箱根は日本有数の観光地ですが、うちの家はその観光地に割と近いのがラッキーであり、うれしく思うところです。
大概夫の運転で出かけることが多いですが、今回は珍しく電車で行くことになりました。それというのも、目的が箱根登山電車、今の時期は通称「あじさい電車」に乗ってあじさいを鑑賞することだったので。10時に家を出発しました。
箱根湯本までは電車で何回か来たことがありましたが、そこから先の電車には乗ったことがあるかもしれませんがあまり記憶には残っていません。あじさいの頃に乗るのは初めてです。
箱根湯本の乗り換えで慌てて乗った電車は一番後ろの車両。全部で3両で、坂を上る電車なのでゆっくり走るものの、車両間移動はできません。
アナウンスによると、この珍しい山を登る登山電車は100年も前にできたもので、終点の強羅まで13km、その間トンネルもたくさんあり、合計2kmにもなるということです。電車が1台通るだけのトンネルですが、100年前の技術のまま戦災にも耐え今に至っているそうです。また、山では方向を変えるのがむつかしいので、3か所でスイッチバックを行って登って行くのだそうです。
なので、一番後ろの車両は、2回先頭車両に変わりました。
終点の強羅駅からはケーブルが出ていてさらに上へ上っていけますが、今回はお昼をいただき強羅駅周辺を散策して戻ることにしました。強羅公園に数年前に来たばかりでしたので、その周辺を歩きましたが、急坂、横の道は平、というような地形で登って下って戻ったという感じです。
帰りの電車は、先頭車両の一番前座席に座れ、あじさいの様子もわかっていたので、ゆっくり堪能して戻ることができました。
買物もして家到着は17時、明るいうちに帰り着きました。