月別アーカイブ: 2009年4月

灯りを求めて

照明器具を新しくするに際して、たかが照明器具、されど照明器具・・・。
というわけで、どういうものにするか決めかねています。
 
玄関、階段、キッチンのペンダントライトなどで、
ガラスのように重くなく、電球型の蛍光灯がいいのですが、これが意外と無いのです。
 
そこで、一昨日、思い切って秋葉原まで足を延ばそうかと言うことになり、出かけました。
新型ウイルスの脅威が言われ出したので、遠くの人ごみに出かけることに、一抹の不安がよぎりましたが、
ひとたび出かけると、街は平和そのもので、老若男女、休日と言うこともあり、穏やかに行きかっていました。
 
神田の古本屋街には行ったことがありましたが、考えて見れば電気街の秋葉原に行くのは初めてでした。駅は改修工事の途中のところもあり、まだすっきりとはしていませんでしたが、周辺は高層ビルが立ち並び、再開発されたようすが伺えました。
 
       
 
一番の目的地は、電気街とは反対方向に5分のショールーム。
 
ショールームは、販売はしていませんが、こちらの質問に対しての説明を十分にしてくれるので、勉強になります。希望の商品の目星をつけて、そのカタログを編集してもらって、お茶も御馳走になり、そこを後にしました。
 
     
 
その後、電気街をさまよい、最後に見つけたお店で、ようやく玄関灯を1つ決めて購入することができました。傘はアクリル製、電球型蛍光灯、現品しかなかったので、半額購入ができました(^^)v
 まだいいものがありそうでしたが、時間切れで戻って来ました。
 
夕闇せまる道、ライトアップされ、浮かび上がる洋館。
灯りの威力を感じながら、家路を急ぎました。
 
    
    

工事の途中経過

家の改築は3週間目半ばを過ぎ、色んな工事がどんどん進んでいます。
住みながらではないので、日々の変化の細かいところまではわかりませんが、郵便物を取りに行ったりで立ち寄る度に、いろいろな場面に遭遇しています。
 
引き渡し予定日は、5月25日とはいうものの、渡された工程予定表を見る限り、8割方がゴールデンウイークまでに仕上がる日程で、その後はゆっくりクロス張りや、インターフォンや分電盤工事などをして、清掃をする日程です。それで、今が改築の山場のようにも思えます。
 
図面を見ながら、かなり熟考して着工した工事ですが、始まってから何点か追加工事をたのみました。
1つは、断熱に関して、床にはフローリングのために床をはがすので断熱材を入れていただくことにしていましたが、工事途中の家を見ていると、結構壁をはがしている部分が多かったので、はがした壁のところにはすべて断熱材を入れてもらうことにしました。それと、あらたに居室とつながることになる吹き抜け状の階段の中段窓を、アタッチメントペアガラスにお願いしました。
 
      
       床断熱                   壁断熱
 
また、照明のシーリングコンセント。キッチンにあたるところがどうしても、全体照明と部分照明の2つが欲しくて、1か所増やしていただきました。
また、玄関には、大型玄関収納を置く予定ですが、2mの高さというのは、天井との間に40センチくらいの間があくことがわかり、ゴミの溜まる場所になりかねないと思うので石膏ボードで壁を作って一体型のように設置していただくことにしました。そのことで、玄関の天井面積はせばまるので、天井付けの照明にしようと考えがまとまりました。
 
また、驚かされたことも何点かありました。
 
まず、面格子。今回、キッチンはL型のシステムキッチンに変更し、2箇所の窓と、サッシを交換しました。リフォームの場合、既存開口部を生かす場合が多いのですが、我が家はもともと開口部が多い家で、仕上がりの違和感のことも考えてちょうどいい窓に変更することにしました。その際に窓の面格子を、他の場所にそろえて、まっすぐのものにお願いしていたにもかかわらず、今主流の斜めの網目のがついていたのです。初めガ~ンと思いましたが、これもデザインと思うとだんだん気に入って来ましたが。
 
次に、玄関ドア。以前のも気に入っていたのですが、木のドアの外側の劣化がかなり目立っていたので、この際変えることにしました。
 初めは、オータムグレイと言う色を選んでいましたが、在庫がないということで、キッチンの面格子と同じプラチナステンに変更しました。今までが、茶のようなマホガニー色だったので、その変化が楽しみでもあり気になるところでしたが、先日交換設置したドアをみて一瞬絶句しました。
 というのも、ドア交換は、枠ごとではなく、リフォームドアといって、既存の枠に、交換ドアの枠を設置するものだったので、対照的な色の差がくっきりと出てしまい、まさに、取ってつけた感じになってしまっていたのです。大工さんには少々愚痴をこぼして帰りましたところ、その後すぐに、事務所の方から電話があり、既存の枠の方には、塗装して目立たないようにしてくださるということで、やや安心しました。
 
現場の指揮を執る建築事務所の方は、1日に1回は来られているようで、進行具合をチェックして何日かごとに進行状況を報告してくれ、新たなことにも迅速に対処してくださるので、大変満足しています。実際の大工工事の方は、朝の8時半から夕方6時半ぐらいまで、1人の方が毎日なさっていますが、立ち寄って色々と尋ねた時には、にこやかに応対して下さるので、安心してお任せできる感じで大変感謝です。
 
    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
 
話変わって、先日、娘が楽しいお土産を買って来ました。
食べるに、抵抗があったんですけど、等分に切っていただきました。
 

  

 
 

酒蔵のレストラン

所属するグループの昨年度のお役メンバーのお疲れ様会があり、出かけてきました。
今の生活圏からは、川向うの場所で、少しアクセスは不便なので、車に便乗させてもらって出かけました。
 
その場所は、ローカル線のとある駅にほど近い場所で、周りは住宅が建て込んでいるにもかかわらず、
酒造の塀の横にある駐車場を降りて、中に入って行くと、思ってもいなかった心休まる風景がが広がっていました。
 
   
 
 
広い場所ではないものの、ローズマリー、ラベンダーなどのハーブ、クリスマスローズやタンポポ、ドクダミ、トクサなどが生えていて、あんずかなにかのバラ科の花も咲いていました。
 
     
 
             
  
 
レストランはこの奥にあり、なんでも大正時代の酒蔵を改装したということですが、ダウンライトの光を効果的に取り入れた、雰囲気のあるお部屋が用意されていました。
 
      
   
 
食事の方も、前菜、主菜、ご飯(黒米)、デザートとすべてにこだわりのある素材で作られていて、
1つずつ説明を伺いながらいただきました。
卵アレルギーの人も食べられるプリンや、酒粕の入ったアイスクリームなどもおいしく、コーヒーのおかわりもいただけました。
 
         
 
ここには、イタリアンレストランとパン工房もあり、お土産に焼きたてパンを買って帰りました。
それにしても、近くにこんな素敵なレストランがあるのは知りませんでしたので、家族を誘ってまた来たいと思っています。
 

春の落ち葉と八重桜

今年は、きれいな八重桜を見過ごすことなく、見ることができました。
 
市役所、郵便局と用事があったその日は風が強く、落ち葉がたくさん舞っていて、「一体、いつの季節?」
「春なのに秋?」などと言いながら、落ち葉と桜を楽しみました。
 
      
 
暖かく晴天続きの4月ですが、今週に入ってからは、1日だけ大雨が降り、今日も今は晴れていますが今晩からは雨になるようです。いつのまにか、気温が10度以上上がっていて、仮住まいに持ってきた服では対処できないと思い始めた矢先、寒気が押し寄せ、暑さにブレーキがかかり一安心です。
 
仮住まいの間は暇になるかとの予想は、全く裏切られ、忙しさはどこまでも付きまとうような気がします。でも、これは真実のところ、暇を持て余すよりはウンと幸せなことはわかっているのです。それを本能的に察知して、忙しさをきっと選択しているのだということを・・・。
 
忙しさの1つには、家の改装後に新しく入れる予定の家具、カーテン、照明を調達すること。予算とデザインを考えながらの買い物は、本当に疲れますが、ようやくある程度の目どがたちました(ホッ!)
食卓セットはすでに購入、配送日を決め、家電収納棚は、目星をつけ、カーテンは購入するお店を決めました。
まだ決まっていないのは照明だけです。
 
        
 

仮住まい

改築のために「仮住まい」を始めて、1週間が経ちました。
初めは、娘たちの通勤のことを考えても住みながらでなくては、難しいと考えていましたが、
今回のリフォームをお願いした建築事務所の方が、「仮住まい」の方も探してみましょうかと言ってくださったので心が動き、今回の「仮住まい」が実現しました。
 
「仮住まい」という響きに違和感はありませんが、何かのきっかけでこの言葉を検索しましたら、建て替えや改装で、一時別のところに住むことに使われる業界用語と書かれていて、成程ねと、1人納得しました。
 
「仮住まい」の場所は、自宅から割と近く、マンスリー契約で借りられ、主要電化製品やカーテン、1人分のベッドなどが付いているので仮住まいには有難いです。
 
        
 
鍵をもらって、中を見たときの印象では、「仮住まい」にしては上等だわと思ったものです。
引っ越しは、タイムリミットがあったので、大騒動でしたが、収納できる小家具を5,6個入れ、身の回りのものを運び出して、何とか生活できるようになりました。
 
かえって、すっきりと快適に暮らせるのかしら?なんて思っていましたが、居心地は今一つです。
スペース的に狭いことや、あれが足りないということもありますが、一番の難点は、キッチンの流しの下の扉収納のところの消毒のような臭いです。木の臭いかもしれませんが、気になりだすと何だか気分がすぐれなくなります。
 
そのせいでは無いと思いますが、数日前から腹痛を伴う風邪にかかって、最近にしては2度目のダウンをしてしまい、年齢なのか病弱なのか無理のできない体を実感しています。
 
ここに住まうのも、2ヵ月弱のことですが、せいぜい、生活に埋もれないよう、頭と心を活性化させる努力をしなければと病み上がりつつ考えています。
 

桜満開、工事着工

今年は又とない、桜が楽しめる年だと思います。桜にとっても本望と思います。
 
暖かい日が続き徐々に開花して満開を迎え、
 
        
 
儚いながらも、十分咲き誇った末に
 
     
  
 
春のそよ風の中、花吹雪をつくりながら舞い散っていけるのですから。
 
      
 
 
この前の土日には、近くの川沿いの桜祭りには、いつもに増して賑わっていたようです。
 
    
 
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 その頃、我が家は改築工事のための、物の移動に追われていました。
 
引っ越し日と定めた土曜日は、仮住まいに必要な物の8割を移動させましたが、これはまだ前哨戦でした。
予備日の日曜日は、残ったものの2階への移動や、冷蔵庫の中身の撤去、キッチンの奥から、パソコン、オーディオ機器に至るまで、壁のものから何から何まで、空にするにはこんなにも時間がかかるものかとあきれました。一家総動員で、バーミヤンでの夕食にこぎつけたのは、なんと午後10時でした。
 
家から仮住まいまでの距離は、約1.5Km。2日間で8往復くらいはしたかしら?疲労の原因はこの辺りかもしれません。
 
しかし、家族4人で、とにかく物の移動を完了させる。その明白な目的に向かって、協力し、力を出し合って働く。このような場面というのは、我が家では珍しいことですので、大袈裟ながら家族の絆が実感できました。家族総出で農作業する風景なんかがオーバーラップされて。
 
 
空っぽになった1階の記念撮影をして、翌日ついに着工の日を迎えました。
月曜は、燃えるゴミ、火曜は資源ゴミと、大型ゴミの回収予約日ということで戻り、家がどんどん柱だけになる様を目撃中です。
 
     
 
 

八幡山の洋館

佐渡旅行から戻り、1日おいて新潟長岡からも戻って来ました。
 
いよいよ、改装工事着工カウントダウンとなり、今日は仮住まいするレオパレス21の鍵を受け取りに行きました。途中、地元の広報でもお知らせが出ていた、明治時代の洋館、「旧横浜ゴム平塚製造所記念館」に寄り道しました。
 
    
   
 
平成16年に横浜ゴムから市が無償贈与され、八幡山公園に移築されたもので、今日がオープンの初日です。この建物は、国の登録有形文化財にも登録されているということで、興味深く拝見しました。入館は無料。
 
    
 
       第1会議室                   応接室   
 
 
 
     
 
      第2会議室                     厨房
 
 
この素敵なお部屋は、会議室として有料で貸出されているのも、いいアイデアと思います。
この場所での催し物は、なかなか素敵そう!
 
周辺の桜も満開まで、あと少しの新年度スタートです。
 
 
   
 
 

佐渡路③ 小木、宿根木方面と金山

今回宿泊の、国際観光ホテル 八幡館は、eネットプランの中から選らんだホテルです。
このホテルは本館と別館と2つあり、私たちは追加料金のいらない、別館の方で申し込んでいましたが、
この日は、利用客が少なかったので、ラッキーにも5Fの海の見える部屋をどうぞお使い下さいと言っていただけました。
 
到着した時は、お天気が悪く、あまり遠くまで見渡せませんでしたが、翌朝の眺めは素晴らしいものでした。
しかし、お天気は相変わらずめまぐるしく変わり、曇りのち雪のち晴れといった具合でした。
 
    
 
   朝7時半ごろのホテルの窓から            1時間後の様子
 
佐渡路二日目は、佐和田地区から西へ向かい、「西三川ゴールドパーク」で砂金とり、
小木港の「たらい舟(」天気危機一髪)、「千石舟展示館」、「宿根木の街並み」、を観光したあと、
時計とにらっめこしながら、最後の観光地佐渡金山に直行しました。
 
 
 
      
 
               砂金採り体験
 
 
 
       たらい舟
 
 
     
 
      千石舟                  小木民族博物館ー昔の小学校舎を利用して
 
 
        
 
       千石舟の港                 宿根木港
 
 
      
 
              味わいある街並み
 
              この茶房で一休み
 
  
      
 
         佐渡金山入口                 宋太夫坑コース
 
 
 
     
   
     アリの巣のような地下の採掘 
 
 
     
 
 
 
  金山は、もう1つ明治以降の「動遊坑コース」もありましたが、そちらは時間の都合でやめました。
    右上の写真は「動遊脈」の採掘跡です。
 
 
 佐渡路は、このあと両津港からフェリーで戻りました。帰りの2等船室というのも初めてでしたが、
 船のデッキに上がることもなく、横になってうつらうつらしながら到着の頃には日が沈んでいました。
 ようやく、新潟港。やはり佐渡は遠いところだったかな。 でも、楽しい旅でした。