旅の二日目は、いよいよ本命の天橋立行きです!朝食7時、出発8時と早いスタートです。
旅の行程は、パンフレットに書かれていますが連れて行ってもらう旅は前もって中々頭には入りません。バスに乗り宮津湾を眺めながらだんだん天橋立が近づきます。ガイドさんが、観光船で今回訪れる天橋立一の宮まで行くことを告げ、その際に廻船橋を通るのでよく見るようにとの説明を受けた時には、何のことやらイメージがわかず聞き流していました。私たちのためにわざわざ1日1回橋を回してくれるのです、とか…?
その意味が、体験と検索により徐々にわかりましたが…(^_^;)
観光船は宮津桟橋から出発、船長は紅一点の方と紹介がありました。船の2階は椅子は無く屋上風なので船室に入って出航しましたが、ほとんどの方は初めから2階に行かれて、5名くらいで船のガイドさんの挨拶とガイドを聞きました。ここでも、もうしばらくしたら上に上がって廻船橋を見てくださいと!




廻船橋を通る前に、天橋立が大きく近づき、間の水路へ船が入って行くその先に橋の半分が回った橋が見えてきました。残りの半分の橋には人が溜まっています。全く通行の邪魔をして船が通過するのだなと理解しました。このように迷惑になるからなのか、観光船の宮津港から出港する船は、一日に1船のみとなっていました。
ちなみに此の後またこのJR天橋立駅に近い文殊港にバスで戻って、この橋を渡って天橋立を散策することになります。
ここを通過した後の天橋立西側の海は阿蘇海と言うそうです。一の宮桟橋が近づくと左手に舟屋が二十数軒見られましたが、午後に訪れる伊根地区にはこの10倍約230軒あると言うことでそちらが楽しみになりました。舟屋というのは、海に面して家が建ち、車の車庫のように船が入るように建てられている家屋のことです。
一の宮桟橋を降りるとすぐ近くに、元伊勢籠(この)神社があり、そこに参拝した後、天橋立散策組とケーブルで傘松公園へ上がる組とに分かれました。
私たちは、夫の要望で松林散策組です。バスで文殊港まで戻り先程の廻船橋を渡って、ゆっくり小一時間、天橋立を散策しました。









良いお天気で、右手遠くに昨夜宿泊したホテルが見え、右側は砂浜のところも見られました。左手は阿蘇海、すぐそこまで迫る海で静かにさざ波が立っていました。松林は夫婦の松、友達の松、昭和天皇が皇太子の時に植樹した松、などが印象に残りました。
昼食の後、次の訪問地―伊根の舟屋へ向かいます。(つづく)