いつか行きたいと夫がいう秩父夜祭に、今回行って来ました。
秩父夜祭は、秩父神社の例大祭で毎年、12月2,3,4日と日を定めて行っています。日本三大曳山祭に数えられていて、2016年12月1日には、ユネスコの無形文化遺産としても登録されています。・・・今回行くことになるまで、全く知らなかったことですが。
祭りの一番のクライマックスは、12月3日の夜ということで、各旅行社でもツアーがくまれていますが、私たちが今回利用したのは、日帰り見学、食事なしのコース。昼に出発し、現地に14時半に到着し、20時半まで自由行動、戻るというものです。
前日の2日は、激しい雨が降る荒天でしたが、3日は嘘のように晴れ上がり、夜は極寒となるという場所がさほど寒くなく天候に恵まれました。

バスを降り、祭り会場のメインルートを歩いていくと、早くも1台の屋台に出会いました。屋台というのは、一般に言う山車のことです。秩父祭りでは4台の屋台と2つの笠鉾の計6台が動きます。まず、それらを見てまわりました。
左から、本町屋台、上から宮地屋台、中町屋台、上町屋台。
もう1が下郷笠鉾ですが、これは日没後となり、神社前の公園で見つけました。

6台の屋台、笠鉾は、それぞれの場所から秩父神社に集結して、時間をかけて御旅所である市役所前の秩父公園まで進んでいきます。
こちらに到着は21時から22時で、その手前のだんご坂を上るところが一番のクライマックスのようですが、私たちのツアーは20時半に帰路に就くので、19時頃に6台が通過する本町交差点で、方向転換(ギリ回し)を観覧しました。
19時半を過ぎるころから、花火が上がりいよいよクライマックスへと盛り上がりますが、その半ばで帰路に着きました。しかし、有効に見て回れて日をまたぐことなく戻れたので、大変満足しています。
今回の旅行社は小さなところですが、バスの車庫が家から徒歩10分のところであったので、利用しました。添乗員さんは、きめ細かく説明してくださり、バスも最新式で、携帯充電もできるもので助かりました。小規模で行くと思っていたら、なんと2台、65人の参加だったということです。家に近いこともあり今後も注目しています。