月別アーカイブ: 2006年9月

疲労が回復した日

ここ二日ほど低気圧が通過して、気温も20度くらいに下がり、雨も降って、一気に疲れが出ましたが、
今日はからりと晴れ上がり、気分も上々です。
 
それで、行こうと思っていた絵本の原画展に出かけてきました。
もう、今日行かなければ終わってしまうので、ラストチャンスでした。
世界の様々な国の絵本が見られ、それぞれに個性があるのが面白く、来て良かったと思いました。
スロヴァキアの首都ブラティスラヴァで、2年ごとに行われているものらしく、その説明も興味深く思いました。
実は、チェコとスロヴァキアの位置関係なども知らなかったので、これは世界地図をもう1度見直さなくてはと思わされました。
なかに、マケドニアという国名なども見かけました。
 
パソコンの点訳、2週間ぶりに10ページを仕上げ、明日の持ち寄りおかず「のしどり」を作ったら、なんだか再び疲労感がただよってきました。

鎌倉散策

この頃、なかなかいい日和です。
 昨日は、メインの用事が終わった時点で、まだ正午前だったので、このまま家に帰るのはもったいないということになり、急遽行き先を考え、鎌倉へ行くことになりました。
ホリデイパスで随分遠くまで来ていたので、総武線快速で近場に戻ってゆっくり過ごすのがいいと思ったのです。
 
JRで鎌倉駅に降り立つのは久しぶりです。まず、お昼を食べるところをさがすことから・・・。
角2Fの蒲鉾店茶寮いただきました。その後は、小町通を歩いて、八幡宮の方へ。途中、銘菓のお店を何軒かみて、あぶり焼きせんべいを買って食べ、別のお店ではハチミツ入りソフトクリームを。しばらく行くと、お漬物やさんがあり、いろいろ試食。なんだか、さきほどから、食べてばかりいないかと思いつつ、そろそろ、八幡宮の入り口あたりに差し掛かりました。
しかし、そこで進路を右手に変えて、境内には入らず進んで行くと、「彼岸花のきれいな小路」が見えたのでそこに入って行きました。その後、横浜国大付属小中の横の道を歩いて行くと、その先は頼朝公の墓があるということでしたが、そこへは行かず引き返しました。
帰りは、横から八幡宮に入り、蓮の池を眺めながら、元の道を戻って帰り、もう少しで、駅というところで、最後のきわめつけ、おいしいコーヒーが飲めますという看板の店に入りました。
夫の薦めにしたがって、私の大好物のブルーマウンテンコーヒー(ここ1年は飲んでいませんが)を飲み、程よい酸味を楽しみました。
これでは、鎌倉散策ならぬ、鎌倉散財(食べ歩き)です。

いつもと違うこの日の展開は、やはり観光地、鎌倉のなせる業でしょうか?

 
街中をうろうろしただけで何だかすっかりくたびれてしまいました。これで一体何キロ歩いたのでしょう。
来週には、10キロハイキングの予定があるのに、こんなことで疲れるようでは思いやられます。
 

お彼岸

暑さ寒さも彼岸までというので、来週からは安定した秋の気候となるのでしょうか?
忙しかった1週間もようやく終わって、今日の、やわらかな日差しのあるwindyな朝は、ことのほか爽やかに感じられました。
 
この1週間は遊びの時間があまりなく日が過ぎて行ったものだから、そのストレスがあちこちを回り体が重く感じられますが、気持ちの方は、それに反してまだしばらく高揚しているようです。
秋という字は、「とき」とも読み、特に大事な時にこの字を書くということー忙しくしていた、今回の集まりで、印象に残った言葉です。
 
途中、赤とんぼの大群にあったり、季節の移り変わりを感じながら日を過ごしました。
 
昨夜、大阪の母から電話ー母は今日はお彼岸のお墓参りに和歌山へ行っています。
母の中に父は今もしっかりと生きていて、私も同じ思いでいます。
 
お墓参りのころに彼岸花。誰かの、歌に「ひとむら生えて、秋日強し」という一節がありますが、
そんな、彼岸花を見ました。
一緒に、お墓参りはしないけれど、忘れてはいないからね・・・と心の中でつぶやいています。
 

雨の日の外出

暑かった土日とは、打って変わって今週は、涼風が吹き始めたと喜ぶ間もなく、今朝は寒さを感じるまでになりました。
空も雨模様で、暑いのは疲れるけれど、寒いのも落ち着かないと、いつもながら我儘な思いでいます。
 
近頃外の用事に忙しく、準備すること、打ち合わせをすること、予定を立てることなどが沢山あって、追われた気分です。
あと1週間もすれば、ピークを迎え収束するので、それまで、丁寧掃除も、手作りおやつも、片付けもやらないと思います。
 
以前は、もう少しゆとりをもって準備していたのですが、近頃は時間的にかなり追い詰めなければ気分が乗らなくなってきています。
パソコンに時間をとられているところがあることも1つですが、異なる活動、多様な思考を求めている自分自身を感じてもいます。
 
今朝の外出は、失敗でした。雨の日は目的地が遠い。3分の遅れが、20分の遅れに拡大してしまいました。
 
多くの人の働きが集まる数日。久しぶりに、緊張と感謝の日々を過ごすことでしょう。
静かに、粛々と人の輪の中で、恵みを感じていたいと思います。
 

片貝の花火

昨日から、小千谷市、片貝町での花火を見るために、新潟に来ています。
この花火は、新潟の3大花火に数えられると言うことで、楽しみにやって来ました。
川の花火、長岡、海の花火、柏崎に対して、山の花火なのだそうです。
 
何年かぶりに、9日、10日が土日になるとあって、相当な人手が予想されると言うことで、私も、お昼過ぎには長岡駅に降り立ちました。
9月に花火なんて、ちょっと季節が合わないと内心思っていましたが、
この日は突然真夏逆戻りのような日が差して、花火に合わせて季節が逆行したのかと思いました。
 
結局夕方日が傾いてから車で出かけ、地元民のように詳しい夫の案内で、田んぼの広がる向こうの山の麓の神社の奉納花火のお祭りを味わうことが出来ました。
途中、穀倉地帯の田んぼの周辺の道は、駐車の車の行列で、あぜで食事をする人などもみられました。
 
盛り上がる熱気の中、午後7時半から、花火が始まるころには、すっかり日も暮れ、
草むらにシートを敷き確保した観覧場所の周りは一気に鈴虫や色んな虫の声がやかましく聞こえ出しました。
花火は、この後10時15分まで、打ち上げ続けられ、途中3尺玉や最後の10時には4尺玉が打ち上げられました。
 
花火の音といい、降ってくるような大きさと言い、こんなに間近に花火を見るのは初めてで、その醍醐味をじっくり堪能することができました。
この花火は、神社の奉納花火ということで、毎年日が決まっていて、雨でも風でも行うと言うことなので、今年はなかなかラッキーに見ることが出来たようです。
 
 
 

実りの秋

近頃、田舎コースで自転車を走らせ一面田んぼが広がるところに差し掛かると、
稲穂が重く垂れ下がる風景に出会います。
残暑の残る日々にして、着実に季節が移っていることを感じさせられます。
 
自然の懐に抱かれ,自転車を走らせている30分は、目の前に移り変わる風景と、自分が今携わっていることへの想いが重なって
様々な思考が生まれては消えつつ、ある時は詩的な、ある時は哲学的な時間を過ごします。
 
京都の哲学の道も、春には桜、秋には紅葉と自然が美しい道であることが、頷ける気がします。
 
今、秋の田を目の当たりにする私の中では、
  ♪実れる田の面は 見わたす限り、穂波のたちつつ 日影ににおう。
     垂穂は色づき 敏鎌を待てリ、 いざいざ刈らずや、時すぎぬまに。♪  の歌がいつも流れています。
 
 

蜂の巣撤去

朝晩は涼しくなりましたが、日中の日差しは暑く、まだまだ夏を感じさせられます。
 先週蜂の巣を発見したのも、暑い日でした。
 
「家の外壁の隅にある蜂の巣に、蜂が隊列を組んで集まっていて見るからに危ない」という次女からのメールが入り、恐る恐る帰って外壁をよくみたら、意外と死角になる隅に蜂の巣がありました。
私が見たときは外に2匹いるくらいですでに静まっていましたが、知ってしまった以上、また蜂の集結などあっても困るので、早速市役所に電話をしました。
我ながら、この対応は早かったように思います。
 
環境整備課が応えてくれたところでは、蜂の巣撤去は、今順番待ちであること、市の職員がするので専門家でないので、高いところなど場所によってはできない、ということでした。
1階軒下くらいの高さで、巣の大きさは10cmくらい、長い体の蜂であることを告げると、
足長蜂のようだから家で殺虫剤ででも駆除できるといわれましたが、
「順番、待ちますのでお願いします」とお願いし、いよいよ明日の午前中に来ていただけることになりました。
 
蜂の巣撤去を市が請け負うという発想は、どこから出てきたのかわからないですがとてもありがたいと思っています。
しかし、市職員さんも大変な話だと思ったりもしています。

防災訓練

一昨日、グラッときた関東地方ですが、今日、広範囲一斉の総合防災訓練がありました。4年に1度の訓練だそうです。
 
午後1時30分開始、まず自宅で初期対応を行って、近くの公園に集合し、その後各班に分かれて市の指定避難所である小学校に移動して作業に当たるというもので、4時までの日程で行われました。
 
全戸が対象でしたが、案の定、参加者はほぼ、組長などの役付きの家族ぐらいです。
事前に、細かい進行表などやチェック表などが配られていましたが、実際はなかなかアバウト、なかなかのんびりしていて、訓練というよりは、イベントかお祭りのような感じでした。
 
集合した公園ではヘルメットが配られ、移動した避難所では、市長さんが、ご挨拶に巡回と、
なかなか雰囲気は出ていました。
担当した給水班は、倉庫からポリ容器を出して洗い、給水車から水を入れてもらうという作業。
三角巾の使い方の講習というのも、バラバラッと行われていました。
一番の体験は非常食をいただいたことでしょうか。保存食の、大鍋で煮たカレーとフリーズドライのご飯、どちらも熱々で、それとは思えないくらいふつうに美味しい味でした。
ほんとうに、被災していただくときには、もっと美味しいことでしょう。
最後に、修了式を行い乾パンの参加賞?をいただいて帰りました。
 
子どもも大きくなり、普段あまり地域との交流のない暮らしをしていますが、
今年は久々の自治会のお役が回ってきたことで、少し縁が深まってきたかもしれません。
 
地震に備えてしておかなければならないことは一杯あるのに、目の前にある問題に手を焼いている間に日が過ぎて行くという暮らしをしていることを改めて思い知らされます。