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金沢旅行②-兼六園、金沢城

金沢駅に降り立つと、大きなモニュメントがまず目に入ります。なかなか気合の入った駅であることが感じられます。加賀100万石の御威光のなせる業でしょうか!?

ホテルは駅から徒歩15分くらいの、お城と兼六園に近いところにあり、早めのチェックインをして、案内図を頼りに早速観光に繰り出しました。金沢といえば、兼六園が頭にあったので、そこをまず目指して。

この始まりから48時間の滞在中、本当にお天気に恵まれ、5月晴れの中を観光できたからよい印象を持ったのか、駅から徒歩で行ける範囲に、ごく自然な感じに広がる名所の数々に感心し、魅了されました。

初日は、兼六園と金沢城の入り口のみ、ひがし茶屋街を横目に、主計(かずえ)茶屋街を通り抜け、近江町市場で夕食をしてホテルに戻りました。

兼六園は、日本庭園が広がる大きな庭園で、苔の管理や木々の枝ぶりなどが見事な他、伝統産業工芸館や神社などもあり、日本の風情を余すことなく伝えている場所で、日本の3本の指に入る庭園であることに異論はありませんでした。

 

雰囲気がわかったところで、翌日はホテルから時計回りに、ひがし茶屋街をまず見てからお城、兼六園は1日目に見たのでパスし、21世紀美術館、武家屋敷跡を見て戻る、標準コースを予定しました。

281C561E-AD13-41B6-9EF4-45CA7C33E234どこもそれぞれに魅力的でしたが、ひがし茶屋街からお城へと移動する時に、休憩を兼ねて加賀藩御用達菓子司の茶寮で抹茶セットをいただいた後、お城へは反対側から入る予定にしていたのに、何故か白鳥路という外周を歩くことになり、前日と同じ石川門まで来てしまい入るというハプニングがあったこともあり、金沢城が最も印象に残りました。

金沢城は、中に入るととても広い芝生が広がる先にいくつかの建物が点在する、きれいなお城公園です。最初に通った石川門のほか、河北門、橋爪門がありそれぞれに、一の門、二の門をくぐります。河北門は実質的な正門、橋爪門は二の丸へ行く門です。

この橋爪門の出口あたりで、私は金沢城アプリの案内を見つけダウンロードしました。このために、この後はアプリの中のポイント場所を探すという行動に取りつかれることになります。

それはさておき、金沢城はあちこちに見事な石垣があり、年代によってその積み方が違うのも興味深かったです。

遅いお昼を兼六園外側のお店でいただき、21世紀美術館、長町武家屋敷跡を予定通り観光、歩きました。このほかにも、しいのき迎賓館、石川四高記念文化会館、など由緒ある建物にも感心しました。このエリアでは警察署、消防署、裁判所など公共の建物はみな日本文化を意識したものでした。

三日目は、新幹線の時刻が午後1時頃だったので、午前にまだ一回りできると考え、ホテルから近いお城の黒門口(前日の反対側)から入り、玉泉院丸庭園から尾山神社にぬけ、まだ知らなかった金沢城のいくつかのシーンを記憶に加えることができました。

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35C7A7C7-C98E-4164-A247-60EB0250184B最後のほうで、ごく小さい石の印を夫が見つけましたが、それは金沢大学跡というものです。今から70年前から40年間、金沢城の中に大学があったということです。確かに、駅にも近く、大学にふさわしい広場や木々などの景観があり、ここに通われた学生さんは由緒ある文化の雰囲気の中で学ばれたことでしょう。

最後にチェックアウトの後荷物を預けていたホテルに戻り、ロビーで休憩ののち予定通り帰路につきました。

 

 

 

 

 

 

金沢旅行①-北陸新幹線に乗って

10連休が終わった次の日、7日から2泊3日で金沢旅行に出かけました。

夫の故郷の富山県高岡市には、結婚以来何十回と行ったことがありますが、その隣の県の金沢には今回が初めて。夫の実家へ行くときは大抵、車で中部山岳地帯を越えて行ってましたが、今回は東京から北陸新幹線に乗っての旅です。

0C238817-BB20-4A5E-9A45-9EB1F9AF248A北陸新幹線に乗るのは初めてなので、かなりワクワクし、東海道新幹線よりもややグレードが上な感じもうれしく、窓からの風景も新鮮に感じ、何枚もシャッターを切りました。行きに乗った「かがやき」は、1県1駅しか止まらず、見る見るうちに県を越えて行くスピードにも感動しました。

関東平野の山並みに感動しているうちに、気づけば軽井沢を過ぎ、佐久、上田を越え、長野駅に到着。この辺りで、17年位前に夫が上田に単身赴任していた時に、当時の長野新幹線に何回か乗って軽井沢のアウトレットで待ち合わせたことなどを思い出しました。

 

長野からあとの金沢までが、厳密には初めての風景でした。その期待通り、ここから、上越市に入ると、中部山岳地帯の雪の残る山並みが見え始め、妙高、糸魚川、魚津と、ずっとその山並みが続き目が離せなくなりました。

 

そして富山駅に到着。見慣れた新高岡駅はあっという間に通り過ぎ、終点の金沢駅に午後1時に到着。東京から2時間半の軽やかな電車時間でした。

金沢駅に降り立つと、そのことがすっかり頭から消えるくらい、新たな新鮮さにあふれた旅が待っていました。

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舘林のツツジを見に

4月中旬以降は、大阪行きも含め毎日予定が入っていて私としては忙しい日々でしたが、そのまま10連休期間に入りました。

初日土曜日は、寒い雨の1日でしたが、昨日の日曜日は朝から晩まで晴れの予報でしたので、夫の提案で、群馬県の舘林にあるつつじが岡公園に行って来ました。

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夫は10年以上前に、単身赴任していたころ1回行ったことがあったようですが、花の時期がやや終わりかけだったそうで、最盛期のお天気の日にもう1度と思っていたようです。夫の単身赴任の時の行き帰りの同乗や、埼玉方面には、2年前には3回くらい出かけたので、私も記憶にあり懐かしいルートです。

8時出発、一部高速道路で行きは狭山茶畑は通らず、渋滞していたので嵐山町あたりから一般道に。多摩川、高麗川、利根川を越えて、舘林に入りました。何と会場到着は13時。

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手前の運動公園の駐車場に止めて、花菖蒲園を回ってから、つつじエリアに向かいました。

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城沼に面した広大な場所の一角に名勝「躑躅ヶ岡」はありました。公園全体はとても広いのでその一部と思ってましたが、実際に入ってみると想像以上のツツジの種類の多さと咲きっぷりに圧倒させられ、最後のほうは飽きるくらいでした。

F9310C92-ACAE-49F4-88BE-FC4667FAEEF2よく見かける、私の知ってるツツジは、花壇や道の花として配置されたイメージでしたが、ここのツツジは、たくさんの種類が小山の斜面に膨大に植えられていて、モリモリと花を咲かせ、ツツジをアーチのようにしたり、木の中から見ても花が咲いているものもあり、色も赤からピンクにかけて様々な色合いがありました。

お天気も良く花も最盛期で、夫も今回は満足したようです。昨年は、あまり車でのお出かけが出来なかったこともあり、またこのように遠方観光が出来たことに感謝です。

 

横浜散策

昨日の日曜日は、横浜シティ・フィルハーモニック主催の定期演奏会がみなとみらいホールの大ホールで行われるのを聴くのが目的で出かけました。とても良いお天気で、午後の開演ということもあり、早めに行って最寄り駅の二つ手前の山手で降り、ウオーキングも兼ねて散策しながら現地に向かいました。

根岸線の山手で降り、どちらの方向に進めばよいのか、方向音痴の私には皆目見当がつかなかったので、夫の後をついていき、駅横の坂道を上がっていきました。少し行くと小奇麗な小さな坂道があったのでそちらへ上っていきました。なかなか急坂でしたが一気に上の道に出ることができ、上がったところには横浜国立大学付属小学校があり、途中「ふぞく坂」と看板があったのが納得しました。

上がったところは尾根筋という感じで、見晴らしの良い平らな道が続いていました。右手に進んでいくと「YC&AC通り」との看板があり、しばらく行くとYC&ACが現れてきました。横浜カントリー、アスレチッククラブということのようでした。子どもの遊具とグリーン、ネットなどが見えました。

そこを過ぎると右手に海が見え始め、しばらく行くと池袋公園というきれいな公園があり、散策路がありそうなのでそちらへ入っていきました。空は青く穏やかで気持ちの良いウオーキング。

さてこの公園は、秋の草木を美しく見せながらどこまでも続いていました。本牧山頂公園全体図でもわかるとおり。いい散歩道なのは結構ですが、今日の本命は、みなとみらいホールでのコンサート。ちょっと時間がやばくありませんか?

 

結局、最後の駐車場を抜けた後は、方向のわかる夫が、遠くにランドマークタワーを見つけそちらへと進んでいきました。私は「ランドマークタワーは、ランドマークタワーだね」とつぶやきつつ。

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徒歩でみなとみらいホールは時間的に無理なので、元町からみなとみらい線に乗ることに変更しましたが、石川町までもなかなか…。手前に長いトンネルがあり、そこを抜けたら石川町が見えて来ました。

みなとみらいホールでの演奏は、大変素晴らしいものでした。まず、パンフレットでの曲の説明がとても詳しく聴きどころがよくわかり、指揮者自らがまた壇上で詳しくトークされるという、親しみやすい雰囲気で好感が持てました。曲目も馴染みのあるもので、エルガー「威風堂々」、モーツアルト交響曲第40番、ムソルグスキー「展覧会の絵」。

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残念ながら、開演時間を開場時間と勘違いしていたので、後半の「展覧会の絵」のみ、はじめて3階席からの鑑賞でしたが、満足して桜木町から帰路に着きました。

スポーツの秋、文化の秋スタート

最近の、週末になると台風が列島を襲うパターン、台風25号はどうにか外れてくれて、夏逆戻りの暑さではありましたが、お天気まあまの連休となりました。

6日は、孫のYちゃんの幼稚園の運動会。午前の用事を済ませて11時半頃に到着。ちょうど年長さんの競技が始まるところでした。その後、午前の一番最後がよさこいソーランのダンス。昨年は、何回か幼稚園に足を運びましたが、年長さんになってからは、今回が初めてで、孫の成長ぶりが頼もしく感じられました。

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近頃の運動会の様子もリアルに体験でき新鮮でした。孫の幼稚園は今時には珍しい公立の幼稚園で、地域に密着していることもあり、一人の子どもに両親と祖父母4人というところもチラホラ。子どもが大事に見守られている風景はいいものです。

園児のダンスなどの出番の時には、ダンス披露に続いて写真タイムがあり、近くまで行ってポーズをとって何場面かを撮影。今の子どもはみんながスターです。

年長さんの衣装は、元がかかっていそうに立派と思ったのですが、よく見ると赤い布に園児が柄をつけ名前の布を張り付けてあるものと分かりましたが、先生方のアイデアも素晴らしいと思いました。

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さて、翌日7日は、神奈川新聞社主催のトップコンサートへ。このコンサートに出かけるのは4回目ぐらいで、毎年夫がチケットを確保。秋のお出かけとして定着してきました。

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音楽コンクールで賞をとった人と神奈川フィルとの共演で、熱演を見せてくれます。

横浜の音楽堂で行われることが多かったのですが、今年は大和市に2年前にできた、やまと芸術文化ホールで行われました。ここのホールは、同じ建物内に図書館をベースとしたシリウスという複合施設があり、そちらのほうも見学しました。

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海老名のTUTAYAとコラボした図書館も以前行って、素晴らしいと思いましたが、シリウスはそれプラスアルファがある施設です。1階のスタバをはじめ、有料、無料のフリースペースがたっぷりあり、蔵書も豊富。健康機器を常置しているコーナーもありました。

トップコンサート、今年のメイン奏者は、3人とも中高生でしたが、フルート、バイオリン、ピアノそれぞれに力強い演奏で、若い力を見せつけられました。活力をいただける演奏でした。

今年も文化の秋がスタートできたことに感謝です。

 

二つの展覧会

夏休みも終盤に差しかかった先週、二つの美術館の展覧会に出かけました。

4CF039E4-29F5-4963-AF98-562CF4C07A2C一つ目は、東京六本木の新国立美術館での、「ルーブル美術館展」。東京メトロ千代田線乃木坂駅から直結しているこの美術館に行くのは初めてでしたが、最近の東京通いでやや詳しくなったこともあり、代々木上原経由で迷うことなく行けました。

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40111053-D8CA-4DD9-9204-FF74062AD282 5月から開催しているこの展覧会は、9月3日の最終日が迫ってきたこともあり、入場制限が出るほどの混みようでした。ルーブル美術館所蔵の肖像芸術の紹介で、副題に”人は人をどう表現してきたか”とあるように、様々な場面での人の顔、かたちの絵画、彫刻が展示されていました。古代のオリエント、エジプト、ギリシャ、ローマ、イスラム等々。

今回は入り口で高橋一生さんによる音声ガイドを申し込んだので、暗い館内の文字を読まなくても鑑賞できるのが助かりました。関連のBGMなども流れ楽しめました。

印象に残った肖像は、ナポレオン、マリーアントワネットの娘の晩年の肖像、母子の肖像などです。

二つ目は、近くの美術館での、金魚絵師、深堀隆介展。日曜美術館でも紹介されていたので興味を持って出かけました。

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樹脂を流した上にアクリル絵の具で金魚を描き、その上にまた樹脂を流すというやり方で水の中に本物の金魚が泳いでいるようなリアルな絵を楽しめるというもの。そのやり方を15年間、様々な入れ物で試み、金魚も種類多く描かれていました。

最後の、昔懐かしいお祭りの風情の金魚屋さんを模した、平成しんちう展と名付けられたコーナーだけは撮影OKということで、何枚か撮ることができました。

同時開催の美術館所蔵、生き物が描かれた絵を展示した「生き物図鑑」も金魚の延長線として楽しめました。

テーマに沿った、それぞれの世界へと誘ってくれる、二つの夏の展覧会でした。

みちのくの桜を訪ねて

関東地方でも4月初めにもう満開になった桜、いくら東北といえども4月中旬ではもう遅いのではと思い始めたときは、3月に申し込んだ一泊ツアーの無料キャンセル期間を過ぎていました。

まあ8景を楽しむツアーだからどこかは咲いているでしょうと思い直しその日楽しみにしていた4月5日ごろ、今度は私の体に異変が・・・。厳密には耳…耳鳴りと難聴。翌週には4回、2か所に通院し、5種類の薬を飲むも顕著には改善なし。ツアー気分もなくなり、キャンセルモードに1回はなりましたが、結果キャンセルしそびれて当日を迎えました。

バスツアー、意外と満席にて出発。「どれぐらい咲いていると思う?もう期待してない?」と笑いをとるガイドさんの言葉とともにスタート。続いて「花見ツアーは、今回の皆さんが今年は最後です。あとのツアーは全部中止になりました」と聞いて、何やら複雑な気持ちに…、皆さんなったと思います。

今回訪れたのは、みちのく福島です。私にとって文字通り未知の国。地震原発事故によって場所だけはわかるようになったというところ。

IMG_77381日目は、その原発に近い福島市中通近くの三春滝桜と花見山の2か所。どちらも桜としてはもう落花しきりという状態でしたが、お天気に恵まれたこともあり、三春滝桜では樹齢1,000年ともいわれる紅枝垂桜の枝ぶりが見事でまわりの菜の花となかなかいい雰囲気を醸し出していました。

花見山は、個人所有の山ということですが桜以外にも様々な花があるので、今回はレンギョウとボケの花、それと春紅葉がきれいでした。

 

IMG_7797しかし、裏磐梯桧原の宿泊ホテの周辺はまだ雪が積もっていました。だからか、2日目の鑑賞予定、第一番の桜峠というところでは桜はまだつぼみで、その下の水芭蕉だけが咲いているというまだ早春の季節でした。

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二日目は、会津若松市の桜です。ハズレ3箇所のあとに、ようやくみちのくの桜に出会うことができました。

その1、日中線のシダレザクラ。

その2、鶴ヶ城(会津若松城)

その3(3か所)、会津鉄道 芦ノ牧温泉駅(猫の駅長がいる駅)

湯之上温泉駅(藁ぶき屋根の駅舎)

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二日間を過ぎれば、なかなか知らないところの桜に季節を逆戻りして出会えて、満足のできる旅でした。疲労はしたけど大きな気分転換ができたと思います。

 

 

ブリューゲル展

IMG_7625東京の桜が満開になった先日、上野の東京都美術館で開催している、ブリューゲル展に出かけました。

久しぶりの東京のお出かけ。上野東京ラインで上野まで行くのも初めてのことで、東京の次に上野駅というのは便利と実感しました。お昼ごろの上野駅は人、人、人。桜の季節、美術館の展示、パンダと様々なものがあるから仕方ありません。

目的の東京都美術館は奥の方、動物園の隣辺りにあります。

ブリューゲルと言って私が思い出すのは、「雪中の狩人」という作品でしたが、今回展覧会を見て16、17世紀辺りの西洋美術の世界が、一気に頭に入り、魅了されました。夫が二人分のチケットを持っていたことで、たまたま出かけ下調べも無かったわけですが、このブリューゲル展は、ブリューゲル一族150年の系譜を見せるもので、4世代にわたり続く画家一族の物語が、絵とともに紹介されていました。

IMG_7617初代の絵がどのように受け継がれ、変化して行ったかは大変興味深いものでした。

初代ピーテル・ブリューゲル1世は、自分の師匠の娘と結婚し、その長男はピーテル2世、次男はヤン1世、そしてヤン1世の子どものヤン2世、この4人が主な人で、その周辺の子ども、孫ひ孫合わせて9人の作品が展示されていました。

ピーテル2世は印刷技術のない時代に、父の絵の模写を大量に行って画風を広めた人、ヤン1世は花の絵などを描き「花のブリューゲル」と呼ばれ、その子どもたちもそうした環境の中で、様々な作品を残しています。宗教画、自然の風景、花の絵、農民の暮らしの風景などに分けられます。

代表作品のバベルの塔、雪中の狩人は今回見られませんでしたが、雰囲気の違うバベルの塔、雪中の狩人風の作品はありました。

IMG_7633背景部分と手前とを別の人が書いた合作というのも興味深く、その作品と「鳥罠」という作品の絵ハガキを記念に購入しました。

 

ブリューゲルは、今のベルギーに当たる、当時のネーデルランドの南の方、フランドル地方の画家ということですが、150年にわたって活躍した一族の画風は、ほかの画家にも影響を与えたようです。遅めの昼食をとったあと、もう1つの目的である、西洋美術館の常設展示を見て思ったことです。

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建物が世界遺産となった西洋美術館、今はプラド展が企画展示としてやっていますが、もしこちらに来たとしたら常設展示はおまけ的な気分だったかもしれませんが、ここの常設展示の広いこと。西洋美術の数々が展示されていて、圧倒されました。ブリューゲルで西洋美術の造詣がちょっと深まったところで見たので、興味深く堪能できましたが、短時間ではなかなか消化できない内容でした。

ちなみに第4土曜日は常設展示は無料ということで、今回入りました。

 

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傘で絵を描く人

 

 

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上野公園の桜は、数年前に見に来たことがあり、今回は特に回りませんでしたが、実はこの時、満開とは知りませんでした。8分咲きぐらいかと…。西洋美術館横の桜は確かに満開でしたが。

今年は桜が早いようで、近場の桜も満開。今週末でなく、来週末予定されている桜祭りはどうなることかと思うこの頃です。

紅葉と美術館

 

忙しい秋も終盤となり、勤労感謝の日から後4日間はいいお天気に恵まれました。富士山もくっきりと荘厳な姿が数日眺められました。

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そこで、今年の秋の締めくくりに、また二つのお出かけをしました。まず1つ目は、横浜そごうの美術館で12月3日まで開催の、平山郁夫のシルクロードコレクション展。その翌日、2つ目は都会を離れ、河口湖の紅葉を見に出かけました。

IMG_7451そごう6階にある美術館に入るのは初めてです。平山郁夫に関しては、何となく知っていたぐらいではっきりと認識したのは今回がはじめて。シルクロードの絵に関しては広く知られており、今回の展示はそれらの集大成のような感じで、その生涯と作品の生まれる背景がよくわかり、歴史解説も含めじっくり鑑賞することができました。

シルクロードを旅されたのは1970年代ということで、ご夫婦で回られたようです。砂漠の中の滅亡した王国、昔栄えたことがしのばれる遺品などから、遠い昔の人々ざわめきが聞こえて来たでしょうか?メソポタミア文明、インダス文明、イスラム諸国の国々。これらに関して、関心の低い私にとっては、どこまでも現実味の薄い物語の世界でしかなかったのが申し訳なかったですが、かなり迫力のある素晴らしい展示であったと思いました。

平山郁夫さんは文化財の保護にも私財を投じて行ってらしたそうで、こんな平山さんによって、破壊される前のバーミアンの仏像がリアルに描かれていたのは意味があることだと思いました。

他、薬師寺玄奘三蔵院の平山郁夫による壁画図の大きな下絵の展示もインパクトがありました。平山郁夫のおいたちでは、広島の原爆投下の時に旧制中学3年生で市内で被爆したというのにもそこから生還した人の人生として尊敬するものを感じました。

出身は広島近くの瀬戸内海の島で、しまなみ海道のルートにあたるせとだというところに平山郁夫美術館があるそうです。また八ヶ岳山麓にも、平山郁夫シルクロード美術館があるということでした。

翌日の河口湖の紅葉は、河口湖大橋を渡った向こう側まで行きました。

撮影場所は、紅葉のトンネル。

 

 

紅葉の回廊。

その後、外周を回る帰路の途中、湖岸沿いの一方通行の道に、車を止めて登れる丘があったので登ってみました。

赤い紅葉、淡い紅葉、薄黄色の黄葉、それぞれが彩なす自然の芸術を堪能してきました。

2つのお出かけ

11月も半ばとなり、この辺りから年末にかけては、つるべ落としの秋の日にも似てあれよあれよと過ぎて行きます。また、寒くなったかと思えばコートが暑苦しくなる日が続いたりと定まらない日々の中にも、あちこちで紅葉が深まっているようです。

前記事の終わりに記した、神奈川フィルの演奏には運よく今年も行くことが出来ました。文化の日に行われる神奈川文化賞・スポーツ賞の授賞式&お祝い演奏に今年も応募して招待券が送られて来たので行ってきました。(夫企画のお相伴で)

IMG_7349この授賞式は、昨年までは山下公園近くの県民ホールで行われていましたが、今年は山の手の県立音楽堂で行われました。今年再びの音楽堂行きです。

夫がもう1つ文化の日の立ち寄りメニューを見つけてくれて、この日は早めに家を出て、横浜駅高島屋方向にあるお菓子の専門学校の文化祭を覗いてきました。近代的なビルの学校で、販売の部は人が山のように押しかけていたので、2,3階の展示のところを見るだけでしたが、知らないお菓子の世界を見せてもらえ、極める道は様々にあることを改めて思いました。

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ここから音楽堂までは、夫の素晴らしい方向感覚で無駄なく横浜駅をスルーして向こう側に行き前回通った道へ合流して向かいました。と、しばらくして夫がここから一本奥の道からでも行けると新たな道を歩くことになり、その道は前の根岸線に沿った道路よりは少し高めの平行に続く道で車通りも静かでしたので正解でした。しかしその後途中から上って行った小山は、そこは見当違いでやや迷子になりかけましたが、私のスマホナビで確認したら、目的地すぐ下の道路のいつもの反対側に来ていることがわかり、ほどなく到着できました。

IMG_7352今年の授賞式も魅力的でした。恒例の1人1人の受賞者インタビュー、3人目は樹木希林さん。著名人の場合、ビデオメッセージのことも多い中、テレビで見るのと変わらないトークを聞かせてくれて楽しめました。ただ、今回は10月の音楽堂の時とは反対に一番後ろの席でしたので細かい表情が見えなくて残念でした。他の方のトークも、審査員代表の挨拶も、どれも気持ちがこもっていて今年も満足しました。

神奈川フィルの演奏、今年はテノールとソプラノ歌手お二人が加わり、内容豊かに見せてもらえました。テノール歌手の男性の司会トーク、温かい催しに感動したという言葉に共感しました。

 

IMG_7354さて、11日の昨日は、10年ぶりかの同窓会に出かけてきました。高校同期関東組の同窓会で、お昼に開催してくれるということで、出席することが出来ました。大阪の高校だけれど首都圏には割とたくさん住みついているので、その点心強く思います。関東在住約120人中今回は、京都と富山からの参加もあり22人くらい集まりました。うち女子は7人の参加でした。退職後田町駅近くでワインバーをやっている方が昼間の貸し切り会場を提供してくれて、実現しました。

IMG_7353堅苦しい挨拶もなく、ケータリングで用意してくれた立食の食事をいただきながら自由に歓談し最後に写真撮影して17時ごろ終了となりました。

23人中、ある程度知っている人は6人だけでしたが、そうなればそうで、高校時代のピンポイントで記憶を呼び起こし、また共通の有名人(先生、旧友)のこと、今住んでいる所のことなど、知らなかった人とも非日常的な会話が出来たのは楽しかったです。

年月を経て知り得るもう1つの物語が、いくつか聞くことが出来て、充実の3時間でした。