6月の出来事、その3は、長女とその娘である孫を連れて、大阪の母のところへ行ったことです。
女、四世代交流というわけで、昨年の夏に初めて行って以来、2回目の訪問です。本当は、この前の3月のお彼岸を予定していましたが、そのときは孫が突発性発疹で行けなくなり、今回の日程を計画しました。
6月というのは、8月と共に祭日のない月で、8月は夏休みでお盆休みもあることを考えると、ただの土日と平日だけの月ということになります。以前は、この6月は近しい人の誕生日もなく意識の薄い月でしたが、この頃は、花もきれいで、真夏日になる前で、昼間の時間が長いということで、私の中では好ましい月になっています。
こんないい季節に、予定通り出かけられて良かったと改めて思っています。
孫を連れての旅、まず新幹線の待ち合わせでは、昨年とは変わって、元気よく歩いて私を見て「バー」と言えるまでになってました。そして帰るころには、「バーバ」と言えるようになっていました。
大阪の家では、私の母をみて、やはり「バー」でしたが、去年の母の写真を見て「ジー」。これは、写真の人と「おなじ」の「じ」なのです。だいたい、言葉の後の方の一音で伝えるという段階のようです。二音で言えるのが、「ママ」「パパ」「いやいや」など5,6個ぐらい。(この旅のあとは、バーバ、バイバイ、ジージ、などどんどん増えている模様)
今回の旅は、3泊しました。翌日は、電車で二駅のところにある「あべのハルカス」へ。
展望台に上り下りするエレベーターは、16階から出ています。下から上る場合も一回16階で降りて、エレベーターを乗り換えて登って行きます。平日なので空いていました。
ハルカス16階
昨年も、この下の近鉄百貨店には来ており、せっかくだから今回は展望してみようかというぐらいの気分でしたが、60階の展望回廊は、想像以上に空の上を感じさせる場所でした。
今まで、横浜のランドマークタワーや新潟の朱鷺メッセなど、高層の建物は何回か上っていますが、それらとは全く違う、開放感がありました。まさに、天上に来た気分。


眺める景色が、素晴らしいというのではなく、これぞ街という眺めに圧倒されました。どこまでも、家、家、家。そう、この街で育った私は、感覚的には世界はどこまでも家が並んでいると感じていたことを思い出しました。
そんなことを感じながら、母と、昔住んでいた辺り(ここから徒歩5分くらいのところ)や、天王寺公園、動物園、通天閣(どこにあるかわからないくらい)を見下ろしたりして、街を鳥瞰することにふけっていたころ、孫はだんだんご機嫌斜めでなだめる娘も疲れ果てていたようです。
ハルカス58階
ハルカス展望は、58階がベースになっていてそこから59階、60階がロの字型に展望回廊となっています。58階には、レストランがあり、真ん中部分広場になっていました。孫のご機嫌が悪いので、とにかくそのレストランで食事をすることにしました。セルフサービス型の洋風メニューで、何とか四世代に合うメニューを探して注文しました。時間的に、まだ早い時間だったので助かりました。

四世代でのハルカスの展望体験は、天空を思わせる印象と共に心に残ることでしょう。
☆☆☆
その次の日は、近くの公園で遊び喜んでいました。
その日は、近くの神社のだんじりが出て賑わっていました。あまり大きな音がするので、マンションから下を見下ろしたら、ちょうどだんじりが通って、ショーを繰り広げているのが見えました。嫁ぐ前10年住んだ場所だけど、地域の行事には疎かったなとあらためて思いました。

何はともあれ、お天気にも恵まれ、楽しめた四日間でした。
マザーリーフ