今年の旅-2日目(諏訪湖の花火大会)

遠路はるばるやってきた高岡ですが、翌日には早や帰路に着きました。

image帰路であると同時に、2日目の旅の始まりです。2日目は、15日がちょうど諏訪湖の大花火大会の日ということで、花火見物を計画しました。正確に言えば、計画したのは夫で、私は旅のお相伴に預かりました。夫が新潟単身赴任の5年間に、新潟3大花火を見物したので、あの感動をもう1度ということです。前もって調べたところによれば、諏訪湖大花火大会は4万発打ち上げられ、50万人の人が集まるそうで当日は、近くの宿屋は早いうちに満杯で、車では大渋滞で駐車場も少ない、ということでした。それで、私たちも諏訪湖花火の最寄駅、上諏訪から5,6駅離れた広丘(塩尻の次の駅)という駅に近いホテルの宿泊をとりました。とにかく、人が押し寄せるそうなので、ホテルになるべく早く着いて花火会場に移動しなくてはと思い、高岡をとんぼ返りのように後にしました(今までは、高岡観光をしたり、親戚の家に立ち寄ったりしていましたが)

富山県を出る前に、1カ所だけ立ち寄ったところがあります。昨年も立ち寄った、源のますのすしミュージアムです。鱒寿しは日持ちしないので買いませんが、昨年買った鱒と、鰤の昆布巻がとても美味しかったので、購入するためです。店内は、昨年と同じにねぶたのような大きな山車が飾られていました。お店の配置は少々リニューアルされていました。

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予定通り、早めにホテルに到着し、電車で上諏訪へ。午後3時くらいにもかかわらず、花火会場付近への人の列があり15分くらい歩いて、有料エリア当日券のところにたどりつきました。そして、エリア内に入ってシートを敷いて場所取りをしました。もう大勢シートが敷かれていて、テントをはって寝ころぶ姿があちこち見られました。屋台もすでに営業していていたので広島焼きを買ってきて、私たちもピクニック気分で遅いお昼にしました。

image用意万端となりましたが、花火のはじまりは午後7時です。まだまだ時間がある上に、花火の帰りは深夜になるかもしれないとなると、夜ご飯も用意しておいた方がよさそうです。そんなわけで、交替でエリアの外に出て買い物や散歩をすることに。私は、一昨年宿泊した(花火大会の日ではなかった)湖岸の宿が近くにあるのでそこまで足をのばし、近くのコンビニでおにぎりなどを買い込みました。有料エリアの外もいたるところシートの人々でいっぱいでした。

シートに戻り、今度こそ用意万端となりました。あと心配なのは、お天気だけです。諏訪湖はこの時点で曇りで一部晴れているところもありましたが、高岡から移動の山道はバケツをひっくりかえしたような雨でした。いつもはきらいなトンネルを今回ばかりは憩いのトンネルと思いながらの半分悪夢にうなされる気分の道中、長野県内は予報通りの曇りでホッとしました。 image

 

image心配しつつも、雨は降らずに7時の開始時間を迎えました。昨年は、雷雨となり諏訪湖花火大会始まって以来の中止になったということで、昨年の分も楽しみましょうとアナウンス。オープニングの花火はなかなか見事でした。思っていたよりも岸の方に上がっている感じに見えましたが、風向きも悪くなく、高くクリアに見えました。いつもの花火大会ではカメラにきれいな花火をおさめようとカメラ越しに花火を観賞することが多かったのですが、今回は実際に見物するのをメインに楽しみました。1つ気付いたことは、花火が下から上がって空でパッと花開くときにドーンという音がするのではなく、少し遅れて音が鳴ることです。今までの花火ではその差を気にしたことはありませんでした。もしかしたら、今回の花火の場所は、少し離れていたのかもしれません。

そんなことを考えながら、1時間が経過して1部が終了するかしないかのころに、雨粒が1滴感じたと思うまもなく、ザーザーぶり雨になってしまいました。雨天を気にしていたので、すばやくシートを片付け用意したカッパと雨傘スタイルに変身しましたが、雨の中でまで見たくない人々の帰る行列にやはり連なることになり、花火会場をあとにしました。上諏訪駅までは人の大行列で、花火の音を背後に聞きながら、徒歩15分のところ1時間以上かけて戻りました。

昨年よりはマシよ・・・という人々の声を聞きながら、やや中途半端な気持ちではあります。私たちは昨年は、今年と同じパターンで、韮崎の武田の里の花火を見ました。それと、今年の花火とで、何となく鄙びた感じの長野県の花火が印象づいてしまいました。やはり、花火は新潟かな・・・。

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今年の旅-2日目(諏訪湖の花火大会)」に2件のコメントがあります

  1. 恒例のお盆行事でしたね。
    雨で大変な目にあっているところもあれば、続く暑さに今日も光化学スモック注意報の出るところもありで、なかなか思い通りにはいかない自然です。

    ここ何年も近くで見ることのない花火ですが、セーラさんのこの記事で思い出したことがあります。

    夫が大阪に赴任していた年の淀川の花火大会。
    引っ越した時にはマンションから淀川が見えて、花火が部屋にいながら見れるねとワクワクしていたのですが、花火大会が開催される少し前に淀川とマンションの間にビルが建ってしまいました。

    なんとも残念な話で、仕方がないので土手まで歩いて行くことに。
    下におりてびっくりしたのは、駅から続く人の列。

    そしてもっと残念だったのは、始まって間も無くの強風と大雨。
    夏は一度だけの赴任期間でしたので、後は見るチャンスもなく今に至っています。
    そんな思い出・・・・

    1. ほんとうに今週は、暑い日々でした。突然の水害に遭われた方々のことを思うと文句はいえませんが。
      来週になると、新学期に向けての集まりがあったり、花菜ガーデンも入れている(サポーターミーティングも行きます)ので、貴重な数日だったのですが、暑かったと言って終わりそうで残念・・・子どもの頃の夏休みと同じです。
      大空に上がる花火を間近に見るには色々な条件をクリアーした上のことで意外と大変なこととあらためて思います。華やかさと儚さの象徴になるわけですね。現代は写真に残せるのがせめてもの慰めかな。記憶の中では大変だったことの方が印象深いのかもしれません。

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