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八朔ピールとジャム作り

冬の果物みかんがそろそろ終わる2月頃からは、少し大きめの柑橘フルーツが出まわります。以前は2月に文旦を取り寄せて、南国の光を食するように皮も実も楽しんでいましたが、数年前から和歌山の親戚から、自家製八朔を下さるようになりそれからはこちらにチェンジしました。

今年は、3月1日に届きました。無いかな?と思ってたところだったので嬉しく、まず、ピールを作りました。

文旦ピールは、皮と実の間の白いところを食する感じでしたが、八朔は皮の部分で作ります。乾燥も早くでき、グラニュー糖をまぶすと、いい感じのお菓子に仕上がりました。

次に作ったのはママレードジャム。夏みかんのママレードと同じ作り方で作り、3個分で瓶5個分出来ました。

2月3月の柑橘系のジャムとピール作りは楽しい年中行事です。

柚木ジャム作り

今年は柚子を何回かいただく機会がありました。

柚子はいただいても香りに使うだけなら少しで足ります。1回目に10個いただいたときには柚子茶の仕込みを教えてもらい仕込みました。2回目は同じく10個で、ジャムを作りました。

この時のジャムが、とても私好みで、それがもうすぐなくなりそうになっていましたが、今回また柚子10個がいただけることになり、勇んで作りました。

その作り方は確かネットで検索した作り方!書き留めていなかったので、再度見つかるか心配しながら調べたところ、ありました。そして納得!

その作り方は、「ていねいに作る基本のゆずジャム」だったのです。

今回作った分量は、柚子が10個、きび砂糖160g、水110mlです。

作り方

1.柚子を洗って薄く皮をそぎ、細く千切り。

2.千切りした柚子をたっぷりの水で3回茹でこぼします。

3.実の方は絞って種と汁とに分けます。種は20粒くらいをお茶袋のようなものに入れて一緒に煮て取り出します。

4.鍋に2と3の汁と種と水を加え、初めは強火で、沸騰したら中火以下で15分~17分くらい煮詰めて出来上がりです。

そのお味は、柚子の皮の細かな歯ごたえ、柑橘系の酸味とほろ苦さが絶妙です

ゴーヤチャンプル豆腐なし

ゴーヤチャンプルなるものを、初めて作ったのは20年くらい前でしょうか。作り方は、今のようにスマホ検索でささっとはすく行かなかったと思いますが、何らかの情報を得て作ったと思います。

ゴーヤと豚肉、卵、豆腐などが入っていて、ゴーヤには苦味があるから工夫をほどこしたりと、やや手間のかかる料理ではありました。

でも今回、たまたま豆腐がなかったので検索して採用した作り方では、随分楽に作ることができ、簡単なのに美味しかったので、記録に値すると思いました。

材料は、ゴーヤ1本、豚肉150g、卵2個。あと、鰹節、サラダ油、塩胡椒、めんつゆ。2人分の分量です。

作り方は、まず、卵2個を大き目の炒り卵にして取り出す。次に、ゴーヤを立て半分に切り、わたを取り除き、出来るだけ薄く半月切り。その後、サラダ油でしっかり炒め取り出す。そして、好みに切った豚肉を炒め、塩胡椒し、先の炒り卵とゴーヤを加え、めんつゆ大匙2くらいで味付けすれば出来上がりです。

鰹節をふりかけていただきます。

ゴーヤをしっかり炒めることで、苦味がかなりなくなります。2人分でゴーヤ1本消費出来るのがいいです。合わせ調味料を調合しなくてもめんつゆさえあればokなのも時短。

豆腐はないけど、野菜と卵と肉の3つの栄養が摂れる夏のスタミナ食として、手軽に登場させられそうです。

動き出す春

今年の春は、昨年にも増して不穏な春ですが、3月も末となり曇りでも暖かな日があったりで今週は、いよいよ春が動き出しています。

話は戻って、去る1月4日、母に郵便物を送るために近くの郵便局へ行った際に、小さなスタンプを見つけました。もともと旅先でのスタンプの類が好きな方なので興味を持ち尋ねたところ、小さなスタンプ帳をいただきました。昨年は日本郵政150周年であったということで、このあたりの郵便局で記念となるスタンプブックを作り、1年間押印できるようになっていたようです。

今年度のみということで、4月1日までが押印可能日です。1月4日にもらった時は、まだ時間はあると思っていましたが、寒い冬に用もなく外に出ることは皆無で、蔓延防止が解除された先週からようやく外に繰り出しました。

今日も外出の行き帰りに回り道で2件押印。今年も中止の桜まつり会場周辺は、長閑な春の風情で、桜を鑑賞に来る人もチラホラ見かけました。8分咲きから9分咲きというところ。

お昼過ぎに家に戻ったところで、今度は夫から誘われて、またお出かけ。まず向かった先は、新しく建て替えたというマクドナルドに。同じ市内ですが、普段は行かない地域なので懐かしい移動でした。新しいマクドナルドは、店内がソーシャルディスタンスを考慮した配置、駐車場にはモバイル注文専用の場所もありました。

マクドナルドでオーダーしたのは、まさかのハッピイセット+フライドポテトのL。

その後向かったのが、市内のはずれに昨年6月に開業したジェラート店ージェラテリア ベガーです。周りは長閑な農耕地。牧場の生乳で作ったジェラート。私はコーンに2種類(イチゴとラムレーズン)のジェラートをいただきました。(480円)

近場ながら春の風景を眺めつつ、ますます調子が上がりさらに近隣の市へ春を追いかけて行こうというとこまで来ましたが、刻は午後3時を回り、今日は終了にした方が…と、なり、戻りました。

この午後の移動で、スタンプは4つ押印。残りの日も春を追いつつ増やせるといいな。

八朔ピール

ここ数年前からですが、和歌山の親戚から2月中旬に八朔(はっさく)が送られてくるようになりました。私の母の実家です。夫の親戚は富山で、私は大阪育ちですが親戚は和歌山。遠方に親戚がいると、年2回の贈答のやり取りでの電話が唯一の近況を話す機会ということで、長らく続いています。

この八朔は、自家栽培のもので農薬の心配も無いということなのでジャムやピールにすることができ、この季節の楽しみとなりつつあります。以前は、2月初旬に購入していた土佐の文旦で色々楽しんでいましたが、その後八朔が届くと、ダブってしまい半分は実を食べるに終わっていたのが残念でした。それで、今年は文旦の購入を控え、八朔を最大活用することにしました。

届いてすぐにジャムをつくり、壜6個分出来上がりました。その後中々ピールに取り掛かれませんでしたが、皮をチルド室にため込み、ようやく昨日今日で作りました。

八朔5個分の皮を、一晩水につけ、2回茹でこぼし、細く切って80%の砂糖で煮詰め乾かしてグラニュー糖をまぶして出来上がりです。しばらく、甘味はこれで楽しめそうです。

恒例 味噌づくり

30年くらい前から始めた味噌づくりを今年も実施しました。

その頃入会して今も所属の、全国友の会の近隣グループで教わったのがきっかけです。それまでお味噌は、普通に「買うもの」でしたが、友の会では断然「作るもの」という空気に誘われ、始めました。

味噌は、大豆と麹と塩を混ぜ合わせて作ります。麹はそんなに出まわっているものではありませんが、会の方でルートを見つけているので、毎年年末には申し込むことが出来るのが、長く続く所以です。

大豆を茹でて柔らかくし、ペースト状につぶし、塩を混ぜた麹と混ぜて、容器に入れ、冷暗所で1年置くと美味しい味噌が出来上がります。

ここで一番の困難は、大豆1kgを茹でてつぶすところです。乾燥大豆を茹でると2.3kgぐらいにはなります。大きな鍋がいるし、出来れば圧力鍋があった方がよく、また、つぶすのは手作業では時間がかかりすぎるので、お味噌づくりのためにフードプロセッサーを当時購入しました。フードプロセッサーはお蔵入りする調理器具の代表と言われていましたが、1年に1回味噌づくりには使うだろうとの考えで購入しました。その通り、その他の用途にはめったに使いませんが、味噌づくりには欠かせない道具です。

作り方の諸注意などは当時教わったやり方のまま、ただ麹の分量が4種類あるので、今回は大豆1kgに対し、米麹1kgと麦麹300gpタイプを作りました。このタイプは、最短半年で食べることが出来るので、初期の頃も好んで作っていました。その後、米麹1kgのを作ったりもしましたが、2年前には倍の米麹2kgを使うととても美味しいと聞き昨年はそれで作って見ました。

毎年作り終えるとやれやれと思う大仕事でしたが、今年はコロナ禍で時間があるからか、充実した気持ちで取り組め、1kgの大豆は、圧力鍋2回で茹でられることがわかり、色々とスムーズに進められました。

ただ、昨年教わった、酒かすで蓋をするという裏技を忘れていたのが残念でした。

2月後半の風景

今年は、先月下旬からずっとコロナウイルスのニュースが話されない日は無く、しかも日に日にそれは深刻さを増して来ています。敏感な人と鈍感な人、悲観的な人と楽観的な人の温度差はありますが、マスクは早くから品切れ状態になっています。

とそのことに気を取られていましたら、今年は例年より暖かく早くも花粉が飛び始めました。そのことを思い知らされたのが、今週の月曜のこと。この日は晴れて風が割と吹いていました。その中をマスクだけはしていましたが、花粉対策無しで1時間くらい歩いたのがたたり、目と鼻に強い症状が出てしまいました。

以来、あまり外には出ないようにして、出る日は対策(目薬、飲み薬で対処)しています。

室内では、例年より早く、味噌づくりと文旦ピールに取り掛かりました。と言ってもどちらもスローな取り組み。味噌づくりの方は、集まりでもみんなで実習したのがやる気を起こしてくれました。やり方にそれぞれ違いがあり、それがとても参考になり、それを取り入れてやってみようという気持ちが原動力となったのでしょう。その1は、味噌と麹の混ぜ方ー大きなビニール袋で一度に混ぜる その2、塩の蓋の代わりに酒粕を敷き詰める、この2点を取り入れて今回は仕込みました。

文旦ピールの方は、もうすでに4個実を食べましたが、なかなか皮で作るピールに着手せずに皮は冷蔵保存していましたが、かれこれもう10日も過ぎていざ作ろうと思ったら、さすがに劣化が始まっていました。あきらめて新しい2個をむいて、その皮で作り始めています。

この勢いで、文旦ママレードも今夜作りたいと思っていますが、こちらは、チルドに保存の皮と昨年の文旦の冷凍保存を解凍して作ってみようと思います。

いずれも過去の投稿が参考になりました。

文旦ママレード→2019年2月 文旦ピール→2008年2月

 

久しぶりの梅仕事

今の季節は、収穫された梅を使って、梅干し、梅酒、梅ジュース、梅ジャムなどを作りますが、それぞれ細かい作業が必要なので、梅仕事という言葉が生まれたのでしょう。

今日は、それが久しぶりに実感できる日でした。

梅には今までも十分関心を持っていて、梅ジャムから始まり、梅干し、梅ジュース、煮梅など、年によって何かしら作って来ました。昨年はそこに気づくことなくなく季節が過ぎていきましたが。

数日前、夫がたまたま6kgもの梅を持ち帰ったのが始まりです。2袋あり、大きいほうの袋には南高梅と十郎が、もう一つは名前は忘れたということでした。南高梅は通常よく見かけるサイズで、十郎はかなり小さいものでしたので、まずはその2種類を種別しました。ざっくり、南高梅1kg強、十郎3kg。もう1つの袋の梅は、南高梅よりは小ぶりだけれど小さくもない梅で、傷みの激しいものや、ヤニ果発生という感じでしたので、急いで洗うとともに使えるものと使えないもの選別をしました。

その状態で、この梅をどのようにするか思案しました。まず、梅ジュースにするにも砂糖の在庫が足りないので、昨日氷砂糖1kg、上白糖1kgをとりあえず買い、梅酒の瓶を開かずの扉の奥から取り出しました。(それで、昨日は古いものの整理など横道にそれてしまいました)

ED63DFE9-1D36-46C0-9B45-8A020567B11A昨日のうちに瓶の消毒なども終え、痛みの激しかった3番目の梅のキズを切り取ってヘタをとる作業、原形がしっかりあるものから600g選別するところまでをすませました。

今日は、選別した600gに、氷砂糖500g、ホワイトリカー1リットルで梅酒に仕込みました。残りの梅は梅ジャムに。

 

次に、十郎のヘタ取りを延々としながら、ここでも仕分け。ほぼ無傷のもので梅ジュースを作ります。1.5㎏ジュースに使える梅が選別できました。選別しながら無傷と無傷でない判断が時間経過とともに厳しくなったり甘くなったりする自分に気づき、ボーダーラインのところに沢山集まる現実を実感?したりしていました。

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1.5kgの梅を梅ジュースにしたのは初めてかもしれません。以前大きいのを買って失敗したと思っていた瓶が役立ちました。

01E7D5CA-4D1B-4FF1-8887-9FF3727E1923あとは、南高梅です。せっかくだから梅干しにしたいと思いました。梅干しは、何年か前、数年間ぐらい毎年作っていたころがありましたが、今はその情熱はありません。けれど、さらにさかのぼるころ、確か8パーセントの簡単梅干しの作り方を教わって作ったことがあることを思い出し、昨夜そのレシピを探し当てました。(ブログを始めて間もないころの記事へのコメント

 

そんなわけで、梅仕事、無事に色々種分けして終了しました。まだ、十郎の痛んだ1kgが残っていますが、これは近日中にまた梅ジャムに変身させようと思っています。

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結果報告の日

2月の最終週から3月にかけては忙しい日々でした。

3月に入って一息つくも、二息三息ついてる間に、早半ばを過ぎていることに驚いています。

2月の末、治療の結果報告を聞きに東京の病院に繰り出した日、予約よりも散々に待たされた挙句、経過観察でという報告には少々落胆しました。

その後食事を兼ねて立ち寄った、「東京ミッドタウン日比谷」 六本木にある東京ミッドタウンには10年位前に出かけたことがありますが、イメージが違いました。

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日比谷の方は、高いビルがメイン。その地下のカキが食べられるレストランで食事をしたあと、ショッピング街を一巡り、上に上り、二つのテラス庭園と眺望を楽しみました。

 

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日比谷公園が一望できるのは素敵でした。

 

帰り、千代田線に乗るために地下へ。行列している「りんご」のお店に吸い寄せられ、パイ4個お土産に買って帰路に着きました。

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文旦ママレード

毎年、土佐の高知から注文で送られて来る文旦。今年は、eテレで、ちょうど文旦の美味しい食べ方特集の番組を見た日に届きました。

昨年は余裕なく、皮を剥いて実をいただくだけでしたが、今年の出だしは快調です。

もともと、実の芳醇な美味しさもさることながら、皮を使ってピールやジャムにもできるという、楽しみ多い果物。しかし、劣化する前に加工するには、それなりに勢いに乗らなければその時間は編み出せません。

今回はまず1個食べ、皮を冷凍に。次の1個を食べ、皮をジャムにしようと決意。3個めは、実と皮を分けて皮2個分で、ママレードジャムを作ることにしました。

文旦のジャムの作り方は、先のテレビでも紹介していましたが、ネットを検索してもいくつか出てきます。以前にも作ったのですが、そのやり方は書き残していないので、今回も色々見て、適当に作り始めました。

11AAAC61-4E27-41CB-8E51-BF78D50E3E0Dまず、先の2個の皮を細かく薄く刻み、たっぷりの水に浸して、10分間煮ます。これをざるにとって水洗いし、新しい水に浸して一晩おきます。

次の朝、再びざるにとり、固く絞って鍋に入れます。少しかぶるくらいの水と、文旦の皮の重さの半分の砂糖(150g)を入れて、火にかけます。このとき、取り分けておいた種(お茶の袋とかに入れて)、実もあれば入れて一緒に。

水分が半分くらいになったら、残りの150gの砂糖を入れ、水分が少しになるまで、中火以下で煮ます。種を取り出し出来上がりです。

2個の文旦で、ジャムの瓶3個分が出来上がりました。保存用の瓶は、予め熱湯消毒して、使います。

今回、種を一緒に煮たことで、いい感じに仕上がったような気がします。失敗点としては、刻むところ、3ミリぐらいと思いながら刻みましたが、もう1度調べたら、1ミリということで、粗いママレードになったかもしれません。

ジャムは、もう1回作るかもしれませんが、次はピールを作りたいと思っています。

しかし、来週は立て込んでいるため作れるかどうか。