カテゴリー別アーカイブ: 手芸、手作り

夏の工芸作品1-牛乳パックの椅子

牛乳パックで作る椅子、正座椅子などを今までに何回か作ったことがありますが、昨年この牛乳パックの椅子の頑丈版を教えてもらいました。

従来のは、牛乳パックを三角形のピースにして24本を六角形に組み合わせて作りますが、頑丈版は各ピースにさらに筋交いのように補助牛乳パックを詰め込み、作ります。なので、牛乳パックは倍の48本分必要です。

imageまず牛乳パックをためるところから始め、半分ぐらいたまった頃から少しずつピースを作り始め、先月初めごろ一気に作り上げました。

外側をダンボールで覆い、中の完成です。

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imageここにキルティングの布のカバーをかぶせて出来上がりです。側面の継ぎ目を隠す位置に、持ち手のベルト布を縦にあしらってあるのが、デザインとしても機能としてもグッドのスツールです。

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早速、孫のYちゃんに届けたところ、気に入って座ってくれているということでした。

 

「牛乳パックは、大人では座るのがちょっと心配」ということは、これに関しては絶対ないといえる頑丈ぶりです。なので、今度は実家の母の仏壇前椅子として作ることを計画中です。

 

ハイチェアーと甚平ーその後

マゴパワーを発揮してとりかかった2つのもの、どうにか完成にこぎつけました。

imageハイチェアーは、30年前のものの再生で、座面張替が主な作業です。タッカーという打ち込み式ホッチキスをどうするか考えていたら、ブログを読んだこむぎさんが貸してくだり、素人作りではありますが、無事張り替えることができました。

布は1年前、北欧フェアーでたまたま買った50センチ(1,000円)の布が、厚さといい柄といい大きさ的にもちょうど生かせることができました。クッションに使うウレタンだけは改めて購入し、すっきりしたハイチェアーに再生しました。

 

 

 

甚平の方は、補正を加えた型紙を、110センチ幅70センチくらいの布に工夫して置き、裁断しました。自己流なので、途中何カ所か行きつ戻りつしながら、何とか失敗作にならずに完成できました。

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暑さが厳しくなる前に完成できてホッとしています。ハイチェアーは、家に遊びに来た時に使ってもらいますが、3歳以上用なのでしばらくは、監督のもとでの使用です。 甚平は似合っていたら七夕に着ていってもらう予定です。

マゴマゴパワー

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6月になった・・・と思ったらあれよあれよという間に、月半ばになってしまっていました。

梅雨の宣言後、晴れの日が続いていましたが、台風の接近で関東地方ではここ数日は梅雨らしい日々が続きそうです。

家に引きこもっていた期間、娘と孫が毎週訪ねてきてくれたので、孫の目覚ましい成長ぶりを目の当たりにする機会が増えました。

孫のYちゃんは、育児書の目安通りにだいたい発達するタイプのようで、なかなか安心な赤ちゃんです。Yちゃんの母親である私の娘のときは、寝返りが嫌いでお座りが大好きでしたが、Yちゃんは娘の特訓もあり、この頃では寝返りでゴロゴロ、ずって這うこともやりだしたそうです。1ヵ月前訪問のときには、手をたたきましょう~♪で、パチパチ、先日はプレゼントの絵を手に持ってじっと見つめこちらを見てにっこり。

先日の電話では、ウーウー、アーアーと何か賑やかにしゃべっている風。なんと早い・・・と思ったのですが、7カ月に入るとマンマンなどと言い始めるそうなので、これも手引書どおりでした。

IMG_1665[1]しっかりとお座りできる日も近いとみて、最近とりかかったのが、ハイチェアーの再生です。娘たちが使ったものを物置にとっておいたものですが、座面が劣化して、そのままでは使えません。

よく見みると、裏にねじがあり、それを外すと座面がはずれました。そして古い布とクッション部を引きはがして、あとは材料を用意して新しいものに取り換えます。ウレタンは購入。布はちょうどいいのが家にありました。タッカーという道具が無いので、今そこを思案中です。

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もうすぐ夏ということで、ベビー服売り場では、甚平が並んでいました。とりあえず1着購入。

これなら家で作れそうと思い、製品からおよその型紙をつくってみました。これも、布はありますので、裁断して縫うのみ。マゴマゴパワーを出して完成させるのが今の楽しみです。

刺繍

刺繍を習っている友人から刺繍展へお誘いの葉書をいただいたので、出かけて来ました。ちょうど私が行った時に、友人も偶然いらしたので、色々と解説を伺いながら見ることができました。

     

○○刺繍というのにこだわり無く、色んな刺繍の技法を凝らして作品を仕上げていることを伺いました。作品は、風景あり、童話の一場面あり、立体作品や、共同作品など、どれも見応えのあるものでした。額に入った作品は、もはや絵画ではないかと思うくらいです。立派な芸術作品でした。

その昔、若い頃、戸塚刺繍を3年くらい習っていたことがあり、ひと針ひと針、色のグラデーション等も表わせる刺繍に魅了されていましたが、結婚とともに中断されました。その後、時間ができても刺繍を再び趣味にすることはありませんでしたが、刺繍が好きな気持ちは変わっていません。

体験コーナーは、今回はちょっと関心を持って躊躇していたら、「やれば!」と一声かけられたのでやってみることにしました。

マグネットの柄を刺繍する小品です。こんな風にと見せられたのと同じ感じの色違いに刺したつもりでしたが、できた私の作品は、かなり大ぶりな元気な図柄になってしまいました。これって、やはり性格が出るのでしょうか。

 

 

 

物持ちがいいので、昔々の刺しゅう糸は、色とりどりにかなり沢山持っています。偶然にも、いま私はそれを生かす作品作りを始めています。12×12の布を80枚パッチワークでつなぎ、1つ1つのマスに動物の図柄を刺繍糸でキルティングしています。赤ちゃんのおくるみを作っていて、今ちょうど半ば位。 かわいいといえばかわいく出来ているのですが、やはり色合いが大胆だったかな?と気になり始めています。おくるみでなく、敷き物にでも使ってもらおうかしら?

隙間風を防ぐミニ屏風

今年も寒い季節真っただ中となりました。

日本家屋の一軒家の寒さを身にしみて感じてから、○十年。リフォーム時に断熱材やら寒さ対策で、何とか中位に暖かい家にはなりましたが、窓際のカーテンと床の1㎝の隙間から、冷たい風がサーッと吹き込んでくるのを何とかしなくてはと以前から考えていました。

巷の売場では、窓断熱のクッション材の様なものも売ってはいますが、私には1つ計画がありました。

それは、寒さをさえぎる屏風のようなもの。普段は、折りたたんでおいて、寒さを感じたらさっと取り出し、カーテンの前に立てて隙間風をシャットアウト。そんな屏風を手作りで作りたいと思っていました。

構想はあるものの中々材料などの計画が立たなかったのですが、ミカン箱を解体していて思いつきました。以下が、製作過程です。

1、材料

  ミカン箱の段ボールから、長方形6枚用意する。また、屏風の柄になるカレンダーなどを用意(裏と表2枚)、障子紙、のり、白の布ガムテープ

   

2、6枚の段ボールに障子紙を糊で貼りつけ乾かす。

           

3、それぞれ、ガムテープでつなぐが、このとき表側から、裏側からと交互に貼り付ける。

4、カレンダーは、柄の部分を4等分にカット。左右は白いカレンダーを用意。それぞれ、貼り付ける。

5、このように完成!

    

ちゃんと立って、まずまずの出来上がりです。

寒さ対策、この次はトイレの窓のカーテンでしょうか!

6年ぶりの日暮里

昨日、布を求めて、6年ぶりに日暮里に出かけました。(前回http://wp.me/p18UMA-7U

          

JR日暮里駅を降りると、駅から左方向に真っすぐ延びた道を行くと、布の街が現れます。6年前と同じ、所属団体の衣のグループのメンバーで出かけました。

手作りが1部の人の趣味の様になった昨今では、普通のスーパーの手芸コーナーはどんどん縮小され、家の近くも今では、消耗品のゴムや糸やボタンなどはあるものの、布は切ったものが少しあるだけになってしまいました。

そのかわり、専門店では様々な手芸用品がそろえられているので、毎年場所を変えて、布を買いに行っています。

日暮里布の街は、都会の大きな専門店とは趣が違って、昔からの卸売の店が立ち並ぶところ。6年前の時は、4人と少ない人数だったこともあり、あちこちうろうろしましたが、今回はある程度お店を絞って、時間を決めて買いました。

自分の買い物のほか、今回は震災を受けて、支援物資としてプールする目的で、スモックエプロン用の布4m(2枚分)と鍋帽子用3m(2個分)をそれぞれが分担して選んで買いました。

前回は、冬でしたが今回は夏なので薄地の布が沢山あり、m100円、200円、250円、280円、380円と買い得の生地なので、わくわくしましたが、短時間でその中から選んで買うには、かなりの労力でした。m100円なんて、近場では売ってないので、ここの中から何か上手に選びたいと奮闘して、2点(それぞれ3m)を購入しました。

他のメンバーもたくさん買い、布の重量というのは意外と重いので、最後のポリエステル綿を買ったお店で、まとめて送ってもらうようにしましたが、私は1つだけ軽い布を持ち帰りました。(上の写真)

買い物を終えた後は、駅に近い辺りに4年前ぐらいにできたというホテルの地下のレストランで昼食をいただきました。

    

わかってはいたのですが、家にはまだ在庫の布がかなりある中、また増やしてしまいました。気合いを入れて手作りに励まなくては・・・。

二つのノブカバー

久しぶりに、インテリアの小物作りをしました。

作りたいものは、色々あり、布などの材料も、長年のうちに溜まった布やバイヤステープ、レースなど割と揃っているので、暇があったら作れる状況ではありましたが、ここ1年は、不思議とその時間が持てない日が続いていたように思います。

今回作ったノブカバーは、1Fと2Fのトイレのノブカバーです。それぞれ、無かったり古くなったりしていました。そこで、手持ちの布を調べてみて、在庫のバイヤステープと組み合わせて作ることにしました。

まず、型紙は、このようなものです。直径が21センチの円の中に、半径7センチと8センチの円のところに印をつけ、この間1センチのところが、紐を通すところになります。通し口に、ボタンホールして生地を二重に縫い合わせ縁をパイピングしたら出来上がりです。

あり合わせの布でちょっと可愛くできたので、なかなか気分がよくなりました。

  

そこで、さらに1Fのトイレのペーパーホルダーがかなり古くなっていることに気づき、これも作ってみようかと思い始めました。思った時が行動の時とばかり、横幅12.5センチ、全長40センチの大きさになるように、布を裁断、考え縫い合わせて何とか出来上がりました。あまり模様のない布だったので前面にはレースをあしらってみました。

          

出来上がりは、まあまあ。いざ取り付けようとした時に、何と言うことでしょう!幅が数ミリ小さくて先が入らないではありませんか!厚みを考えなかったからとわかっても後の祭り。アバウトな取り組みが災いしました。やり直すしかないかと、レース装着部分をほどこうとしましたが、ほどくのもなかなかの苦労。

その時、浮かんだのが100均の知恵です。今まで使ってたのも、実は4年くらい前に100均で300円で買ったものでした。その作り方をちょっと真似させてもらって、ほどかずに追加ほどこすことによって、ペーパーホルダー、何とか取り付けることができました。

  

今日の所は、ここまででしたが、今かなり、スイッチが入ってます。近々、前々から作ろうと思っている大作のピアノカバーに着手したい、仕上げたいと思い始めています。

牛乳パックでスツール作り

牛乳パックは、本当にお役立ちの容れものです。
再利用を工夫する人が賢いのかもしれませんが、色々に活用できる可能性を秘めた容器だからこそ工夫ができるのでしょう。バージンパルプでできているので、そのまま資源ごみに出して原料の再利用もできますが、大概何かに使っているように思います。
 
今回は、久しぶりにスツールを作りました。7,8年前に、最後の仕上げがマチ針のままになったスツールが、こわれたパソコン椅子の代わりに活躍していました。パソコンだけでなく、座卓で作業するときにも使いたいのでもう1つ作ることになりました。作り方は、ほとんど忘れていましたので、インターネット検索を参考にして作りました。
 
今回作ったスツールは、正座イスの高さで8角形になっているものです。
 
作り方の概略は、こんな感じです。
 
1.底の部分を切り取り、蓋の部分は活用しました。2.半分に切って、三角柱を2つ作り、3.その2つをはめ込んで強度のある三角柱をつくります。
4.これを24個用意し、5.くっつけて、上下に段ボールを置いて、カバーを付けて仕上げます。
 
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 今回のカバーは、最後の部分以外は、ミシンでつなぎました。そして上部に綿を詰め込んで張りを出しました。
 
    
 
    以前のものも完成させましたスマイル
 
*カバーは、家にある布(とにかく沢山ある)を利用しましたが、布を選んでいるうちに次なるものの製作が思い浮かびました。ちょっと楽しみな気分です。
 
 

トラブル&手作りおもちゃ

夏の風景に秋の気配を感じていた頃は、早、過ぎて、いよいよ9月です。
 
家族の1人が発熱し、もう1人も風邪の症状、次いで私も何となく不調で葛根湯を飲みました。
幸い、発熱はシロで、すぐに熱が下がりましたし、あとの2人も回復しました。季節の変わり目の温度変化と、夏の疲れからかもしれませんが、度ごとにインフルエンザを疑ってしまうのは、疲れる話です。
 
昨日から、プリンターも調子が悪くなってしまい、今サポート中ですが、これがまた一苦労。
ディスプレイに「クリーニングできません」と出て、作動しないトラブルですが、メーカーへ電話してオペレーターと話をするにこぎつけるのが一苦労です。やっと、話をし原因はわかりましたが、バージョンアップのためのソフトのダウンロードがまた一苦労。結局、パソコンからのバージョンアップはできないことがわかり、直接のセットを送ってもらうことになりました。これでもだめなら、修理となり、7500円位かかるということ。ああ・・・。
 
夏の趣味の時間は、もう終わりですが、駆け込みで、ちょっと楽しいものを作りました。
家に余っている、フエルトの整理を兼ねて作った、手作りおもちゃです。
 
     
 
  フェルトを2枚重ねて作ります。ボタンでつないで、いろんな形が楽しめます。
 
 
   
 
  2枚をボンドで貼り合わせてから、穴あきパンチで穴を空け、靴ひもを通して遊びます。
 
出来上がってみると、思っていた以上に、温かみのある楽しいものになりました。差し上げるあてが、無いわけではありませんが、しばらく手元において楽しむことにしました。
 

30年前の布で

洋裁と言うのは、この頃では趣味の分類になってきた感がありますが、手作りが好きなので、まさに趣味で、思い出したように、洋裁で服などを作っています。
 
さて、この夏は何を作りましょうか?と思い巡らし、美脚パンツの型紙で、夏用(裏地なし)のパンツを作ることになりました。ベルト付けのところをゴムにしたので、一層簡単です。
 
先のリフォームで、眠っていた布の中から、ピンとひらめいた生地がありました。
「あれを使おう!」独身時代に、夏のワンピースを作ろうと思って買った楊流の布。もう、30年も前のものでしたが、ようやく使えることになり、制作意欲もUPしました。
 
簡単仕様で作りますが、私には1つこだわりがあり、ポケットだけは省略しません。左右2つ付けます。
ポケットを付ければ、あとは早いです。 
 
    
 
 
今日の室内は、涼風とやさしい光が入り込み・・・、これは正に秋のものです。
暑さのために行き場所を失っていたものたちが、我に返ったようにその色を取り戻した部屋で、
仕上げのミシンをかけて出来上がりました。
 
      
 
 
しかし、出来上がってみると、履き心地は大変いいんですが、この柄目と色がどうしても着こなせません。
どう見ても、パジャマに見えてしまいます。残念ですが、室内着として使用するしかなさそうです。