警戒されていた春の嵐、夜通し激しい雨の降る音がしていましたが朝には収まり良いお天気になりました。風はかなりまだ吹いていましたが、明るい日差しがあると家にいても気分が違います。
さわやかな気分で朝の時間を過ごしていましたら、お昼前頃夫が花見に行こうかと言いました。
花見って桜のこと?この嵐で散ってしまったのでは?(家の近くの桜祭り会場はすでに葉桜になり、嵐もあって今日の桜祭りは中止になっています)
行先は御殿場の山の中で、ネットによると満開ということだそうなので、早速出かけることにしました。途中、先月行った松田山の横も通りましたが、こちらはもう葉桜のようで跡形もありません。
そこからさらに1時間くらい(かな?)で目的地に着きました。そこで、ようやく富士霊園の桜見であることがわかりました。
広大な墓地のメイン道路の左右は桜並木になっていて、ネット情報通り、嵐の後にもかかわらず満開の桜並木が続いていました。青空をバックにとてもよく映えてきれいです。車をとめてゆっくり歩いて登って行き、ソメイヨシノの見事なピンクを堪能しました。終点の先には急な階段が上の方まで続いていましたが、そこも登って高いところからも一望しました。嵐の後で、山々がクリアに見えまたとない眺めと感じました。
下りは、階段ではなく遠回りの山道を行きましたが、途中「文学者の墓」というのがあり、菊池寛から始まって、様々な名前が刻まれていました。まだ存命中の人も赤字で書かれていて興味深く見て回りました。
富士霊園というのは広大で普段は寂しいところと思っていましたが、墓石なども統一されていて明るくお洒落な感じがしました。桜以外にも、四季折々の花が彩りそうな場所です。
今朝、静かな時間に読んだ本のメッセージが思わず思い出される春の恵みのひと時でした。
すごいきれいな桜並木ですね。
霊園でお花見って考えたことなかったけど、御墓参りの人だけじゃなさそうですよね。
来年、予定しようっと。
7日というと、あの嵐のあとですね。
富士山がきれいだったことでしょうね。
そうなんです。霊園でお花見なんてねえ。
夫も、現地に着くまで御殿場の山の中とか、地理的場所しか言わなかったので、霊園に行くとは思っていませんでした。
でも、全国桜の風景100選かなんかに入っているそうで、知る人ぞ知る桜の名所なのだそうです。見てみて確かに納得の風景ではありました。
富士霊園なのに、山がクリアだったのに、そういえば富士山は見えませんでした。雲が厚いところもあったから隠れていたのでしょうね。
今年は、この日でもどんどん花吹雪になりかかっていましたから、来年是非に。