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6月の庭とドクダミ化粧水

私の好きな6月になりました。6月といえば梅雨のイメージ通り、今日は一日雨が降るお天気です。別に雨が好きというわけではありませんが、6月の雨はまだ悪くありません。

サッシの向こうに見える小さな庭スペースも、この季節だけは緑が生き生きしていて力がいただける気がします。それで、マイブログでも6月の庭を何度も称賛してきましたが、そう云えばここ何年かはお休みしていました。

その間に、いくつかの変化を遂げたうちの庭を少しふり返りたいと思います。

まず、以前は大木であった月桂樹は今は小さな切り株。その後ヒバが全盛期を迎えましたが、これも剪定のし過ぎで枯れ木となり、その数年前に根付いたモッコウバラの台のようになりました。この二つの後退により、ツゲの木がかなり大きくなり今、うちの庭の程よいリーダーとなっています。

また、鉢植えから根を伸ばしたビワの木は、2,3年前その根が揺さぶられたのか、危機がありましたが、今年は沢山の新しい葉を茂らせてくれました。これが、東側。

西側の一等地は、イチジクが枯れた後に山梨のぶどうの木がここ数年、葉を茂らせ3年前には美味しいブドウの実をつけてくれました。今年も少しはできそうです。しかし以前、この季節に白い花を楽しませてくれたクチナシは2年前くらいに突如枯れてしまいました。ぶどうの勢力に負けたのだと思います。

ほかには、長くコンスタントに成長を続けるガクアジサイが今年も花を楽しませてくれています。

あとはドクダミが、今年も雑草エリア一面に白い花を咲かせています。ドクダミ茶は一度試みたもののそれまでですが、化粧水はずっとこのドクダミ化粧水を使っています。

ドクダミ化粧水

しかし前回作ったのが2016年で、それが1つまだ未使用だったので壜に移しました。6年もたっているけどとてもきれいな色です。この年に作りすぎたので、今回は1瓶だけ作り増すことにしました。

今回は、ツツジを取り囲んでいるドクダミを採集、洗って乾かし、きれいな花と葉だけを瓶に入れて、ホワイトリカーを注ぎました。あとは何年寝かせましょうか?

ドクダミの繁殖力とこちらの保護力で何年もこの状況ですが、それでも少し変化はあります。気づけば水引き草がブドウの木の下辺りで繁茂し始め肥料を撒いた辺り、カタバミが大きく育っています。

明日は日差しが戻るようです。6月の晴れ間がいちばん幸せを感じる時、味わって過ごしたいと思います。

梅雨が明けて1週間

ー東京オリンピックの開会式がありましたー

お天気が安定してから、1週間が過ぎました。太陽が姿を現すと、今の季節はどんどん気温が上がり熱中症にも気を付けなければいけない猛暑が続いています。

しかし、こんな時を狙ってすることもあって、週半ば、梅の三日三晩の天日干しをしました。簡単冷蔵庫梅干しですが、それなりに出来上がるので私向きと思って仕込みました。

週半ばにもう1つ発見がありました。今、庭にはブドウが少し実をつけるも、他の植物は、花が終わったアジサイ、実が終わったビワ、葉が汚れつつあるドクダミ、そして花が終わったあとドンドン枝を伸ばすモッコウバラなどで、この枝を剪定するために、庭に出たところ、なんということでしょう!アジサイが大きくなりすぎて、その枝の下に隠れてしまった、クンシランが長い茎をのばして、花を咲かせていたのです。

残念なことに、気づくのが遅く、もう終盤でしたが。冬に移植しようとしたのですが、恐ろしく固く根を張っていてびくともしなかったから、土台がしっかりとした植物なので、こんな技を見せてくれたのだと思います。


さて、ついに東京オリンピックが始まり、昨日はその開会式でした。競技は二日前から始まっていて、開会式に向けては今までの歩みを振り返る番組などもあり、賛否両論ある中、スポーツ選手だけでなくそれに向けて多くの人が力を注いで来たことを改めて感じました。新競技場の建設、ホストタウンのおもてなし準備、選手たちの1年延期による悲喜こもごもの今など。

開会式は、57年前は快晴の空の下でしたが、今回は午後8時から。映像と花火で始まりました。聖火がともるまでの4時間弱、それこそ入浴、食事を済ませて終わりまで見ました。まるで紅白を見るときのようなパターンと思いながら。(もっとも、紅白をそんな風に見たのは遠い昔ですが)

開会式の印象は、悪くありません。映像と実写がうまく調和がとれていたと思います。コロナ禍の今も映し出していたし、最新の技術や細かいところの環境への配慮や、日本の伝統の表現、日本の文化の表現、日本のシンボルの表現がなされていたという印象です。前回は、戦後からの復興であったとしたら、今回は円熟したところをとどなたかが言ってましたが、私もそのように思いました。

森林の国であり、昔も今も木の匠の国であるとのメッセージが感じられました。印象に残ったものは、多くの人と同じで、1824期のドローンによって空中に描き出された地球と、ヒストグラム50競技の実演。

今、日本の周辺には台風が次々出番を待ってる感じですが、どのようなオリンピックの夏になるのでしょうか? アスリートの活躍を楽しみにしたいと思います。


やさしい春の花

いよいよ3月になり、草木が動き出しました。

冬枯れの庭に、緑の芽があちこち。チューリップ、ムスカリ、デイジー、ネモフィラ、…秋に仕込んだ花たちは順調に芽を出しています。そして、それらに交じって知らない野草も加わって、どんな花が咲くのか楽しみです。

昨年はとうとう更新手続きができなかった花菜ガーデンですが、ようやく3月はじめに更新ができました。開園と同時にサポーターを始めたので、11週年を終えたということで、記念品などもいただくことができました。

久しぶりの園内は、早春の、眠りが醒めるときのような、静かで優しいけど不思議なエネルギーを感じる気配に満ちていました。

             

そして、その数日後、次女の初めての赤ちゃんが誕生しました。3人目の孫は、久しぶりだったので新たな感動です。小さな新生児を目の当たりにして、やさしい春の花のようにとの願いのもと、健やかに育ってほしいと心から思いました。

ブドウの気持ち

5月になりましたが、緊急事態宣言はさらに今月末までに延長されました。日々伝えられる感染者数は減ってきましたが、東京はまだまだ二桁を下ることはありません。

ステイホームの自粛生活は、だんだん慣れて来ています。他国のように全く出られないわけではなく、3密を避けての外出は可能というゆとりもあるからと思いますが。

庭木に目を向ければ、植物の成長は著しく、モッコウバラは4月半ばごろに、いち早く咲き今はもう咲き終わってしまいました。枇杷の木は一昨年頃に元気がありませんでしたが、今年は順調に回復し元気。アジサイは今年も沢山蕾をつけ始め大きく葉を拡大しようとしています。

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さて、昨年初めて芳醇な実を付けたブドウの木ですが、新芽を出して順調に枝葉を伸ばしていたある日、一部の枝の葉っぱが、水が足りない時のように萎れているのが見つかりました。驚いてネットなどで調べ、虫にやられているかもしれないと判断して、枝を2箇所切りました。切った枝からは、見る限り虫が入った様子はありませんでしたが、切り口に紙の絆創膏を貼って様子を見ることにしました。

その後ブドウは、その他の枝葉を大きくして順調に成長しています。将来房になりそうなものも10個ぐらい現れて来て、ひとまずはほっとしています。

でも何故あのように急に一部だけ萎れてきたのか?・・・ふと思いました。これは、ブドウの戦略だったのかもしれないと。萎れて切った部分は、他の植物と接触して将来性の乏しいゾーンでした。1つ下の枝がすでにそちらに伸びていることを考えると、切った今はなかなかバランスが良くなりました。

多分、枝を切って、ブドウの思惑通りとなりました。

このようにブドウとは友好的にやっていますが、今1つ心配なのが、隣のクチナシ。6月に白い花を毎年咲かせて楽しませてくれていましたが、昨年ブドウの拡大とともに半分くらいが切られました。そのせいなのか、昨年の冬の実は小さく貧弱でした。きっと、ショックだったのかもしれません。現在新しい葉っぱがほとんど見られず、というか何だか枯れてきているみたいなのです。気づいてあげられずごめんなさいというしかありません。

うちの庭、あとはドクダミの絨毯ができつつあるところです。昨日は梅雨のような匂いがし、今日は夏の日差しが照りつけた、5月の風景です。

*10日後(5月21日のぶどうの木)

 

ぶどうの袋掛け

6月が一番美しいうちの小さな庭も、枇杷は葉っぱだけ、ドクダミ、クチナシは咲き終わり、今年も見事にたくさん花をつけたガクアジサイもピークを過ぎました。

これからは、気温上昇と共に虫の巣窟となるので、もう庭には近づきたくなくなりますが、ガラス越しの楽しみは、3年目にしてようやく実をつけたブドウの行く末です。

2318CCEA-1D50-43C4-937C-D134D626AE0Cこのブドウは、以前はイチジクを植えてあった場所に植えたもので、山梨に出かけたときに苗木として売られていたのを購入しました。確か3本買いましたが、この1本だけが育ってくれました。昨年、一昨年は葉を伸ばすばかりでしたが、昨年の夏の終わりにブドウの実らしきものがようやくつきました。冬が来て初めての実は育ちませんでしたが、春が来て期待通り実をつけてくれたのです。

BCE86FE5-2AF9-4C2C-808D-0906501D37B6さて、とにかく植物、作物育成に疎いので、肥料などは昨年の秋の残りを春先に施した以外は何の手入れもないままです。でも、数えるところ10以上の房をつけはじめたので、よく見かける袋をつけるべきかと思い、ネットからも情報を得て、今回新聞紙で作った袋をとりつけました。

晴れて乾いたときにつけるそうなので、2日間晴れた今日しかないと思い、とりつけました。上部は食パンの袋の上とかをしばっているあの針金で止めました。

全部で、14房ありました。大きく育つでしょうか?品種も不明なので、どんなブドウになるか楽しみです。作業終了後、ほどなくして雨が降ってきました。新聞紙の袋大丈夫でしょうか?

うちの庭、しばらくは、ブドウに注目して暮らしたいと思います。

梅雨の前の花々

3FEE9F78-0206-4B82-B245-CFA44949E6D5無事スマホ1ギガ未満をクリアして、6月を迎えました。気が付くと、家の周りはドクダミの白い花に包まれています。ドクダミの花は、梅雨に入る前に咲くそうです。

広くないうちの庭も6月になると数種類の花が咲き始めて、1年中で1番美しい庭となります。春に芽を出した若葉が青葉となりボリュームをつけ、最盛期に向かって生命のエネルギーを発散させているからでしょう。

植えてから毎年葉を広げるばかりだったブドウの樹も今年は期待できる実をつけはじめています。そして、昨年は枯れるのかと思われた枇杷の木が息を吹き返し新しい葉を茂らせたのもうれしいことです。クチナシはもうしばらく時間がかかりそうです。

 

さて、6月10日は時の記念日ですが、私の所属団体では5年に1度の生活時間調べを行っていて、6月1日より1週間、1日1440分をどのように使っているかを記録しています。もちろん強制ではありませんが、いい機会と思い入会以来、参加してきました。

ありのままでも良し、これを機会に有効な時間を使うように努力するのもその人次第です。

今回、私は個人目標として、毎日外歩き30分以上をカウントしたいと願っています。そんなことで、昨日は久しぶりに近くの川沿いをウオーキングしました。

川沿いの花も気づけば、様々な変化を見せていました。これからの花としてアジサイが形も様々に色づき始めています。

 

今までも楽しませてくれた川の道、ウオーキングの醍醐味を今回もいただけました。

 

 

 

冬の前の庭

今朝、何気なくかけたテレビで、多肉植物の冬のケアの話をしていました。

うちにも、金のなる木があって、以前、急に寒くなった日に、一晩で枯れたことがありましたので、それ以降は、毎年冬になる前に、室内に入れるようにしています。

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好都合にも、昨日今日は、小春日和の暖かな日となりましたので、天気が一変する前にやらなくてはと思いました。庭は家のすぐそこなのですが、実はここ2か月ぐらい、雨戸の開け閉めの時に眺めるだけで、全く立ち入っていません。水をやらなければならない鉢物のもないこともありますが、大きな理由としては、例のカミキリムシがイチジクの切り株にいつも君臨していたからです。

放っておかれた庭は、雑草は夏の勢いはありませんがある程度好き勝手に生え、ドクダミの群生もすべて枯れたままになっています。庭に下り立つならば、まず雑草とドクダミの撤去。それから、・・・最後にチューリップも植えてと考えていましたが、少し雑草を取り始めた矢先、見つけたのです。

今日は暖かだからでしょうか、またカミキリムシが、切り株の上のいるではありませんか!

出鼻をくじかれ、イチジク周辺を手入れするのは諦めましたが、その他の、ドクダミ、雑草、水ひき草、を撤去。また、15年以上花の咲かない君子蘭も撤去、ハランの領域を小さくしました。

数年前に勝手に生えてきた八つ手は、刈り込んで小さくなってましたが、もともとの木を圧迫していたので、これも根こそぎ撤去しました。この八つ手は、上だけ見ていると背の高い草にも見えていましたが、根っこの方はどうして、もう大木になる準備をしていて、頑丈でしたが根を切って掘り起こし取り出しました。

鉢植えのレッドロビンも剪定・・・まだまだ手を加えたいところはありましたが、あっという間に2時間を経過し疲労したので、チューリップの植え付けは後日にすることにしました。

imageところで、明日は、スーパームーンということですが、雲が広がり見られないと思って、昨日今日、撮影しました。

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11月13日

 

 

カミキリムシと格闘した日

家の裏庭に大きく成長し、近年大きな果実をつけるようになったイチジクは、昨年一昨年と、カミキリムシにやられているとみられる幹の樹液の様子から、今年の春に地上から50㎝くらいの丈のところで幹を切ってしまいました。そのときに、幹にはやはり大きな穴が開いていて、その判断は正しかったと思いました。

imageカミキリムシという名前は、子どものころ昆虫図鑑で見たイメージはあるものの、実際にはほとんど見た記憶がありません。しかし、カブトムシ、クワガタムシのイメージの続きでそんなに毛嫌いするほどではありませんでした。

そのカミキリムシですが、切り倒したあとの幹にしばらくすると姿をあらわしました。ゴキブリほどではないけれどガラス越しにながめても気持ちのいいものではありませんでした。

その後、イチジクはやはりとても勢いのある木でしたので、残りの幹から細かい枝やらがたくさん出て、いくつかは残しておいたら、そのうちの2本は庭を這うように大きな枝になり、大きな葉っぱも付けました。初夏のころはそれも新緑でいいのですが、8月にもなればただの鬱蒼とした藪、虫の巣窟と化してしまって、早く切ってしまいたいという状況になっていました。もちろん、目を凝らすと、かのカミキリムシがそこかしこに居座っていますし。

今朝は、猛暑の朝に比べ涼しい朝で、雲が広がって、家事を終えた9時台はまだ穏やかな庭でしたので、チャンスと思い、しかし腕カバーと、長靴をはいて庭に下り立ちました。水やりもしばらくしていなかったので、申し訳なくまず水やりから。それから、イチジクの剪定に。

そこかしこにカミキリムシのくっついた葉を切り取り、気にせずゴミ袋に詰めていきます。と言っても、合計10匹いるかいないかですが(目に留まったのは、5~6匹ぐらい)。さて、そのうちの一匹が危険を感じたのか私の手元近くに来た時に飛び始めました。カミキリが飛ぶとは!すばやく、イチジクの葉で応戦したら姿が見えなくなりました。

その他の草木もある程度きれいにし、野の百合を切ったりしていたら、左肩の服の内側が少しチクッと。異物混入といった感触。さわってみたら、やはり何か小さなものが感じられます。この状況からは、植物か、虫かのどちらかが頭をよぎりました。

室内の玄関まで来て、それを取り出したたきに捨てることにしましたが、8割植物と言い聞かせ、もし昆虫なら気づいた時点で気力持たないと思い、一気にその行動に出ましたところ、何と、それは小さなカミキリムシだったのです。まだ足をばたつかせていたので、残る気力をふりしぼり、サンダルで玄関の外に追い出しました。

振り返って、妥当な判断で追い出せてよかったと思いつつ、心のケア必要だわと、その後は心休まる午後を過ごし中です。

image見事に咲いた野の百合には、外もいいかもしれないけど、この度は家の中でその美しさを楽しませてもらっています。

 

7月をふり返って

近頃、パソコンに向かうことが少なくなりました。

ワード、エクセルの文書作成と、パソコンメールの文書添付の送信が主になり、インターネット検索、メールのチェック、画像の編集などは、スマホの方が、速いスピードで、どこにいてもできるのでそちらを利用するようになったからです。

おまけに、以前はパソコンを使うついでにパソコンゲームにもはまったりしていましたが、そちらもスマホからのラインゲームがとってかわりました。そんなわけで、現在はスマホ依存状態の後期というところです。

しかし、ブログアップに関しては、スマホからはやりにくく、結果ついつい滞ってしまいます。ブログを見たり、チェックしたりはスマホからすぐにできるので、大概そこで終わってしまいます。

簡単なつぶやきのツイッターは、肝心の写真投稿が既存のものがうまくできなくなり、仕方なくラインのタイムラインの方へ。こちらは実名ゾーンなので、パソコンブログとはつながりません。

この7月は、世の中的には参議員選挙で始まり、東京都知事選挙で終わったという感じですが、1つは参加1つは見物という状況ながら、開票速報、投票が終了した午後8時に、出口調査でもう結果があらかたわかるというのがいつもながら面白くもあります。どちらも池上さんのチャンネルを楽しみました。

image  image 1ヵ月前

私の7月はというと、夏風景を楽しみながら、孫への小物洋裁、何個目かの牛乳パックの椅子製作、色のデザイン、自分のエプロンづくり、会の料理教室参加と中々、実践的なことが色々できました。

実践的なことといえば、もう1つ、会で話題になりやりはじめた「布巾の煮洗い」。2リットルの水に粉せっけん小さじ2を入れ、布巾5,6枚を入れ3分煮た後、10分放置し、洗って干す。これを実践し始めてから、台所が気持ちよくなってきました。

夏なので、手作り梅ジュース、しそジュースが常備されています。また、今年は、畑をやっている方からの夏野菜の到来物に恵まれ、キュウリのお漬物2種類を覚えました。

明日からは8月でいよいよ夏本番です。

我が家の今年の裏庭(玄関の反対側にあるだけでふつうの猫の額)事情。春に、カミキリムシにやられたイチジクは大幅に剪定したので、地面を這う感じに葉が広がっています。月桂樹の変な虫は、今年はずいぶん減り、やや元気に。ガクアジサイは今年も拡大中。

そんな中、雑草のような風貌の2本の野の百合に蕾がつきました。もう数日できれいな花を咲かせてくれることでしょう。

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今年の庭レポート

我が家の庭が1年中で一番美しくなる6月が今年も到来しましたが、いつもよりも早く過ぎて行く気がします。

かつて、家の庭の真ん中で一番大きく、他を圧倒する勢いだった月桂樹は、大木化した後、1メートルくらいの切り株状態に剪定した後も、また大きく枝を伸ばしたりしていましたが、その後とうとうアブラムシにとりつかれるようになり、毎年新芽をやられてしまいます。気の毒というか、残念で、こうなるとロリエの葉っぱの収穫は無理となりました。

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image庭全体としては、枇杷とハランが大きくなりすぎていたので、ひとまずハランを引き抜き、範囲を狭めました。枇杷はもう実がついていたので、しばらくおき、十数個の実を収穫した先週に、せり出した太枝1本を剪定しました。枇杷の葉は薬効があるので以前は大事にしていましたが、近頃はもっぱら実の方に関心がいってました。でも、せっかくなので、今回剪定した枝からきれいな葉をとりわけることにしました。どうするかは考え中です。

 

6月に近づき、一番目立ったのは、額アジサイです。数年前から毎年コンスタントに咲くようになりましたが、今年はさらに葉っぱも花も増えて、とうとう定着して繁殖していきそうな勢いになってきました。

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imageそのころにはドクダミ保護区も一面ドクダミが広がっていましたが、一部ユキノシタを優先した辺りが中途半端な感じになり、葉っぱが赤茶けたドクダミも目につくようになってきました。

ドクダミ化粧水の作り増しをしたいと思っていたので、困ったと思いましたが、いつもは目を向けない、額アジサイとヒバの周辺のドクダミはきれいにイキイキしているのを発見し、そちらを採集しました。

 

 

 

 

昨年いち早く葉を茂らせ実をつけて驚いたイチジクは、昨年秋に中心部分の幹だけ位にしてあったこともあり、急に枝を伸ばすこともなく、ほどほどに葉を出して安心していましたが、ふと気づくと、向こうが見えないくらいの密集ぐあいになり、慌てて剪定しました。こちらも、虫にやられているらしく幹が怪しい状態なのに、今のところ元気そのもので、剪定したことで実もあちこちつけて成長しつつあります。

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虫に関しては、先日花菜ガーデンに行ったときに、ガーディナーさんに尋ねたところによれば、カミキリムシにやられているらしいことがわかりました。幹に中に入って植物を枯らしてしまうということなので、対策が必要です。対策としては、幹の穴の開いているところに煙(蚊取り線香など)を入れ、出てきた穴をチェックし、それぞれの穴から薬剤を入れて駆除するそうです。

そうこうしているうちに、クチナシの白い花はいつのまにか咲いて、今は花柄があちこち残るばかりで、しっかり楽しめなかったことを残念に思っています。

 

image今年の庭には、地味ながら、野菜の鉢植えが3つ、いただいたつる植物の鉢が2つ、また昨年挿し木で持ち帰ったぶどう木が直植えで葉を出しています。

6月が終われば夏の饗宴に向けて、どう変化していくのでしょう。熱気と、蚊などの虫の巣窟となるので、毎年あまり庭には近づかなくなりますが、給水システム、なんとか復帰したので水やりだけは気を付けたいと思います。