明日は勤労感謝の日で、少し前のことになってしまいましたが、11月3日の文化の日に、ちょっと変わった?お出かけをしました。
夫が、コンサートのペアーチケットが当たったからというので、出かけたのですが・・・。神奈川フィルの演奏で、場所は神奈川県民ホールです。
今年に入ってから、みなとみらいや中華街辺りには何回か出かけているので、その続きのような気分で、ウオーキングも兼ねて目的地を目指しました。
まず、横浜駅で下車し、そごう百貨店2Fからみなとみらいへ行ける陸橋を通って、日産自動車のビルをへて、みなとみらい21区に入りました。そこから歩いて、県民ホールを目指します。ランドマークタワーを目印に、「MARK IS みなとみらい」と横浜美術館の間の道を通過するように進んでいきました。
工事中のところもありますが、ちょっとした喫茶店なども並んでいるので、その1つで昼食をとりました。
元気が出たところで、クイーンズスクエア、コスモワールド、赤レンガ倉庫、象の鼻広場を横目に通過し、山下公園近くの神奈川県民ホールに到着しました。
入り口で、座席の引換券とパンフレットをもらって着席しました。
実は、神奈川フィルのコンサートは余興で、メインは神奈川文化賞・スポーツ賞の贈呈式だったのです。そのあとに、神奈川フィルの祝賀演奏が2曲聞けるということでした。
演奏をメインに考えていた私は、賞の贈呈式は形だけで、演奏がメインのような気分になっていましたが、なかなか・・・。
贈呈式は、なかなか力の入ったものでした。黒岩知事のあいさつに始まり、今年は文化活動部門で、五代路子、養老猛という著名人もいて、ほかにも西洋建築史の研究、装幀家の人など。未来賞では、神奈川フィルの若手指揮者、女流棋士の人などいらっしゃり、スポーツ賞では、東海大学附属相模高校野球部をはじめ、水泳、スケート、レスリング、スノーボードなどで活躍した人びとが受賞されていました。
1人ずつに丁寧に賞状が渡され、その後また1人ずつ丁寧に紹介とインタビューがありました。それが、どれも聞き応えがある話ばかりで、思いがけず、神奈川の文化に貢献している人々のことをたくさん知ることができました。
最後のスノーボードの若い元気な方は、耳の不自由な方で、全体でも始めから終わりまで手話通訳がなされていましたが、その方の前にもずっと手話通訳の方がいらっしゃいました。最後の県議会議長さんのあいさつで、神奈川県では手話を1つの文化として推進していく方針で職員は手話を勉強しているということを伺い、いろいろな立場の人が尊重される姿勢があり希望を感じさせられました。
演奏は、トロンボーン奏者の方が入る曲目と、もう1つメンデルスゾーンの交響曲とでたっぷり生演奏が聞かれました。パンフレットに曲の紹介がありましたが、それをしっかり目にとめていなかったので、ずっとこの曲は一体?と思いつつ聞いていたのが残念でした。眠ることなく聞かれたので、いい演奏だったかもしれません。
すっかり暗くなった帰路は、近くの駅からと思っていましたが、夫によるとその日は、中華街がイルミネーションできれいということでしたので、中華街を横切り、JR関内から帰りました。
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