコール液?のようなもので目を洗います。その後、顔全体を覆う不織布の布をかぶり、手術をする目のところを鋏できって開き、固定します。この時点でスタンバイOK。
「気分大丈夫ですか?」と聞かれた後、この椅子ごと移動して、カーテンの向こうの手術室へ。
先生と、もう一人の先生が待っていて、手術開始です。右腕には血圧を測定するためのものをまかれます。大きく見開いた右目から、先生の顔や器具などは全く見えません。明るい光の中に色んな色の光が見えるだけ。いつ始まったかも身体的にはわかりませんが、先生や助手の人が、そのつどリラックスしてくださいね、うまくいってますよ、少し押される感じがありますが我慢してください、など要所要所話しかけてくれるので、不安なく気持ちを保つことができました。確かに、痛みらしい痛みは感じることはありませんでした。しかし、手術中に考えていたことは、やはり簡単なことではなかったなあ、経験しないに越したことはないよ~、パニックになる人はだめだろう、とか考えていました。
「はい、終わりました」の声は、出産のときの「はい、生まれました」に少し似たさわやかさが」ありました。
派手に眼帯を貼られ、この日はこれで帰ることになります。トップバッターの私のあと、次々、15分に1人はやっているのではないでしょうか。流れ作業的な感じです。これからの人が、ちらっと私を見ていました。自分もこうなるのか、と思っているのでしょう。
私は近視なので、メガネをはずしたもう一方もぼやけているので、危なっかしい片目人。家族の送迎で難なく帰りましたが、その日は家に帰って眼帯の上からメガネという異様な姿で、なんとか過ごしました。
翌日の今日は、再び眼科を受診して、眼帯をはずしてもらいました。眩しい光が入ってきて、手術前の全く度が合わないような目から、近くに焦点を合わせた明るい世界が見えてきてホッとしました。
視力が落ち着くまでは、早くて2か月かかるそうです。たしかに、手元40センチがクリアというのは、まだしっかり確立されていない気がします。眼内レンズを入れた水晶体もまだ衝撃に弱い状態で、何より傷口3ミリの感染症予防に気を付けた暮らしをしなくてはなりません。昼は花粉除けのようなプロテクトメガネ、夜は金網のようなメガネをして保護します。
入浴は、3日後。洗髪は3週間禁止です。こういう日々は何をして暮らしたらいいのでしょう。せっかくだから、家の中で、ゆっくりとした時間を過ごそうと思っています。
無事に手術が終わり良かったです。
驚いたのは、こうしてブログにアップされていること。
目を使っても大丈夫なのですね。
目は脳に近い分、考えただけども恐怖感があるのですが、手術の時の器具の音などは気にならなかったですか?
いつ始まりいつ終わったかが言われてわかるというのはいいですね。
無理なさらずにお大事にね。
排水、うちも詰まりました。
まだ一番はじめの排水管だったので、外して「石膏」を取り出しました。
リフォームする前は、床が水浸しになってしまったことがあります。
油のものなどは、極力流さないようにしていますが、どうしたら良いものか。
ありがとうございます!
ご心配をおかけしましたが、なんとか終わりました。
手術前の診察で、手術の後は身体的には注意が必要だけれど
目はどんどん使った方がいいと言われたので、どんどん使うことにしています。今の環境を脳に慣れさせる意味があるのか、1ヵ月が勝負ですよとか言ってましたので、近いところ、遠いところと使って慣らしています。
娘には、使いすぎはダメなんじゃない?といわれていますが^_^;
手術の器具の音?あまり印象にありません。周囲の気配は多少感じるものはありましたが。
排水管の石膏・・・脂分の塊なんですよね。家もリフォーム前にも、同じ場所で石膏状になって詰まったことがありました。油を流していなくても、油脂分を完全にシャットアウトは難しいですね。1週に1度は熱湯を流すといいと言われてましたが、それを実行できるかどうかまだ自信がありません。
白内障の手術だったんですね 無事に終わって良かったです
洗髪は3週間禁止ですか・・・ちょっと想像ができませんが
どうぞ ゆったりと休養してくださいね!
ありがとうございます。
白内障手術、今は簡単にできると聞いていましたが、
そのとおりで、今回ばかりは医学の進歩を感じました。
眼内レンズを入れることから、近視軽減にもなり助かります。
洗髪3週間禁止ですが、目が濡れることがいけないので、
美容院での上向き洗髪OKなので、そちらで対処するつもりです。
ご心配くださり、ありがとうございます(^^)