月別アーカイブ: 2012年6月

病院について一考

6月には珍しい台風の上陸のあとに、また次の台風が接近しつつあり、小雨ぱらつく中、今回耳でお世話になっている病院の受診予約の日なので出かけました。

前回の受診はは3週間以上前で、ほぼ治っていましたが、完全に治るまでということで、今日が予約されていました。その間に、薄く貼っていた絆創膏は剥がれてしまいましたが、もう痕がわかるだけで何ともありません。でもまあ、紹介されて市民病院を受診したのだから、最後の締めをきっちりするべきと思い出かけました。

予約して行くので、今まではほとんど待たされること無く受診できましたが、何と今回は40分も待たされました。待っている間に、色んな思いが巡りました。

病院の待合には、色んな人が来ています。平日の午前中なので、年配の人が多く、車いすの人や高齢のご夫婦、お年寄りでもしっかりとした応対の人など・・・様々な境遇の人がたまたま居合わせる待合室。耳鼻科外来として疑問はありませんが、この市民病院には少々謎があります。

というのは、耳鼻科外来の受付に「耳鼻咽喉科、精神科、心療内科」が一緒になった看板が出ているからです。しかも、向かい側は乳腺外科で、同じ待合です。少し向こうの突き当たりは、産婦人科の受付も見えます。市民病院は改修工事をしたりフロア拡張したりの工事をして以前よりは大きく使いやすくなったようにも思っていましたが、このフロアを見る限り何だかわかりにくいレイアウトのような印象がぬぐえません。

何故、耳鼻科と精神科が一緒になっているのかを聞きたい衝動に、毎回かられるのですが聞けずじまいです。手術の翌日に行った時に1回、精神科のプレイトのある扉の方に呼ばれたことがありましたが、入ってみると中は耳鼻科とつながっていて、先生のデスクの都合だったようです。この時が聞くチャンスだったけれど、その時は私は眩暈もあって、一番余裕の無い時でした。今回その扉には、あらたに耳鼻咽喉科の張り紙がされていて、クレイムをつけた人でもいたのでしょうか?と想像しました。

それはさておき、一番の疑問は、今回最後の締めとばかりに行ったにもかかわらず、傷口は案の定、もう何も貼らなくてもこのままでよいとのことでしたが、何と今日は最終ではなく、もっときれいに治るまで、1ヵ月後にまた予約が入ることになりました。最後の最後まで責任を持って下さってありがたいと思うべきところですが、先生と会話するだけで、お会計690円が発生することに少々抵抗を感じてしまいました。 690円でも年金生活者にとっては貴重です。しかもこれは3割ですから、病院は健保から2300円を受け取るわけです。

1ヵ月後、きれいに治っているのを見せに行くべきか?しかし、きっと行くと思います。一般の医院では、つい最後の締めを省略してしまいますが、市民病院には救急も含め、お世話になるのできっちりとしたお付き合いをしたいからというのが正直な気持で。

梅雨の季節の花菜ガーデン

         

前回のサポーター活動からかれこれ2ヵ月が経っていました。

そのころは、風車が取り去られたあとのセンターフィールドは、まだ土が見える感じで、バラは葉ばかり、はなももが咲き始めて、春を感じる風景でしたが、2ヵ月も足を運ばなかったので、花の季節が2,3ページ進んでしまったようです。緑は、厚みを増し、バラの饗宴はピークを過ぎて・・・。

   

バラの花がら摘みの活動でしたが、1番花はほとんど咲き終わり、花びらがあちこちこぼれていました。梅雨時で花の病気などもあるので、花弁はなるべく下に落とさないのがいいということで、盛りを過ぎた枝は、剪定して行きました。剪定は外芽で切り、全体のバランスを考えて、美しく見えるように切って行きます。

バラには、クレマチスの蔓がからんでいたりするのですが、クレマチスは一切さわらずなので、鬱蒼とした感じはなかなか取れませんしバラの鋭い棘の攻撃を何度も受けながら、汚くなった花びらを取り去りました。

一仕事終えての帰り道は、アジサイが今年は良く咲いたということで、ぐるっと回っていきました。アジサイエリアは確かに、今を盛りとばかり、様々な種類のアジサイが咲き乱れていました。

 

          

    

また、ユリのエリアも見事でした。大輪のユリが群れをなして、あちこち咲いているのも素晴らしいですが、大きな鉢植えにも色んな色のユリが大きな花を咲かせていて、どれも見とれる感じ。

   

          

出口近くの催し物の部屋を覗くと、草木染めの展示がありました。花ごとに説明があり、方法や道具の紹介もされていて、いつか機会があればやりたいな・・・と、夢見気分で眺めつつ花菜ガーデンを後にしました。

        

             

札幌ーその2

関西空港から、札幌へ。札幌へ行くのは、3回目。 関西空港は、できた時どんなところか見学しましたが、その時以来で、ここから飛行機に乗るのは初めてです。

2時間弱のフライトで、新千歳空港に降り立ちました。到着すると「ただいま北海道は、1年でもっともよい季節を迎え、花や緑がきれいです」のアナウンスが流れて来ました。天気は薄曇り。外に出ると、涼しいと感じる気温でした。

到着した日は、ソーランよさこい祭りの最終日ということで、札幌駅では、それに扮したグループを見かけました。会場は大通り公園の方で、私たちはは反対側の北大病院一直線だったので、ソーランはすれ違っただけです。

翌日はだんだん快晴になるお天気。宿泊ホテルの最寄駅の中島公園駅から2駅乗って、大通り公園で降り、札幌テレビ塔→時計台→赤れんが庁舎→札幌駅と巡りました。

    

まず札幌テレビ塔に行ったのは、入場券&トウキビ1本無料のパックだったからですが、スカイツリーでなんとなくタワーへの興味が増していたこともあって、楽しんで登れました。展望フロワ―は狭い印象でしたが、眺望はなかなか良く、札幌市内が一望できました。

時計台は、母も私も別の時に中に入ったことがあるので、今回、中はパス、赤れんが庁舎に回りました。

        時計台

     赤れんが庁舎

時計台、赤れんがには、10年前夫と来た時に行きましたが、その時は2月だったので、どこもかしこも雪に覆われ、今回とはあまりにも違いました。雪の時の印象と全貌を現した街の姿を重ねつつ、今回の美しい風景を堪能しました。母も、札幌はきれいなところと満足そうでした。

    

あちこち歩いていて、気づいたこと。 何だかいつも白いゴミが舞っている・・・(と思ったら何かの花びらみたい、アカシアかな?)。それと、きれいなピンクの花が咲いている・・・(一重のバラかなと話していたら、それはバラとハマナスの交配種ということでした)。

      

             テレビ塔の前のきれいな花

短い街歩きでしたが、とにかく、きれいな街と印象付けられました。大都会でありながら、空気がきれいで、人がほどほど。すっきりした感じになっているのは、後ろに大自然がひかえているからなのでしょうか・・・。

    

       

          

    

        札幌駅

札幌へ

大手術をした兄を見舞う、札幌行きがようやく実現しました。

母は大阪、私は神奈川と、旧家族はバラバラの居住であることが行動を遅くしていましたが、良いタイミングで行って来られてホッとしました。大阪回りで、関空から札幌へ。そして関空へ戻り、翌日関東に戻って来ました。4泊5日の旅。札幌は2泊です。

大手術のあと、1回トラブリ、3週間の停滞を余儀なくされた兄ですが、その後順調に回復することができたようです。2週間前には絶食療養中だったのが、食事を再開することができ、私たちが行く前日にはいくつもの管が外され身軽になった状態で再会できました。

あったときの第一声「無事生還したよ!」と言って、すさまじい手術痕とまだ体の方に残してある管を見せてくれて、状況を色々教えてくれました。そして、私たちがいた3日間の間にも、食事の量なども増えてどんどん良くなって行きました。

遠く離れていると、心配だけど遠くから無事を祈るしかない状態でしたが、大変だった日々と今回の手術がラッキーであった現実を改めて知り、この日までこぎつけられたことに、母共々改めて安堵しました。

札幌の2泊3日は、少々気温は低めでしたが、新緑に包まれ日差しが眩しい、1年でも数少ない美しい季節に行き合わせたようでした。行き帰りのフライトと合わせて、ページを改めて記録に残せたらと思っています。

           

素敵な季節6月

             

 

6月は、朝早く目が覚めても、とても明るい。そして、暑くもなく寒くもないので、普通に起き上がり、気持のよいスタートができます。雨戸をあけ、カーテンを開けると、緑いっぱいの植物たちが、もうとっくに起きて朝の爽やかな風と光を受けて楽しそうにしているのが見られます。(今朝は、不法侵入の野良猫と目があいにらみ合いをしましたが)

昼間も、窓を開けると風が入り家の中も爽やか、何をするにも捗ります。することは、沢山ありますからアレコレしているちに、すぐに時間はたってしまい、夕方になってしまいますが、5時はまだまだ明るく、6時を過ぎてもまだ明るさがあり、昼の長さを実感します。夏至に向かっているので、この長い昼は6月の間は安泰です。明るいと、気持ちに余裕ができるから不思議です。

 

今日の優雅な活動は、ドクダミ化粧水を仕込んだことです。昨日、摘んで、洗って、1日乾かしたドクダミの葉を、瓶に詰めて、ホワイトリカーを注ぎ、日付を描いたラベルを貼って出来上がりです。ドクダミは、瓶の3分の1くらい、ホワイトリカーがあと3分の2です。2年前に作った化粧水は、1年後の昨年から愛用し始め、残り1年分くらいなので、また作ることにしました。    

 

 

                                                  

ドクダミ保護区がようやく活用されて満足です。花が咲き始めた、今のドクダミが一番薬効があるということです。

         

ドクダミの白い花、もうすぐくちなしの白い花。清楚に美しくなる6月の庭です。