東京オリンピック終わる

2回目の東京オリンピックが終わりました

この17日間は、印象深い日々でした。57年前にくらべて映像技術が格段に違うこともあり、無観客開催とはいえ、家で見る分には十分すぎるぐらいですし、また全世界の人が共通に見る映像なので世界は1つであるという思いも感じられました。

開会式の前にNHKで2019年の大河ドラマ『いだてん』総集編がやっていて録画したのを翌日見ました。当時視聴率が低く色々言われていたようでしたが、1964年以前のオリンピックの歩みが世界情勢と重ねてよくわかりましたし、人々の熱意も時代を超えて共通するものを感じることができました。落語の小噺の語りに合わせ、秀逸な描き方と今更ながら思いました。中村勘九郎が地下足袋で東京聖火ランナーの最終走者なのもここで納得した次第。

8/3には検診の予約があり、東京入り。いつも通り東京メトロに乗り換え最寄り駅で降りましたが、平日の車内、混雑はなく、外国人の姿もなく、病院周辺も全くオリンピックを感じさせるものがなかったのがかえって印象に残りました。余談ながら、この日、私は33年ぶりに東京在住の知人に会うことができました。特筆事項です。

さてオリンピックの話では、競技種目がたくさんあるのが印象に残りました。そのたくさんの種目に開催国日本の選手が必ずいて、しかもどれも活躍していたという印象です。しかし、その明るい映像と並行して、毎日のようにコロナの感染拡大が伝えられるという状況。正直ハラハラしましたが、パンデミックの中の世界の大イベント、中止となっていたら、アスリートの皆さんの努力は空しいものとなり、こちらに発信されることもなかったことを思うと、無事に日程を終えることができ良かったなという思いです。

そして、閉会式。今回は、スカパラ演奏が始まってから30分ほどは、入浴タイムで抜けましたが、あとは最後まで視聴しました。。やはり、光の五輪は映像として素晴らしいと感じました。木の服をまとった、ダンサーの踊りは木の精と思うならば感じるものはありました。盆踊り披露や、日本の夏を感じさせる静かな映像、宮沢賢治の「星めぐりの歌」で静かに聖火が消えるのを見届け、最後のARIGATOUの演出。

コロナ禍の日々の、ひとときのオアシスの時間でした。

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