月別アーカイブ: 2019年5月

今月のギガ事情

昨年の7月にスマホ、iPhoneをグレードアップしたときに、キャリアをソフトバンクからauに乗り換えました。auならば1ギガのプランがあるので。普段Wi-Fiを使っているので外で多少使ったとしても、1ギガを超えたことがなかったからです。

また、母に毎日安否確認を兼ねて電話かける習慣が始まって、今はホームに住むようになりましたが、また別の意味で毎日の電話は欠かせなくなり、結果,電話かけ放題は外せないと思ったので、ギガを控えたプランにしたというところもあります。

そんな中、先の金沢旅行では、そんな事情はすっかり忘れていて、電車内ではネット検索や地図アプリで場所を確認したりと使いました。まあそれは大したギガ数ではありません。宿泊したホテルもWi-Fiが使えたので良かったのですが、計算外だったのが、「金沢城ARアプリ」というものです。

ARがどういうものか知らないままダウンロードしましたが、これは金沢城と兼六園内に、60箇所設けられたスポットで、その場所のより詳しい説明が文字で取り込む(クリックすれば音声でも聞ける)ことができるというもの。兼六園は前日に回ったので、お城散策の半ばからこのアプリの説明を探しながら回ることになりました。例えば、橋爪門でこのアプリをかざし、間違いなくその場所であるなら、説明の文が開き、「橋爪門は寛永8年(1631)の大火以後創建された二の丸の正門。御殿のある二ノ丸と三ノ丸の間に置かれ、城内で最も格式の高い城門。・・・」という風に詳しい文章がみられ、より詳しい情報もさらに開けたり、貴重な絵図なども見られます。一度ゲットすると、その場所を離れても見ることができるので、できるだけ色々回って貴重な情報を得たいという気持ちになり、翌日金沢を離れるまで、24スポット取り込むことができました。

ゲットできるのはこの辺りかと探しながら、もしかしたらポケモンgoもこんな感じなのかしら?と思いました。しかし落ち着いてから、使用ギガを確認してみると、今月の1ギガに対して残りは0.07ギガしか残っていなかったのです。

10日にしてこれでは今月ギガオーバー間違いないです。しかも、その後も出かける日がたくさんある・・・。確かauの場合、オーバーした場合、低速や使えなくなるのではなく、次の2ギガに自動的に変わると聞いたので、あきらめて2ギガの月にしてもよかったのですが、何となく悔しさもあり、考えたのが外出時電源offにすることです。それを実行して現在まだ0.06ギガ残を保っています。あと1週間乗り切ることができるでしょうか?

ネット検索しなくても、良い景色があると写真を撮ったりメール確認をする私でしたが、電源offにするとスマホを一切さわらなくなるので、それはそれで古き良き時間が戻って来ました。お出かけの車内でも、スマホを眺める人々の中、私は新聞や雑誌をじっくり読むことが出来ました。

ちょっと、暑くなった5月の残り1週間もそのように過ごしたいと思います。

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金沢旅行②-兼六園、金沢城

金沢駅に降り立つと、大きなモニュメントがまず目に入ります。なかなか気合の入った駅であることが感じられます。加賀100万石の御威光のなせる業でしょうか!?

ホテルは駅から徒歩15分くらいの、お城と兼六園に近いところにあり、早めのチェックインをして、案内図を頼りに早速観光に繰り出しました。金沢といえば、兼六園が頭にあったので、そこをまず目指して。

この始まりから48時間の滞在中、本当にお天気に恵まれ、5月晴れの中を観光できたからよい印象を持ったのか、駅から徒歩で行ける範囲に、ごく自然な感じに広がる名所の数々に感心し、魅了されました。

初日は、兼六園と金沢城の入り口のみ、ひがし茶屋街を横目に、主計(かずえ)茶屋街を通り抜け、近江町市場で夕食をしてホテルに戻りました。

兼六園は、日本庭園が広がる大きな庭園で、苔の管理や木々の枝ぶりなどが見事な他、伝統産業工芸館や神社などもあり、日本の風情を余すことなく伝えている場所で、日本の3本の指に入る庭園であることに異論はありませんでした。

 

雰囲気がわかったところで、翌日はホテルから時計回りに、ひがし茶屋街をまず見てからお城、兼六園は1日目に見たのでパスし、21世紀美術館、武家屋敷跡を見て戻る、標準コースを予定しました。

281C561E-AD13-41B6-9EF4-45CA7C33E234どこもそれぞれに魅力的でしたが、ひがし茶屋街からお城へと移動する時に、休憩を兼ねて加賀藩御用達菓子司の茶寮で抹茶セットをいただいた後、お城へは反対側から入る予定にしていたのに、何故か白鳥路という外周を歩くことになり、前日と同じ石川門まで来てしまい入るというハプニングがあったこともあり、金沢城が最も印象に残りました。

金沢城は、中に入るととても広い芝生が広がる先にいくつかの建物が点在する、きれいなお城公園です。最初に通った石川門のほか、河北門、橋爪門がありそれぞれに、一の門、二の門をくぐります。河北門は実質的な正門、橋爪門は二の丸へ行く門です。

この橋爪門の出口あたりで、私は金沢城アプリの案内を見つけダウンロードしました。このために、この後はアプリの中のポイント場所を探すという行動に取りつかれることになります。

それはさておき、金沢城はあちこちに見事な石垣があり、年代によってその積み方が違うのも興味深かったです。

遅いお昼を兼六園外側のお店でいただき、21世紀美術館、長町武家屋敷跡を予定通り観光、歩きました。このほかにも、しいのき迎賓館、石川四高記念文化会館、など由緒ある建物にも感心しました。このエリアでは警察署、消防署、裁判所など公共の建物はみな日本文化を意識したものでした。

三日目は、新幹線の時刻が午後1時頃だったので、午前にまだ一回りできると考え、ホテルから近いお城の黒門口(前日の反対側)から入り、玉泉院丸庭園から尾山神社にぬけ、まだ知らなかった金沢城のいくつかのシーンを記憶に加えることができました。

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35C7A7C7-C98E-4164-A247-60EB0250184B最後のほうで、ごく小さい石の印を夫が見つけましたが、それは金沢大学跡というものです。今から70年前から40年間、金沢城の中に大学があったということです。確かに、駅にも近く、大学にふさわしい広場や木々などの景観があり、ここに通われた学生さんは由緒ある文化の雰囲気の中で学ばれたことでしょう。

最後にチェックアウトの後荷物を預けていたホテルに戻り、ロビーで休憩ののち予定通り帰路につきました。

 

 

 

 

 

 

金沢旅行①-北陸新幹線に乗って

10連休が終わった次の日、7日から2泊3日で金沢旅行に出かけました。

夫の故郷の富山県高岡市には、結婚以来何十回と行ったことがありますが、その隣の県の金沢には今回が初めて。夫の実家へ行くときは大抵、車で中部山岳地帯を越えて行ってましたが、今回は東京から北陸新幹線に乗っての旅です。

0C238817-BB20-4A5E-9A45-9EB1F9AF248A北陸新幹線に乗るのは初めてなので、かなりワクワクし、東海道新幹線よりもややグレードが上な感じもうれしく、窓からの風景も新鮮に感じ、何枚もシャッターを切りました。行きに乗った「かがやき」は、1県1駅しか止まらず、見る見るうちに県を越えて行くスピードにも感動しました。

関東平野の山並みに感動しているうちに、気づけば軽井沢を過ぎ、佐久、上田を越え、長野駅に到着。この辺りで、17年位前に夫が上田に単身赴任していた時に、当時の長野新幹線に何回か乗って軽井沢のアウトレットで待ち合わせたことなどを思い出しました。

 

長野からあとの金沢までが、厳密には初めての風景でした。その期待通り、ここから、上越市に入ると、中部山岳地帯の雪の残る山並みが見え始め、妙高、糸魚川、魚津と、ずっとその山並みが続き目が離せなくなりました。

 

そして富山駅に到着。見慣れた新高岡駅はあっという間に通り過ぎ、終点の金沢駅に午後1時に到着。東京から2時間半の軽やかな電車時間でした。

金沢駅に降り立つと、そのことがすっかり頭から消えるくらい、新たな新鮮さにあふれた旅が待っていました。

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令和元年ー初花菜ガーデンにて

574DAF9F-4477-43EB-98C3-6F79905E245A元号が変わった初日の5月1日に、花菜ガーデン作業に予定を入れていました。

行くたびに季節が進み変化を見せる花菜ガーデン。今回もそれを強く感じました。雨が降るたびに、周りの植物の成長を日々感じるので、当然のことかもしれませんが。

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10連休中でもあり、花も咲いている花菜ガーデンですが、人の入りは20%くらいなのが、残念ではありますが、ゆったりとした庭園散策をするには丁度いい感じで、この日の園芸作業は、バラ園の除草です。

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バラ園へ向かう道は、周りにバラの鉢植えが並べられ、バラのフェスティバルが近いことを感じさせられました。バラ園そのものも、まだちらほら咲いているだけですが、一斉に開花する手前のわくわく感にあふれています。

そして、刺繍の絵柄にしたいような、可憐な花たちや風景にたくさん出会えました。バラのフェスティバルの人でごった返するときには、行ったことがありませんが、今年はゲストとして行ってみようかしらと考えています。