カテゴリー別アーカイブ: 映画、音楽

横浜散策

昨日の日曜日は、横浜シティ・フィルハーモニック主催の定期演奏会がみなとみらいホールの大ホールで行われるのを聴くのが目的で出かけました。とても良いお天気で、午後の開演ということもあり、早めに行って最寄り駅の二つ手前の山手で降り、ウオーキングも兼ねて散策しながら現地に向かいました。

根岸線の山手で降り、どちらの方向に進めばよいのか、方向音痴の私には皆目見当がつかなかったので、夫の後をついていき、駅横の坂道を上がっていきました。少し行くと小奇麗な小さな坂道があったのでそちらへ上っていきました。なかなか急坂でしたが一気に上の道に出ることができ、上がったところには横浜国立大学付属小学校があり、途中「ふぞく坂」と看板があったのが納得しました。

上がったところは尾根筋という感じで、見晴らしの良い平らな道が続いていました。右手に進んでいくと「YC&AC通り」との看板があり、しばらく行くとYC&ACが現れてきました。横浜カントリー、アスレチッククラブということのようでした。子どもの遊具とグリーン、ネットなどが見えました。

そこを過ぎると右手に海が見え始め、しばらく行くと池袋公園というきれいな公園があり、散策路がありそうなのでそちらへ入っていきました。空は青く穏やかで気持ちの良いウオーキング。

さてこの公園は、秋の草木を美しく見せながらどこまでも続いていました。本牧山頂公園全体図でもわかるとおり。いい散歩道なのは結構ですが、今日の本命は、みなとみらいホールでのコンサート。ちょっと時間がやばくありませんか?

 

結局、最後の駐車場を抜けた後は、方向のわかる夫が、遠くにランドマークタワーを見つけそちらへと進んでいきました。私は「ランドマークタワーは、ランドマークタワーだね」とつぶやきつつ。

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徒歩でみなとみらいホールは時間的に無理なので、元町からみなとみらい線に乗ることに変更しましたが、石川町までもなかなか…。手前に長いトンネルがあり、そこを抜けたら石川町が見えて来ました。

みなとみらいホールでの演奏は、大変素晴らしいものでした。まず、パンフレットでの曲の説明がとても詳しく聴きどころがよくわかり、指揮者自らがまた壇上で詳しくトークされるという、親しみやすい雰囲気で好感が持てました。曲目も馴染みのあるもので、エルガー「威風堂々」、モーツアルト交響曲第40番、ムソルグスキー「展覧会の絵」。

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残念ながら、開演時間を開場時間と勘違いしていたので、後半の「展覧会の絵」のみ、はじめて3階席からの鑑賞でしたが、満足して桜木町から帰路に着きました。

2つのコンサート

9月の終わりに、ミューザ川崎のコンサートに行ったのを皮切りに、10月に入りまた2回コンサートに出かける機会がありました。

IMG_72921つは、10月5日東京のサントリーホールでのハーモニーコンサート。これはAOKIグループの主催するコンサートで、チケット応募に当選した2,000人のみ参加できるというもの。夜のコンサートで18時開場、19時開演。招待はがきには、気になる一筆「当日は、女性はワンピース、スーツ、男性はジャケット、スーツなどでお越しくださり、優雅な気持ちでご鑑賞ください…」のような断り書きがありました。

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まあ、東京へ行くのだし夜だしと思って、夫婦ともども普段には着ないお出かけスタイルでくりだしましたが、確かに優雅な気分で聞くことが出来ました。そして、何より演奏がかなり素晴らしかった!ピアノ協奏曲のピアニストの方の大胆で豪快なタッチ、新日本フィルハーモニー管弦楽団の力強く狂いのない演奏ともどもすっかり魅了されて聞きました。コンサートで睡魔に襲われなかった稀有な体験でした。

演奏終了後は、脱兎のごとく丸ノ内線の最寄り駅目指して、夜の赤坂と長い地下道を20分歩き通して帰ったのも中々非日常的で、町暮らしの本能が目覚めて来る感があり楽しかったです。

その三日後、今度は横浜の県立音楽堂でのトップコンサートに出かけました。これは昨年も行って今回2回目です。これも神奈川新聞からの応募での招待券で行きました。桜木町の山の手にある音楽堂で、前回はJR桜木町を降りて、急坂を登っていきましたが、今回は横浜駅から根岸線沿いに歩き途中なだらかに上って、以前とは反対方向から音楽堂へ向かいました。何時もよく歩くみなとみらいの高層ビルが線路の向こうに見え、昔からの街並みを新鮮な気分でながめ、新たな発見をしながら歩きました。

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コンサートは、3人の音楽コンクール上位入賞者と神奈川フィルハーモニー管弦楽団との共演で、それぞれ聞きごたえがありました。今回は正面の割と前の方で鑑賞したので、表情なども見え、それぞれの楽器の音などにも関心がわいてきました。だんだんクラシックへの目が開かれてきたかしら?日常の暮らしの中でも、時々演奏曲が頭の中で回ってたり・・・・

以上今年の秋は、音楽と縁が深そうな予感です!運が良ければ、もう1回この音楽堂で、神奈川フィルの演奏が聞けるかもしれません。

 

横浜みなとみらいホールへ

昨日の日曜日、神奈川県警察音楽隊の定期演奏会に行って来ました。

IMG_7012みなとみらいホールへは、横浜駅で降りて、ウオーキングを兼ねて、日産ビルを通り抜けて行くいつもの行き方で向かいました。みなとみらい21区は、高層のビルなどが立ち並ぶ、未来都市のイメージにピッタリのところです。

今回は、今まで通らないコースで、まずアンパンマンミュージアムを目指しました。ショーが見られるホールとアンパンマンのキャラクターの見られる、レストランとショッピング街があり、賑わっていました。正面の写真スポットでは、10周年の表示がありました。

IMG_7025その近くの三菱重工のビルでは、子どもが楽しめる技術館というのがあり、子ども科学館のような感じでここも賑わっていました。

この辺りは、ランドマークタワーの裏手、横浜美術館の裏手でもあり、正面の方に回ってみましたら、しばらく工事をしていたエリアがすっかり出来上がっていて、向かいのマークイズと続いていい感じになっていました。

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その道は、横浜駅から日産ビルを抜けて、まっすぐ来るメインの道の終点辺りで、横浜駅方面に歩くと両側にレストランなどもあるほか、ツタヤとスタバがコラボした店舗もできていました。

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IMG_7029レストラン街でお昼を済ませ、13時半開演のみなとみらいホールの演奏会に向かいました。

座席は、1階のちょうど真ん中辺りで、思いのほかいい席に座れました。

警察音楽隊というので、どんなものかと想像を膨らませましたが、30人ほどの吹奏楽演奏でした。第1部はクラシック、第2部は映画音楽。吹奏楽なので、カラーガードというバトンの演技も音楽に合わせて見せてくれたり、横浜少年少女合唱団80人による歌声も聞くことができました。

出かけには降っていた雨も小降りになり、暑さもほどほどで、ちょっと楽しい一日でした。

 

 

 

 

今年も文化の日に

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今年も、神奈川文化賞・スポーツ賞の贈呈式に出席しました。

毎年、11月3日の文化の日に、県と神奈川新聞の主催で神奈川県民ホールで開催されます。昨年は、お祝い演奏の神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴くことを目的に行きましたが、その時の授賞式が、インタビューなども見ごたえがあり、興味深かったので、今年はそちらを楽しみに出かけました(昨年

この催し自体は、65回目ということで、歴史あるものです。始めの黒岩知事からの挨拶でも、過去に受賞した人々にも感謝と誇りを感じているといわれたとおりに、神奈川県在住の方々の素晴らしい活躍を伺うことで、一つのことにしっかり取り組むための力がいただける気がしてくる授賞式です。

今年の受賞は、文化賞では著名な方では、北方謙三さん、小田和正さんなど、スポーツの方ではオリンピック・パラリンピック賞も加わり、その中に体操の白井健三選手の名前もありました。昨年同様、丁寧な賞状授与と、一人一人丁寧なインタビューがありましたが、今回は受賞者16人中、欠席者、代理出席者が合わせて6人いました。

代理の方は大概ご家族で、しっかり本人のメッセージを携え代読。普段の様子を語るなど丁寧でした。また、欠席者もプロジェクターにイメージ画像、手紙メッセージを届けてあり、マイナスの気分はなくなりました。

小田和正さんは、ビデオメッセージで、自分がなぜいただけたのか心当たりは全くないけれども、ありがたいことでこれからも益々精進していきたいというメッセージ。白井選手はお父さんが受け取りで、リオオリンピック床では、金しか考えていなかったがそうではなかったので、また課題が与えられたという感想…父の力偉大という印象を持ちました。

オリンピック賞の方々は、銅メダルの人が多く、まだまだ精進していくという決意が多く聞かれました。高校3年で陸上競技でスポーツ賞の方は、棒高跳びの魅力を「人には鳥のように高く飛びたいという思いがある」その思いを追及している、多くの人にこの魅力を知らせたいという言葉は、印象に残りました。また、一番初めの文化賞の作家の北方謙三さんは、人は誰でも生きて、死ぬものであり、その死まで懸命に生きるのです…とインタビューに答えられ重みを感じました。

1時間強、授賞式があり休憩をはさんで、音楽の演奏。。今回の演奏で、一番印象に残ったのは、指揮者のパフォーマンスです。若手の方でしたが、指揮を見ているだけで1つのショーと思わせるものでした。

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県民ホールは山下公園の前にあり、今回も行きは横浜駅からみなとみらい21区をウオーキングしましたが、この日は快晴で、海の景色は素晴らしいものでした。帰りは、日が落ちて、やはり昨年と同じく中華街の方では何かのお祭りで賑やかでしたが、今回はそちらには回らず関内から帰りました。

映画と百貨店

先週の今頃は、大阪の実家へ行く電車の中でした。

今回は、大阪駅で途中下車し、十年以上会ってなかった友人と待ち合わせしました。大阪駅は、乗り換えで通るので、駅構内などがどんどん新しくなる様子は以前から感じていましたので、東京駅のように駅中でもお茶する場所があるかなと思いましたが、それは10月オープンということで、改札の外へ出ました。

大阪駅は数年前から上の方に広がるようになっていましたが、その改札の先には、天空の広場があり、金の時計、銀の時計というのがあって待ち合わせに使われているようです。そこを、確認ののち、そこから続いて入れる百貨店の喫茶で10年分のおしゃべりをしました。お互いの子どもの成長ぶりには、驚かされるものがありましたが、反対に自分たちはブランクの話が埋まるに連れ、昔と何も変わらない中身にホッとしながら今の年を改めて感じたりしていました。

 

実家での滞在の3日間は、1日はお墓参りに行くので、どうしても毎年の繰り返しというスタイルになります。何か今年を記念することがしたいと思っていましたが、さほど変化のない日程になってしまいました。それでも、母は、少しの手土産、1回だけの手料理、ベランダ、窓、サッシ周りの掃除などを、ことのほか喜んでくれて周りの人にもそれとなく話している様子見ていると、遠くに住む親不幸を感じたりもしました。

 

今回も恒例の、映画と百貨店を巡るレクを行いました。映画は予備知識のないまま、題名だけで「グスコーブドリの伝記」を観ることになりました。宮沢賢治原作は知っていましたが、見るまで、宮崎アニメと思っていました。手塚プロダクションと知り、こちらも久しぶりで懐かしい思いで見ました。内容は、宮沢賢治の世界がうまくアニメ化されていて、静かに訴えてくるものがあり、私的には良い作品と思いました。気候変動によって、作物が収穫できなくなると、生命が脅かされると言う事実・・・幸せにもその苦労を知らないでこれまで生きて来た世代に静かに警鐘を鳴らしていることを感じました。火山の噴火のコントロールなども、富士山が気になる身にとっては、1世紀ほど前の話とは思えないリアルさを感じました。

その後の百貨店巡りでは、北欧フェアが行われていて、北欧に行ったことのある母は懐かしそうにしていました。私も、ムーミンの世界を楽しみ、海外旅行に行ったみたいにグッズを購入しました。中でも、花をブレンドしたグリーンティーは珍しく満足です。ムーミン絵柄のジグソーパズルがあったので、母に薦めました。いつもの本屋でも、いい本が見つかり満足そうでしたし、私が帰った後はそれらを楽しむと言ってくれました。

   

 

実家に行った間の1週間は関東地方はやや涼しかったようですが、帰って来たらまた猛暑再来です。こちらでは、こちらの世代間交流が予定されていて、賑わいました。お盆休みに日常とは違う時間を過ごせる幸せを感じています。夏の行事、前半終了です。

 

チャリティーコンサートへ

東日本復興支援のチャリティーコンサートに行って来ました。詩の朗読と音楽ということで、暑い夏に爽やかな気分になれるかなと期待して。

谷川俊太郎・パリャーソ みみをすますというタイトル。谷川俊太郎の名前は知っていました。代表作は?というと出て来ないのですがかなり著名人として。なので、ご本人が朗読するとは思っていなかったのですけれど。

パンフレットを見て、ご本人が朗読。息子さんの谷川賢作さんがピアノ、そしてハーモニカ奏者の続木力さんの3人の舞台ということを知りました。

♪空を越えて~の鉄腕アトムの歌の歌詞は、谷川さんだったのですね。初めの方で、これをピアノの伴奏でうたわれました。朗読の声と言い、メリハリがあって御年80歳とは思えない位でした。親しみやすい、1対1の様なざっくばらんなトークを交えながら、代表作や代表作の直前に作ったあまり知られていない詩とか、最近作った詩、震災後作った詩、若い頃の詩など、様々に朗読してくださいました。

構えた所のない気さくなお人柄と、出来上がった作品の、宇宙に広がって行くような詩の世界の感性とのコントラストもご本人が朗読されるからこその魅力でした。

息子さんのピアノとハーモニカの演奏は、ジャズ風な感じで、音楽でありながらちょっと絵画風。谷川さんの詩と同じに、いくつかの絵を見たような感じがしました。

トーク&質問コーナーもあって、益々普通人ぶりを見せられましたが、科学についてを質問してきた方に、鉄腕アトムの頃は、科学がどんどん進歩していく未来を感じる時代だったけど、今は、原子力に陰りが見えて考え直さなくてはならない時代に来たと言われ、共感できました。また、詩を書く時以外の時間は、詩のことを考えてはいないということで、ゆったりと詩を書く時間がたくさんほしいといっておられる辺り、詩が好きな根っからの詩人でいらっしゃると感じました。

終わった後、パリャーソCD購入者には谷川さんのサインがもらえる。パリャーソというのは、ポルトガル語のピエロという意味だそうで、続木力さんと谷川賢作さんの二人組のグループ名?ジャズを基盤に、様々な名曲を演奏される。結成10年。

*ダイナミックなステージを見せて下さった息子の賢作さん。谷川俊太郎は、父親である前に、偉大な詩人ということで、大きな敬意を示していらっしゃる所に好感が持てました。続木力さんは、京都の有名パン屋さんの御曹司、そのパン屋さんを知っていたので親しみが湧きました。

夏の1日、期待通りに爽やかな時間が過ごせました。

実家での日々

昨日、大阪から戻りました。

実家は、8年前に父が無くなってから母が1人で住んでいます。2年前に、7回忌が済み、月日のたつのが早いと感じてからまたあっという間に2年が過ぎました。いつの間にか、実家行きは、8月の夏休みの頃と、2月の命日の頃に行くのが定番となっています。

そして、その中身も近頃では決まって来て、日数は3泊4日。中二日間のうち1日はお墓参りに和歌山へ。電車、バスと乗り継いで片道2時間かけて行きます。82歳の母がこのお墓参りを毎月やっているのだから感心します。母の実家もある生まれ故郷だから、そこにお墓を持てて(分家なので父の死後墓を購入)良かったのかもしれませんが。

夕方には戻り、天王寺あたりでショッピング&夕食をして帰ります。

もう1日の使い方が、ここ何回か、映画を見ています。今回は、イメージだけで決めて、菅野美穂主演のジーン・ワルツを見ました。思っていた感じではなっかたですが、何カ所か印象深いシーンや言葉がありました。

映画を見た後は、1階下にある大きな書店の横の喫茶店でお昼を食べます。以前も紹介しましたが、この書店中喫茶店は、座席に3冊まで本を持ち込んでいいので、今回の「ジーン・ワルツ」の原作本なども持ち込んでパラパラと比較したりしました。原作の方が、遺伝子、病院、代理出産などのテーマにつながるところが詳しく描かれているので楽しめそうと感じ、購入意欲が数パーセント動きましたが、購入した本は「白夜行」。堀北真希のポスターがちょっと気になっていたのかもしれません。

母ともども、この映画館→本屋の喫茶店に、すっかり気に入ってしまって、しばらくはこのパターンにしようと話し合いました。

この日は、早めに帰宅できるので、今回は私の手料理を申し出ました。母は、もともととても丁寧な手料理を作る人でしたが、近頃は一人暮らしだからと手間のかからないものを生協カタログなどから探し出して、シンプルな暮らしをしていることに今回気づきました。

私が作ったのは、最近集まりで作った2品「治部煮」と「七色なます」。8人分くらいのレシピをそのまま作ったので、お隣に住む、やはり1人暮らしの91歳のIさんにお裾分けしました。Iさんは、あちこち出かけて帰ったばかりで、疲れて何もする気なく座ってたところだったのでとても嬉しいと喜んでくれました。

大阪の母のマンションも、日本の社会と同じ構造で、年々高齢化が進んでいます。1人暮らしの家も多いですが、JRの駅に1分、1,2階は大型スーパーが入った生活至便の場所の価値を今味わっているように思います。

充実した4日間は、あっという間に過ぎ、復路に着きました。大阪も年々変化をとげています。今回の気づきは、大阪駅。乗換専用のきれいな通路が出来ていました。

サツキの頃ー博士の愛した数式、再び

今週は、毎日よいお天気が続いています。
 
ツツジが、そろそろ下火になって薔薇もピークを過ぎたこの頃、
ツツジの下方に植えられているサツキがチラホラ咲き始め、
               陽の当たるところでは満開になってきました。
 
         
    
 
  花が咲き出すと、一気に明るい景色に変わります。
     今週は、毎日町方向に出かけていることもあり、そこここでサツキに遭遇しました。
 
 
      
 
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今日は早々に、家に帰り着き、先日ビデオに撮った「博士の愛した数式」の残りを観ました。
昨年、本ですでに大変感動もし、博士、数学、記憶障害、子どもという組み合わせで絶妙に構成されている話自体にも
感心させられましたが、映像の方では、なかなか泣かせられました。 
 
  数学、数字といえば毛嫌いする人もいる硬いイメージに、
        温かさと愛に満ちた真実を感じさせるマジックにあふれた演出でした。
 
 「大切なものは目には見えないのだよ、心で見なくては。」
 「面倒をみた相手には責任があるんでしょ」
など、星の王子さまのパクリ?と思わせるセリフも何回かありましたが、
 
  「見えない世界が見える世界を支えている」という言葉を加えて、
          宇宙が生まれる以前からあったという数の世界の真実を解いたり、
 また、1とは何なのかは、なかなか難しいと言っては、
    「1つの中に、全体がが調和していて美しい。良いこととはそういうこと」と語る。
 
博士の記憶障害は、深刻な悲劇であり、これは、平均寿命が延びた今日、
ある人数の人には、無関係のことではない現実が待っているかもしれません。
 そのとき、絶望に陥るのではなく、
   限りある時間を、今を大切に生きることの大切さを強烈に印象付ける博士の姿、
 
  博士の愛した数式、のように次代に
               孤高に、愛深いメッセージを残したいものと思いました。
 

横浜みなとみらいホール行き

 27日、目的地の桜木町駅には、開演20分前の、午後1時10分に降り立ちました。
 空は快晴、とてもよいお天気で、白いみなとみらいの建物群が光っているようでした。
 
     
         
       まず左手にそびえるランドマークタワーの方に続くエスカレーターを進んで行きます。
    このランドマークタワーには、今から13年前、出来て間もない頃に家族で行ったことがあります。
                                             それからの、年月がフッと頭をよぎりました。
          
 
    みなとみらいの街が今のように完成してから何回か足を運んだことがありますが、
  異国情緒と若いハイセンスな雰囲気の漂う建物とお店が並び、ここも嫌いではありません。
 
    
 
  みなとみらいホールへは、このあとムービングウオークをいくつも歩いた先の建物の
  さらに一番奥の地下に入り口があります。
                             
 以前1回来たことがあったので、迷わずに行けましたが、開演5分前のぎりぎりの到着でした。今回は、座席指定で
 2階の最前列から、演奏を聴きました。パイプオルガンと舞台後ろ席などもあり、立派な音楽ホールであることに改めて感心しました。
   
  終了後、食べそびれた昼食を、カフェクロワッサンで。ちょうど空いていた二人席に1人で座って、
 クロワッサンにアボガドをサンドし粒胡椒を利かしたサンドウイッチと、ビーンズの沢山入ったスープを飲み、
 なかなかの幸せ気分に浸りました。
 
     
 
 1人みなとみらいもいいもんだと思いながら、「ひとり日和」ってこういうことを言うのかなと思ったりしました。
             
          ******  「ひとり日和」は今度読んでみようと思います *******
 
 

1日遅れのクリスマス

   今日は、この頃には珍しい嵐のような雨天でしたが、
   予定していた音楽コンサートにでかけました。
           こちらは、昨年から行き始めたものです。
 
  異国情緒たっぷりのホテルのチャペルでの、コンサートで、小ぢんまりとしていますが、
  本格的な生演奏を青少年に聞かせたいという趣旨で行われているチャリティー・コンサートです。
 
      
    
 出演者はピアノとビオラとチェロとオペラを歌う人の4人で、
                         いずれも本格的な演奏と歌を楽しみました。
 
   このチャペルは音響の具合がいいらしく、ミニコンサートをするにはもってこいの場所であることを今回知りました。
   このチャペルのテラスには、未だクリスマスのイルミネーションが雨の中輝いていましたが、
   このあとは早々にとりはずすのだろうと1日遅れのクリスマスを思いました。
 
         
          
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     今年、家でもクリスマスケーキをイブの日に作ることができず、25日に食べました。
   まあ、クリスマスの日だから遅れたわけではありませんが、なんだか盛り上がりに欠けた気がしました。
 
    ケーキはいつもの苺のデコレーションケーキです。
    毎年、この日が苺を食べ始める日となります。
    苺を食べながら、また苺を食する日がやってきたことに幸せを感じていました。
    苺とホイップクリームのコンビネーションは幼い日の不二家レストランの苺パフェの甘い記憶に繋がります。