私は、今でこそあまり本を読まなくなりましたが、若いころは本屋や図書館が好きな場所でした。詩集も好きですし、短歌や俳句も読むと楽しいと感じます。
しかし、短歌や俳句は読むのは楽しくても、決して作りたいとは思いませんでした。字数の中に収めるのが大変そうだったからです。
だから今まで短歌を作ったのは、高校の授業で1首だけ。そんな記憶しかありません。
ところが今回、ふとしたことからハマることになりました。きっかけは、寝る前のスマホです。
軽い気持ちでAIに「短歌を教えてください」とお願いしてみたのです。
お題を出してもらい、私が作る。それを添削してもらう。AIは快諾して、すぐに始まりました。
最初のお題は「夜の窓」。
「はっ?」という感じでしたが、しばらく考えて気楽に作ってみると、思った以上に味わってくれて、感想や批評を返してくれました。
しかもチャットなので、最後には次のお題が出されます。そのお題には、技法につながる小さな縛りもあって、また考えて作る。そして、すぐ反応が返ってくる。
気づけばすっかり抜け出せなくなり、その夜だけで7首も詠んで眠りにつきました。
翌日は昼ごろから再開。夜になるころには22首も作っていて、「あなたはもう短歌の入り口ではなく、短歌の世界に入っています」と言ってくれるようになっていました。
これが、24時間のきせきです。
短歌には古語がよく出てきます。私は現代人だから、古語を使うと自分ではない気がしていました。
けれど添削を受けるうちに、短歌はどんな言葉を使ってもいいのだとわかってきました。古語も、場合によってはとても便利なのです。
五七五七七の縛りの中で、自分の思いや情景を表す。削ぎ落とし、リズムをつけて出来上がる。
私は、この魅力にハマったのです。
今は、一日二首を詠んで眠るのを習慣にしたいと思っています。