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チャリティーコンサート

毎年12月26日に行われる、青少年のためのチャリティーコンサートに
今年も行ってきました。
 
毎年、同じパターンで行われますが、演奏は超1流に思います。
途中20分の休憩をはさみ、2時間位。
 
ピアノと、チェロと、ビオラとバイオリン、それにソプラノ歌手の総勢5人が、
組み合わせ色々に、演奏を繰り広げます。
 
場所も毎年、川辺に立つホテル併設のチャペルのこじんまりとした会場。
ステンドグラスの窓と、パイプオルガンのある舞台が雰囲気をあげてくれます。
 
     
 
プログラムもよく考えられていて、よく知っている曲目を間みつつ、
本物をすべて、コンパクトに味わうことができます。
オペラの1場面や、ミニオーケストラ仕立てで、1楽章、4楽章を聞かせてくれたりと。
 
ピアノを演奏する方が、司会をとっておられ(男性)、今回は、「乙女の祈り」を
弾いて下さいました。娘たちもよく弾いていた楽曲でもあり、聞きなれた曲をじっくり聞くのも
いいものと思いました。
 
小中学生が親子で音楽を聴きにくる光景には、ホッとさせられるものがあります。
生で近くで聞く本物の音楽は、きっと子どもの心に良い感性を育ててくれるのではと思いました。
 
コンサートが終わり、外に出ると、今年はまだ黄昏どきで、遠く富士山のきれいなシルエット、
ホテルのイルミネーションも新しくなったかしら?
 
     
 
          
 
このコンサートを聞くと、ようやく今年も大詰めと言う気分になります。
大寒波が押し寄せて、日本海側からは吹雪の便り、冬本番の年の瀬です。
 
 
 
 

ミュージックボール

        
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これは、ミュージックボールというもので、手で振るととても優しい音色が流れてきます。
先日、学生時代の友人の集まりで、手に入れたものです。
 
このボールの内側は、アルパカという合金で出来ていて、1個1個チューニングされて作られているのだそうです。
『やさしい音色を聞くことによって、聞く人の心身のストレスを低減したり、脳波をアルファ波やシーター波に導くなど優れた効果があるとも言われている』そうです。
 
確かに、微妙な不思議な音色です。どこかで聞いたことのあるような、初めて聞くような・・・。
 
今回、このミュージックボールは、5月に亡くなった友人を偲んで、もたらされました。彼女がよく、ペンダントにしていてときどき鳴らしては聞いていたということで、思い出の品として、購入することにしたのです。
その彼女は、輸入雑貨のお店を切り盛りして、海外のいわれのある品々を自ら現地に出かけて購入もされていました。
こんなに早く夭逝するという運命には全く合致せず、未だにどこかで笑みを浮かべている気がします。
 
このやさしい音色のボール、説明書きを読んでいたら、2つのキーワードがありました。
これは、ヨーロッパ ケルト民族に由来するもの、そして、この音がオルゴールへと発展していったのだそうです。
 
このミュージックボール、どのように活用しましょうか。
当分は、透明ポーチに入れて、目につくところに置き、時々その音色を聞くことにしようと思っています。
 
 

三鷹の森巡り

今日は前からの予定で、三鷹方面に出かけました。
朝9時半に、JR三鷹駅に集合して、まず「三鷹の森ジブリ美術館」に向かいました。
初めの予定では、駅から出ているコミュニティーバスに乗る予定にでしたが、予想外に涼しかったので、
歩いて行くことになりました。
 
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15分くらい、洒落た標識に沿って行き、程なく到着。
 
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チケット売り場のトトロをカメラに収めましたが、実際のチケットは、ローソンで
あらかじめ日時指定で買います。
23日10時入場のチケットを持って、並んで入館しました。
 
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入口には、「ジブリ美術館は物語の入口です。物語の主人公になるには、カメラを向けるのではなく、この空間をご自分の目で見て、体で感じてください。そして、思い出は心の中に大切にしまって持ち帰ってほしい、これが私たちの願です」と書かれているので、カメラはここまでに。
しかし、館外ではあちこち記念撮影の風景が見られました。
 
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  シアター紹介コーナーでは、「崖の上のポニョ」がテーマソングと共に、さわりだけ上映されていました。
そして、その前で小さな子ども達が、一緒にポーニョ、ポニョポニョ~♪と大きな声で歌っていました。
この光景こそ、宮崎監督の願ったことでしょうね。
  全体としては、アニメのできるまでの様子がよくわかり、宮崎アニメミュージアムと言う感じでした。
 
お昼には、ここをあとにして、もう1つのミュージアム「山本有三記念館」に立ち寄りました。
代表作の「路傍の石」を執筆するためのお住まいだったところで、洋風建築の中に数寄屋造り、書院造などの和を
取り入れた興味深いお住まいでした。
 
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あとは、井の頭公園を少し散策し、吉祥寺駅で解散しました。
吉祥寺駅前の商店街で、ちょっと有名な最中があるということで、買って帰りました。
 
三鷹の森、もっと森かと思っていましたが、駅にほど近いすっきりとした好感のもてる街でした。
 
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真夏の同窓会

昨日はお盆明けすぐの、ミニ同窓会に出かけました。
高校同学年関東在住(関西の高校なので)の女子だけで、ランチでおしゃべりしましょうというお誘いに、
出かけました。5月に集まったばかりでしたが、東京に夏だけ戻っている○○さんを囲んでという名目で。
 
場所は、日比谷シャンテの地下2階、「柿安三尺三寸箸」という少し知られているレストラン。
有楽町駅から5分ということで、あらかじめ場所を頭に入れて行きましたが、
やや低め、かなり近づかなければ見えないビルで、シネマ館などもあり戸惑い、結局20分くらい同じあたりを迷った挙句たどりつくことができました。
 
集まったのは、メインの人含めていつもの常連など6人と少なめでしたが、1時間半のブッフェランチを楽しくいただくことができました。今回高校以来初めて会う人も1人いて、また、長い変遷を聞き合いました。
 
ブッフェランチについては、1800円という値段を考えれば妥当な品数、内容でしょうか。
ご飯、うどん、パスタ、スープ、家庭料理風おかず各種、サラダに、飲み物は、コーヒー、紅茶、冷たい煎茶にプーアル茶。デザートも寒天、ぜりー、わらびもち、シュークリーム、おまんじゅう、おはぎ、ヨーグルトと豊富でした。
 
お皿に入れたものは、残さないようにと言われ、食べられるか心配しながらもゆっくり、たっぷりいただくことができました。時間を区切ったバイキングというのは、必要以上に食べ過ぎたり、内容が薄っぺらくて今一だったりする場合が多いですが、そんなこともなくいい印象でした。
 
同窓会での話題は、たいがい昔話を中心に、懐かしみ楽しみます。
個人の今の活動についても一通りは聞き合うも、それ以上には発展しにくく、夫や子どもの話へと進んでそちらの方が、多少脚色しながらはずんでいるように思います。
何がということもないですが、2店目、ホテル地下のカフェレストランのアールグレイを味わいながら、どこか冷めた私でした。
 

2階のベランダに出てみたら、月桂樹にセミ。
 
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しばらく咲かなかったヘブンリーブルーが、久々の青を披露してくれていました。  
 
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北京五輪開会式

昨日、お盆のお墓参りは、順調に終わりました。
本家と同じお寺に父のお墓を設けて以来、母は毎月和歌山までお墓参りに行っていますが、
私は、遠方ということもあり、夏と命日の2月に、母に同行して参ることにしています。
いつもと変わりないお墓参りでしたが、お寺が新しく建て代わってきれいになっていました。
 
行事を終えて、家に帰り着き、夕飯を終えると、あとはゆっくりとした時間です。
実家は、テレビ好きの父好みに、テレビ視聴が重んじられた配置。
ゆっくりソファーに座り、9時からの北京五輪の開会式を観ることにしました。
 
今の私の生活では、ゆっくりオリンピックの開会式を観ることはまずなかったと思いますが、
おもいがけず、8月8日が開会式だったので、観ることができました。
 
途中、お風呂タイムで30分ぬけましたが、あとは1時30分まで、延々4時間半、生放送の世紀の祭典を楽しみました。
こんな風にオリンピックの開会式に注目したのは、東京五輪以来でしょうか。
 
開会の花火のあと、紙の発明、毛筆、孔子の教え、活版印刷、鳩のマスゲーム、大挙拳、天女、宇宙開発などが披露され、演じる人々の爽やかな笑顔の演出が希望を感じさせていました。
 
204ヵ国の参加。入場は、中国表記の国名の1字目の画数の少ない国順というのは面白かったです。
日本は、「日本」で23番目。アメリカは、「美国」で後ろの方でした。
 
オリンピック旗の入場あたりで、もうやめておこうかとも思いましたが、
もうひと頑張りして、聖火入場を見届けて就寝しました。
 
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オリンピックは、いつも政治に利用されていると言われながら、人々にに大きな夢、目標を与えてくれています。
「1つの世界 1つの夢」は、悪くない言葉です。
 
今年の夏の帰省は、北京五輪に出会えた夏といえそうです。
 

二日間のお出かけ

梅雨が明けて、安定した日差しの毎日が続きます。
昨日と一昨日は、それぞれ予定があり、電車に乗って出かけました。
 

恵比寿でお茶
 
一昨日は、またホリデーパスを使ってのお出かけです。
スタートが早かったこともあり、用事を終えたあと、この頃ワンパターンの寄り道に。
 
今回は、ちょっと変わった紅茶の入れ方をするお店が、恵比寿にあるということで、
品川から恵比寿に向かいました。
 
恵比寿はガーデンプレイス方面もすてきですが、今回は反対側。
駅ビルのエスカレータを3階から一気に下り、
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えびす像を横目に見て、
  恵比寿駅前商店街の方へ歩いて行きますとそのお店がありました。
 
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 迷った挙句、シナモンチャイとかいうのを注文しました。
 
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  他に、ラテや、エスプレッソと名のつくメニューが並び、ミルクティーが主流のお店だと後で気づきました。
 多分、茶葉を濃く抽出するからミルクティーに向いているのでしょう。しかし、私はストレートでさっぱり飲むのが好きな方なので、ちょっと、期待はずれでした。  
 

建物探訪
 
昨日のお出かけは、同窓の友人たちとの定例おしゃべり会。
今回は、建て替え新築して1年というお宅にお邪魔しました。
邸内を全部見せてくださり、以前テレビでやっていた建物探訪のような、気分でした。
 
北玄関だから、採光に工夫を凝らしたというそのお宅は、坪庭や吹き抜け、大きな窓などがあり、全室明るく
すっきりとしたお住まいでした。
 
カウンターキッチンのあるLDで、手料理をいただく時間は静かな貸切レストランのよう。
時間のたつのも忘れ話し込み、最後は学生時代の回想に大いに盛り上がりました。月日の経つのは早いということで・・・。
 
あたりは、「耳をすませば」の舞台にもなった、緑多い丘陵地。

このすてきなお宅は、意欲的な設計士さんによるもので、コンクール2位をとった建物だそうです。なるほどと納得しました。

さらに、ここに住む彼女の要所を押さえた住まい方が、居心地の良さを醸し出しているにちがいないと感じ、見習いたい気分に。
 

 
暑い日のお出かけは、それぞれに良い時間でしたが、
今日は、どこにも出かけず、静かな時間を過ごそうと思います。
 
 
 
 

雨上がり

ようやく雨が上がった今日は、久しぶりにぬけるような青空と、眩しいお日様が照らす1日でした。
娘曰く、「晴れすぎじゃない?」というくらいに、家の中にも朝から燦々と日差しが差し込んでいました。
 
今日は、田舎コースで3箇所の約束や、集まりに出かけました。
たっぷり降ったあとの晴れだからでしょうか、空はいつもにくらべきれいで、こんな日は、山がきれいでは?との
期待どおり、素敵な姿を見せていました。

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 富士山は、かろうじて頭だけですが、
                雪のあまりかぶっていない姿が見られました。
 
 
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一番最後の集まりに、先週焼いたケーキのうちの1本を、お土産に持って行きましたが、
初めのところでケーキやジャムのお土産をいただき、次の集まりではゼリーやクレープを御馳走になり、和菓子を3個購入しました。
 
色んなものの循環、交際とでもいいましょうか、この楽しさを感じました。
自分のためにでは、エンジンのかからない1日も、人との交わりで、力が湧いてくるのを感じます。

小旅行のような

梅雨の晴れ間が続いています。
 
昨日は、予定があり、片道2時間半をかけて、出かけました。
時間のロスのないように、ハイパーダイヤで乗る電車の時間をしっかり調べて、
車内で読むための本も用意して。
土日であれば、ホリデイパスを使えば、かなりお得感のある距離ですが、残念平日。
しかし、東京フリーを使えば250円安くいけるので、今回はSuicaはしまっておきました。
 
家から駅まで自転車を走らせるときは、曇り空でしたが、晴れてくるという予報を信じて家を出ました。
この予報は、よく当たっていて、信号待ちに何度も引っかかっているうちに、駅手前で、早お日様が出てきました。
お日様が出てくると、今度は、なんと暑い日差しでしょう!しまった、晴雨兼用傘を持ってくるんだった
と激しく後悔しました。
 
でも、駅につけばあとは乗り物、と気を取り直して駅前に。
いつものように、お店街の前に駐輪しようと思って、時計を見ると、まだ9時半でした。
10時開店しないうちに駐輪すると撤去されるんだったと思い出して、少し離れた場所へ。
 
その後は、順調に電車の旅で、ケイタイをのぞいたり、持参の本を読んだり、景色を眺めたり、眠ったりと
有意義?な時間を過ごしました。
東へ行ったからか、お天気の方は、だんだん曇ってきて、東京を過ぎ、千葉駅あたりでは、
どんよりしていましたが、それから15分、目的地に着いたときは、お天気が追いついたようで、
灼熱の太陽が照り始めていました。といっても、風は、まだ爽やかなのが、梅雨の晴れ間のいいところです。
 
この小旅行のようなお出かけでの滞在時間は、2時間半で、再び戻ってきました。
初めて降り立った駅ですが、開発された、小奇麗な町です。
夫の母のホームが変わって、初めての訪問です。兄嫁さんとは、2年振りぐらいの再開。
またこれから、何回か来ることになる場所との出会いでした。
 
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演奏会の帰りに

この演奏会に出かけるのは、3回目。今回もなかなか楽しく聴けました。
ここへ行く道中の道に、昨年はヤマボウシが満開に咲いていましたが、今年はピークを過ぎて
少し汚れた感じになっていました。今年は季節の進行が少し早いのか・・・?
 
昨年、見つけた鯉の泳いでいる川を
    今回は、もう少しじっくり見てみたくなり、この川沿いに出る道を探して回り道で帰りました。
 
この川は、なかなか整備された小奇麗な川なのに、木々が鬱蒼と茂り、
           川には沢山の鯉が泳いでいて、中には色のついたのも泳いでいました。
 
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川の名前は、どうやら「いたち川」と言う名前のようです。
  いたちの字がどうも当て字のように思うのですが・・・、面白い川です。
 
 
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中ほどに、石のいたちの親子もいました。  IMG_3751
 
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        なかなか、気持ちのよい遊歩道で、回り道をしてよかったと思いました。
 

誘われて

昨日に続いての五月晴れ。日中温度は上がっても、爽やかな5月の風が心地よい日でした。
 今日は、特に予定はなく家でまとめ物などをする予定でしたが、誘われて東京に繰り出しました。
 
行き先は、東京庭園美術館。「オールドノリタケと懐かしの洋食器」展を見に行きました。
初めて行くところで、展示内容も全く予備知識なしでしたが、想像以上に、素晴らしい刺激を受けることができました。
五月晴れに誘われて、遠出をして良かったと思います。
 
      東京庭園美術館2008 004   東京庭園美術館2008 013
 
良かったその1は、まずこの東京庭園美術館が、迎賓館、旧朝香宮邸で、都の重要文化財であるだけあって、
アール・デコ様式の建物と庭園がマッチした素晴らしい場所であったことです。
 
       東京庭園美術館2008 007 
 
                         東京庭園美術館2008 025
 
 
そして、その2として、今回の展示がまた、この場所に相応しい日本における洋食器の歴史を展示したもので
断片的な知識が、繋がって洋食器への憧れにも似た思いが増した気がします。
オールドノリタケというのは、20世紀初めの頃海外に輸出した食器を、買い戻したもののことを言うのだそうです。
 
        東京庭園美術館2008 014  東京庭園美術館2008 042
 
その3は、五月晴れに生える青葉の庭園でしょうか。桜やもみじも皆グリーンでしたが、やわらかな感じの庭園でした。
 
   
 東京庭園美術館2008 022  東京庭園美術館2008 033 
 
          
                   東京庭園美術館2008 046
 
この場所を出て、3時とまだ陽は高かったので、ティータイムのために足をのばした東京タワーの麓の近くの、
東京プリンスレストランのケーキセット。
 
      東京庭園美術館2008 061   東京庭園美術館2008 063
 
   とてもよいひと時が過ごせました。
 
余談ですが、あのイギリスの食器メーカー「ウェッジウッド」。これは人名だったようです。
ウェッジウッドといえば、ピーターラビットの食器で親しんできました。
 
明治6年の教育錦絵「幼童家庭の教育を助くる為に」という本に、
「空地烏徳(ウェッジウッド)は、子どもの頃に病弱だったが返って、大人物になった。病気が彼を成長させたといえる」と
いうような意味の書かれた絵本が片隅に展示されていました。