「友の家」というのは、所属している会のある場所のことです。市の歴史ある地域にありますが、中心部からは田園地帯を越えた向こうにあります。
「友の家」と私の家は、自転車で約30分位の距離があり、駅からのバスのルートがずれているために、バスを使って行こうとしたら、ぐるっと駅経由で、時間もバス代も無駄をして行くか、その路線のバス停まで徒歩で30分から40分かけて行って、バスで3駅ほど乗って行くことになります。荒天の日は、それでもしかたなくそんな行き方をしますが、そうでなければ車に乗らない私は、この「友の家」に縁が出来て以来、ずっと自転車で出かけています。
始めの頃に通っていた道には、どうしても一部危ないと感じる場所がありました。それで、京都へ転居し、再び戻って来てからは、金目川サイクリングロードを走る道を見つけ、以来10年このルートを存分に往復しました。途中、畑や水田、川のある道で、四季折々の自然がきれい、そして富士山も見える道です。何よりも、安全かつ最短コースであることも自慢?のコースです。
しかし、最近さすがに10年走っていると、この素晴らしい道も、少々見飽きるようになり、そうなると、最短コースを自負していた道ですが、安全に走るために一部回り道しているロスなども気になりだして、もっと最短で安全な道はないか?と思い始めていた矢先、以前使っていた別ルートに安全な道を見つけました。
そのコースは、家を出て少し行ったところから、完全に別ルートになります。途中、以前は草ぼうぼうの原っぱだった辺りに、今は県の施設である「花菜ガーデン」が出来、ちょっと走りやすくなりました。その周辺は、今も田畑が広がってはいますが。その終点に小田原厚木道路が走っていて、これを安全に越えるのが難しかったのですが、今回抜け道が見つかりました。
そこを越えると、また10年前に通っていたルートです。川沿いのサイクリングロードに対して、こちらは対岸の集落の中を走るコース。それにしても、10年見ないうちに、以前はあった幼児園のような場所がなくなっていたり、うっかり間違いやすいところで、やっぱり道を間違えたり、畔道だった所は、畑に信用金庫が移って来て幅広い道に変貌していたりして、10年の変化を感じました。
川を越えない分、時間的ロスが少ないので、しばらくはこの古くて新しいルートで走ろうと思います。