今年の庭レポート

我が家の庭が1年中で一番美しくなる6月が今年も到来しましたが、いつもよりも早く過ぎて行く気がします。

かつて、家の庭の真ん中で一番大きく、他を圧倒する勢いだった月桂樹は、大木化した後、1メートルくらいの切り株状態に剪定した後も、また大きく枝を伸ばしたりしていましたが、その後とうとうアブラムシにとりつかれるようになり、毎年新芽をやられてしまいます。気の毒というか、残念で、こうなるとロリエの葉っぱの収穫は無理となりました。

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image庭全体としては、枇杷とハランが大きくなりすぎていたので、ひとまずハランを引き抜き、範囲を狭めました。枇杷はもう実がついていたので、しばらくおき、十数個の実を収穫した先週に、せり出した太枝1本を剪定しました。枇杷の葉は薬効があるので以前は大事にしていましたが、近頃はもっぱら実の方に関心がいってました。でも、せっかくなので、今回剪定した枝からきれいな葉をとりわけることにしました。どうするかは考え中です。

 

6月に近づき、一番目立ったのは、額アジサイです。数年前から毎年コンスタントに咲くようになりましたが、今年はさらに葉っぱも花も増えて、とうとう定着して繁殖していきそうな勢いになってきました。

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imageそのころにはドクダミ保護区も一面ドクダミが広がっていましたが、一部ユキノシタを優先した辺りが中途半端な感じになり、葉っぱが赤茶けたドクダミも目につくようになってきました。

ドクダミ化粧水の作り増しをしたいと思っていたので、困ったと思いましたが、いつもは目を向けない、額アジサイとヒバの周辺のドクダミはきれいにイキイキしているのを発見し、そちらを採集しました。

 

 

 

 

昨年いち早く葉を茂らせ実をつけて驚いたイチジクは、昨年秋に中心部分の幹だけ位にしてあったこともあり、急に枝を伸ばすこともなく、ほどほどに葉を出して安心していましたが、ふと気づくと、向こうが見えないくらいの密集ぐあいになり、慌てて剪定しました。こちらも、虫にやられているらしく幹が怪しい状態なのに、今のところ元気そのもので、剪定したことで実もあちこちつけて成長しつつあります。

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虫に関しては、先日花菜ガーデンに行ったときに、ガーディナーさんに尋ねたところによれば、カミキリムシにやられているらしいことがわかりました。幹に中に入って植物を枯らしてしまうということなので、対策が必要です。対策としては、幹の穴の開いているところに煙(蚊取り線香など)を入れ、出てきた穴をチェックし、それぞれの穴から薬剤を入れて駆除するそうです。

そうこうしているうちに、クチナシの白い花はいつのまにか咲いて、今は花柄があちこち残るばかりで、しっかり楽しめなかったことを残念に思っています。

 

image今年の庭には、地味ながら、野菜の鉢植えが3つ、いただいたつる植物の鉢が2つ、また昨年挿し木で持ち帰ったぶどう木が直植えで葉を出しています。

6月が終われば夏の饗宴に向けて、どう変化していくのでしょう。熱気と、蚊などの虫の巣窟となるので、毎年あまり庭には近づかなくなりますが、給水システム、なんとか復帰したので水やりだけは気を付けたいと思います。

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