8月後半は、台風がいくつも日本列島をおそい、9月に入ってからも今度は、九州の方に向かう台風があります。台風の予想ができるようになっていても、その時が来るまで、どの程度の被害になるかがわからず、今回もあっという間に事態が進んで被害を防ぐことができなかったことが報じられていて、無力さを思わずにはにはいられません。
9月は、防災月といわれますが、うちの自治会では一足早く、先週防災訓練が行われました。一応、全戸が対象ですが、実質その年の当番(組長)が主に参加します。うちの組は6件であり、そのうち1件はご高齢なので、5年に1回は当番が回ってきます。5年前に参加したのが、ついこの前のようですが、今回も朝、8時40分に家を出るところから参加しました。
1、近くの公園に集合(災害の時にもまずココなのでしょう)あらかじめ配布されているヘルメットとホイッスルを持って。
2、点呼ののち、並んで避難場所の小学校まで移動。
3、小学校の広場で、3つに分かれて防災の指導があり、どれも役立つことでした。
①消火器の説明、使い方訓練・・・消火器は、5kg位あり重い。人の背丈の炎を消すことができる。連続15秒しか使えず、1回レバーをつかむと出続けるものと、止めたりできるものと2種類ある。使い方は、安全ピンをはずし、ホースをのばしてレバーをにぎるだけ。5mくらい離れて、炎の根元にホースをへびのようにゆらしながら注ぐ。
今回は消火器の中身を水に変えて、順に全員体験しました。「火事だ!119番お願いします」と叫んでから、行います。咄嗟になると119が出てこなかったりするそうです。
消火器は、1個あるとよいが、1万円弱の価格なので、手軽なスプレータイプ千円くらいのものもあるということでした。また、公道には、何メートルおきかに消火器が設置してあるので確認するといいということでした。
②次に、防災ボランティア団体による指導・・・今回は、段ボールトイレの作り方、バスタオルを利用した防災頭巾の紹介、三角巾を使った怪我の手当ての仕方。どれも、アイデアがすばらしいと感心しました。三角巾は前回も講習受けましたが、今回でようやく印象付けられました。
③起震車体験・・・震度7を体験するということでしたが、立っていられないということがよくわかりました。机の脚につかまって体を維持するのがやっとでした。
今回は、いろいろ勉強にも、刺激にもなったので、この記憶のあるうちに、防災品の備え、点検ができればと思っています。