月別アーカイブ: 2012年5月

アイフォン復活物語

5日ばかり前のことです。L字キッチンのコーナー辺を定位置として置いていたアイフォンが、いつもは置いていない、プルーンの水付けをしたボールに落下。半分水没ですが、一瞬で拾い上げ、水分をふきとり、ドライアーで乾かしました。スリーブ状態のアイフォンを動かしたところ、変わりなく動いたので、ホッとしました。

ところが、それから2日たった頃、実家の母に電話をして、電話の受話の音声が全く聞こえないことに気付きました。こちらからの声は届き、相手からの呼び出し音は聞こえますが、相手への呼び出し音は聞こえません。一瞬水没は、アイフォンの頭部分だったので、やはり音に関係するところにトラブルがあったのです。

さっそく、ネット検索で事例をさがしました。すると、水没後の処置として、真っ先にすることは、電源を落とすことで、その後水分をしっかり除去して、4日間くらい乾燥剤を入れた袋に入れておくのが良かったようでした。もう2日も使ってしまったけど大丈夫だろうか、他の機能が仕えても、肝心の電話機能が無いのは放っておくわけにはいきません。

それで、遅ればせながらすることにしました。カバーを外し、乾燥剤の袋入り。

        

考えてみれば、アイフォンに替えて9カ月。いつの間にやら、アイフォンを絶えず使用している人になっていましたから、4日間も無い暮らしかー・・・と、何だか文明の利器を1つ取り上げられた気分に。

それからの暮らしは、何年か前のスタイルです。携帯もないのと同じですから。

朝のアラームもアイフォンでしたが、こちらは以前の携帯電話を充電させてアラーム機能を使いました。そして、久しぶりにこの携帯電話に保存されている画像や、文書を眺めて楽しみました。

古い携帯電話のカメラ機能がネットワーク自動調整ができないから使えないのは悔しいことです。カメラ機能の充実した携帯でしたので。

本来なら、早くとも明日の夜に、乾燥剤袋から出す予定でしたが、夫との会話から、状態をちょっと調べてみることにして、袋から出して電源ONにし、家の電話に試しにかけてみたところ、何とうれしいことに呼び出し音も聞こえるし、会話も復活してできるようになっていました。

また、OFFにして、あと二日待つ?必要はないかなと思い、本日よりまたもとのアイフォンライフに戻ることにしましたが、アイフォンと少し距離を置くのもいいかもしれないと思い始めています。

無駄な使用は、目の消耗と、エネルギーと集中力の浪費を招いていたかもしれません。アイフォンの無い二日間の夜の時間は、何となくゆったりしていましたから。

金環日食を見た日

大都市圏などで、広範囲に金環日食が見られるのは、平安時代以来のことという鳴り物入りで、今年になってから関心が高まっていた、5月21日の金環日食。

ほどほど関心のある我が家は、いち早く今年の手帳にメモし、私がまずメガネを1つ購入。しばらくして、夫が本を買って来ました。本の後ろには、観察用の遮光板が付録でついているので、これで準備万端です。

 

 

当日の朝、6時の時点では、小雨状態。前日の天気予報では、曇りで雲の合間から見られるかもしれないという予報でしたので、まだ希望は捨てていませんでしたが、しばらくすると激しい音を立てて雨が降り出し、よりにもよって何故という思いになりました。テレビでは各地の様子を伝えていて、東京は雲が広がるものの青空のところもあるお天気で、希望が持てているのがうらやましく思われました。

しかし、それでも雲の上では、金環日食に向けて太陽が欠けていってるのだから、何か違いがあるはず・・・・それを何とか感じたい!そんな思いで、庭の写真を時間経過で撮ってみたりしましたが、左程の変化は見られませんでした。

そして、金環日食の時間、7時30分に。あきらめきれない私は、外にでて兎に角、空を観察することに。外に出てみたら、同じように空を見る人がパラパラと出ていました。東の方を見ても雲は厚い感じがしましたが、何と、方角的には我が家の、やや東寄りの上の方に一部明るいところが見え始め、そこを見続けているうちに、雲を通して、リングの太陽が見えて来たのです。時間にして10秒位でまた雲に隠れましたが、この時点で家に入って、夫に「見えたよ!」と教え、娘にメールを送り、カメラと遮光板を持って再び外に出ました。

ザーと雨まで降って来たので、傘もさし、また止んだ頃に、再度雲の切れ間からリングの太陽が、何回も見え隠れするようになりました。空に向かって、何枚かシャッターも切り、ちょっと光が上がった時は、あわてて遮光板を通して見たりと、興奮のひとときでした。

とりあえず見られたことと、写真に撮ったことで満足して、その後は、写真の撮れ具合の確認をしてみました。電線の間から小さく見えた太陽は、まぎれもなく金環日食が写しだされていて、晴れた日なら多分撮れなかったと思うので、ありがたい思いに満たされました。早速、トリミングして、携帯に転送。携帯に保存していつでも見られるようにしました。速報として、ツイッターにも送信。

          

と、ここで現実に戻されました。この日は、集まりへお出かけの日だったのです。そして、翌日の今日も、午前午後とお出かけ。

ようやく、再び今また、金環日食のことを振り返る時間が持てました。しかし、世の中の流れは、早く昨日と今朝は、金環日食でメディアももちきりでしたが、今日の夜になると、話題はスカイツリー開業の話に。今日の関東は強風の吹く荒天で、そんな日の正午にスカイツリーが開業し、開業早々、風のためにエレベーターが停止したそうです。私自身も、昨日今日の、お出かけで、昨日の朝の天体ショーは、かなり前のことの様な気分になってしまっているのでした。

次の天体ショーは、6月6日、金星通過am.7:11~pm,1:47です。 移りゆく時間の中にあらわれる、神秘的な時をまた感じたい。

今年の庭レポート

長い間、うちの猫の額ほどの庭を、裏庭と呼んでいましたが、考えてみれば、正式な庭があるわけでなく、玄関に対して裏ではあるけれど、南側なことを考えると、裏庭と呼ぶのは不適切かなと思い始めて、ならば単なる庭でいいと思うようになりました。年々様々な歴史を刻むようになってきて、小さいながら、物語あふれる庭になって来ているのを感じます。

毎年のことですが、少し温度が上昇してくると緑が成長し始め、ふと気が付くと狭い庭一面が緑色に変貌します。今年は、寒暖の差が激しく、暖かい日が長続きしなかったこともあり遅れていましたが、そろそろ緑の脅威を感じるようになってきました。

 

これは、昨年出かけた先で購入した、珍しい品種のアジサイです。冬中、ほったらかしにしたこともあり、生存が危ぶまれていましたが、もとの幹は枯れてまったみたいですが、横からこんなに元気な葉が出て感動しました。

 

 

  

花菜ガーデンからもらってきた、ミニバラは、新しい蕾をつけました。ホッ  ゼラニウムは、冬中、ヒバの木の下に移動させていましたが、気付くとドクダミに埋もれてしまっていたので、取り出しました。葉っぱの勢いがいい割に、蕾がないので困惑。

 

 

           

母の日のカーネーションは、毎年1年切りで枯れてしまっていましたが、大きな鉢に植え替えれば5年位大丈夫と聞き、植え替えました。右の木は、レッドロビンの鉢植え。これも偶にしか水をやらずほったらかしでも、枯れることなく同じ姿を維持していましたが、どういう訳か、今年の春は葉を伸ばし花まで咲きました。これには、訳がありました。鉢を移動させようとしたら、根が1本横の地面に伸びていたのです。

 

 

          

毎年、大きな存在感のあるイチジク、ヒバ、月桂樹は、それぞれ新芽を出して、今年の歩みをはじめました。

 

そして、これからのきわめつけのドクダミですが、ドクダミ保護区を覆い尽くしています。2年前に作ったドクダミ化粧水、今回はしっかり化粧下地やお風呂上がりに使って、残り少なくなりましたので、今年はまた作ろうと思っています。

昨年豊作の枇杷は、今年は5,6個の実。クチナシは今、旧の葉と、新の葉が入れ替わり中。直植えの、額アジサイは今年も葉っぱの勢いだけはよく、ドクダミの緑に埋まっています。そういえばその隣に昔からクンシランというのもあったけど、花は見たことが無い。よく整理して考えてみると、家の庭の土壌、花の栄養があきらかに少ないように思われます。

さて、花を咲かせる栄養とは・・・・・

良性腫瘍と良性めまい

耳の入り口付近にできた、良性腫瘍の摘出手術を昨日行いました。通院でできる簡単なものと聞きつつも、手術と名が付くだけに一抹の不安がありました。

「これは、良性腫瘍ですね。放っておいても大丈夫ですけど、取る場合は、手術でとります。放っておいたら大きくなったりふえたりすることもあるので、取った方がいいと思います」と言われたのが、2か月前。まあその通りと思い、病院の紹介状をもらいました。

急いで無いので、1ヶ月後病院へ。しかし、手術はすぐでは無く、その日は必要な血液検査。もう1回その結果と手術概要の説明の日があり、昨日の手術となりました。

その日まで全く普通の生活をし、あまり深刻なことは考えないでいられたのは、もともちと何の症状も無かったからと思います。さすがに、直前になると、麻酔をするといっても痛いのではないか、麻酔の注射は痛いのではないか?・・・等など心配がよぎりました。

手術室は、それなりの造りで、白いシーツのベッド、照明がありました。ベッドに横たわると、片方の腕には、血圧計がセットされました。

先生は、若くて、明るく落ち着いた感じの先生なのが救いです。

一番目の恐怖の麻酔の注射は、看護師さんにあらかじめ聞いた話では、ちょっと痛いですと言われていましたが、実際は、歯科治療の時の注射とほぼ同じくらいで、ホッとしました。その後、麻酔が効いてるかを確かめたあと、手術が行われましたが、カサカサ、チリチリという音が時々して、間もなく終わりました。全く痛みは無く、案ずるより産むがやすしの結果でホッとしました。

細菌予防と痛み止めの薬をいただいて帰りました。行き帰りとも自転車。元気な患者です。

めまいがはじまったのは、帰ってから、薬を1回飲んで、2時間ぐらいたった頃です。そんなにひどくはないものの、少々酔った気分になり、薬の副作用のところに、めまい、吐き気とあったので、それ以上薬は飲まず、早めに就寝しました。

ところが、今朝起きると昨夜以上のめまいと吐き気。立っていられない位です。今日は、耳の治療の予約が朝9時に入っていましたので、とにかく、何としても行こうと決意し、めまいの合間をぬって、タクシー利用で受診しました。

先生の見立ては、薬の副作用では無く、「頭位性良性めまい」と言う別の病気ということでした。三半規管に砂の様なものが入り込むことで起きるもので、頭を動かさなければおさまるそうです。

まあ確かにそうですが、頭をじっとさせてばかりいられませんから、困ります。軽い方ということでしたが、気分は最悪と言えます。パソコンをさわって見たら、確かに頭を動かさないので、ちょっと落ち着きました。

これの薬をまた貰うはめになりましたが、先生がチラッと言われた言葉では、「動く方が直ります」。 なかなか難しいと感じます。

今回のことで、病気はどこに潜んでいるか分からないし、少しでも体に異変が起きれば、普通の日常でいられなくなります。健康でいることの有難さ素晴らしさを改めて思いました。

*余談ですが、私の兄が健診で見つかった良性腫瘍で4月の末に手術をしました。そちらは出来た場所が膵臓だったので、10時間の大手術。しかし、無事終わって今は順調に快復しているようです。同じ良性でも出来るな所によって、こんなに違うのかとの思いがありますし、兄の場合は良性でも放っておく選択肢はない厳しいものだったようです。遠く離れて暮らす兄ですが、何か繋がりを感じています。

東京の花巡りへ

今日は朝から晴れて、予報でもなかなか安定した日ということで、4月30日に一度はとりやめた東京の花巡りに出かけました。

きっかけは、10日位前にテレビで、根津神社のきれいなつつじが映し出されているのを見たからです。私は、うっかり根津美術館のことかと思って、ネットで調べたりしていましたが、夫はしっかり認識していました。(同じ根津でも場所は離れています)

それで私は、根津神社に行ったあと都会をブラブラすることを思い描いていましたが、夫はバスツアーのコースなどを参考に、花巡りプランを立てていました。

まず、JR戸塚で総武線快速に乗り換えて、錦糸町で降り、1つ目の花スポット、亀戸天神へ向かいました。 錦糸町駅を降りたらビルの向こうに、スカイツリーが大きく見えていて、それだけで気分が上がりました。

                

      

亀戸天神は、藤がきれいな場所で、天気も良いことから人が沢山訪れていましたが、花の方は、もう終わりかけていて残念でした。その分を、あたらしく登場したスカイツリーがカバーしていました。

       

 

こから、亀戸駅へ行き、東武伊勢崎線に乗って、次なる場所、西新井大師を目指しました。西新井駅からは、大師行きの電車が出ていましたが、そのホームへは改札を出て行くようになっていました。そして、大師駅では、やはりというか改札廃止で自由に出られるようになっていました。西新井大師は、大師駅すぐのところなので、先にお昼にすることにしました。ようやく、見つけたイタリアンレストランに入りましたが、なかなか美味しくリーズナブルでした。

      

西新井大師は、牡丹園があり、他にも花がいろいろ植えられていて、花の寺と言われています。さっそく、牡丹園を散策しましたが、ここもピークをかなり過ぎた感じで、かろうじて残っている花でなんとかを楽しみました。芍薬はこれからでした。

  ☆今日は、子どもの日ということで、先程の亀戸駅近くには、鯉のぼりの商店街、西新井大師では大型鯉のぼりがそれぞれ目をひきました。

                    

 

西新井大師のあとは、もともとの目的地の根津神社へ。西新井大師から、舎人ライナーの西新井西駅まで無料バスで移動。

    

舎人ライナーというのは、東京都交通局の新交通システムの乗り物で、足立区と荒川区の日暮里を結ぶ乗り物だそうです。初めて乗りましたが、驚くことがいくつかありました。まず、駅が高架にあり、電車はモノレール風。線路にあたる道はまるで、高速道路のように街中に作られている。それに、何よりも驚くのは、運転手が載っていないことです。ジェットコースターのようなシステムなんでしょうか・・・?

            

この舎人ライナーで、終点の日暮里まで乗り、そこから20分くらい歩いて、根津神社に行きました。

 

近くの道にはつつじまつりの旗が立てられ、入り口の方から、つつじが盛り上がるように植わっているのが見える大きな神社でしたが、残念なことに、ここもほとんど咲き終わっていました。

         

                            

帰り道は、地下鉄東西線の東大前駅へ出て、総持寺駅で丸ノ内線に乗り換え、東京駅から帰りました。

 

東大前駅の近くに桐の木がきれいな花をつけていました。桐の花を見たのは初めてで、この最後の花が、今回の嬉しい収穫だった様に思います。

             

花はからぶりでしたが、東京都内は見所が多く、日々変化しているので新しい発見も多く、時々は行きたい場所と改めて思いました。東京駅では、新しい東京駅の駅舎の頭だけをちらっと見たので、この周辺も今度ゆっくり見てみたいと思います。

楽しい食卓

          

5月になり、桜並木は葉桜に代わり、川の岸辺は、一面菜の花がきれいです。

今年のゴールデンウイークは、中日の平日2日間をはさんで、前半と後半に分かれる、メリハリのある日回りですが、意外とメリハリなく過ごしています。気温や天気が変わりやすく、昨日までは雨がちだったことも、大きな要因の1つかと思います。今日を入れて、残すところ3日となりましたが、ようやくお天気の方は晴れが優勢になってきました。ちょっと、遠出の機会がありそうな予感です。

昨日、一昨日は雨模様でしたが、その前から予報でわかっていたので、その前日の1日の日に、3日分の買い物をしていたので、雨の日の外出をしないで過ごせました。

昨夜は、ゴールデンウイークの集いで、長女夫婦が来る日でしたので、買いだめた物の中から、夕食をコーディネートしました。

メインの2品は、そのために買っておいたもので、豚の塊肉、マグロとイナダの刺身。豚の塊で紅茶豚を、刺身は昆布の間に挟んで昆布締めを作りました。

他何をするかで、あーでもない、こーでもない、これはない食材が多すぎる・・・となかなかに迷いましたが、雨で買い物に行けない分時間がたっぷり使えたので、何とか手作りできました。以下がそのメニュー。

  • 赤飯
  • マグロとイナダの昆布締め、サーモン、ホタテの刺身(夫が追加購入)
  • 茶碗蒸し(鶏肉、生シイタケ、竹輪、三つ葉り)
  • 紅茶豚、レタスとキャベツと胡瓜のフレンチドレッシング添え
  • 里芋の煮物
  • キャベツときゅうりの即席漬け
  • デザート;チーズケーキとアイス(抹茶&バニラ)

あと、飲み物は、緑茶、デザート時、コーヒー、紅茶の選択制で。

クリームチーズや、もち米、ささげなどは、在庫整理になりました。そして、一応来客ということを、よい機会にして、換気扇の掃除、他キッチンの掃除、部屋のリセット(元の場所へ戻す作業)&整理など、別の力が湧いて、集中的にできました。

会食は、娘婿が加わるだけで特別な食卓となり、楽しい時間が過ごせました。