私の中では、桜の季節は終わっていましたが、今朝になって急に、夫から長野県伊那市の高遠の桜を見に行こうと誘われました。
高遠の桜については、今年の行き先として先月より候補に挙がっていましたが、ねらっていた先週の土曜日のツアーは、まだ見頃で無いので申し込まなかったので、私の中ではまた来年以降の話になっていました。
今日の高遠の桜は、城址公園では5分咲きという発表ですが、周辺はもう満開に近く、城址公園も7分以上、木によっては満開に近い咲きっぷりで、明日からお天気が悪くなることを考えると、今日が見頃だったと思います。
ソメイヨシノの関東でのピークは過ぎてしまいましたが、桜は所、品種でまだまだこれからのところもあるようです。
迂闊にも、私は直前まで、何となくソメイヨシノを思い浮かべていましたが、高遠の桜は、タカトオコヒガンザクラという種類で、その一帯はすべてこの品種の桜が咲いていました。
山桜のような花の付き具合で、色はソメイヨシノよりピンクが濃く、河津よりは薄い色。そして、何よりも印象的なのは、空を埋め尽くす花。ソメイヨシノよりも樹齢が長いからか、背が高い木々であるのが印象的でした。
たわわに淡く咲き誇り、ハラハラと桜吹雪を散らすソメイヨシノがやはり1番かなとも思いますが、タカトオコヒガンザクラには、控えめな品位が感じられる和風の桜という印象で、好感が持てました。
10時15分出発。相模湖ICから中央道、談合坂SAで昼食。 八ヶ岳Pで休憩。諏訪南ICで降りて、国道20号、6号から県道125号を通り、15時に高遠に到着。帰りは18時出発、途中双葉SAで夕食、22時30分に戻って来ました。
土曜にもかかわらず、渋滞にあうことなく行けましたが、高遠は関東からは、なかなか遠いところ、そして標高も高いところにあり、まさに高遠でした。