日別アーカイブ: 2011年7月25日

チャリティーコンサートへ

東日本復興支援のチャリティーコンサートに行って来ました。詩の朗読と音楽ということで、暑い夏に爽やかな気分になれるかなと期待して。

谷川俊太郎・パリャーソ みみをすますというタイトル。谷川俊太郎の名前は知っていました。代表作は?というと出て来ないのですがかなり著名人として。なので、ご本人が朗読するとは思っていなかったのですけれど。

パンフレットを見て、ご本人が朗読。息子さんの谷川賢作さんがピアノ、そしてハーモニカ奏者の続木力さんの3人の舞台ということを知りました。

♪空を越えて~の鉄腕アトムの歌の歌詞は、谷川さんだったのですね。初めの方で、これをピアノの伴奏でうたわれました。朗読の声と言い、メリハリがあって御年80歳とは思えない位でした。親しみやすい、1対1の様なざっくばらんなトークを交えながら、代表作や代表作の直前に作ったあまり知られていない詩とか、最近作った詩、震災後作った詩、若い頃の詩など、様々に朗読してくださいました。

構えた所のない気さくなお人柄と、出来上がった作品の、宇宙に広がって行くような詩の世界の感性とのコントラストもご本人が朗読されるからこその魅力でした。

息子さんのピアノとハーモニカの演奏は、ジャズ風な感じで、音楽でありながらちょっと絵画風。谷川さんの詩と同じに、いくつかの絵を見たような感じがしました。

トーク&質問コーナーもあって、益々普通人ぶりを見せられましたが、科学についてを質問してきた方に、鉄腕アトムの頃は、科学がどんどん進歩していく未来を感じる時代だったけど、今は、原子力に陰りが見えて考え直さなくてはならない時代に来たと言われ、共感できました。また、詩を書く時以外の時間は、詩のことを考えてはいないということで、ゆったりと詩を書く時間がたくさんほしいといっておられる辺り、詩が好きな根っからの詩人でいらっしゃると感じました。

終わった後、パリャーソCD購入者には谷川さんのサインがもらえる。パリャーソというのは、ポルトガル語のピエロという意味だそうで、続木力さんと谷川賢作さんの二人組のグループ名?ジャズを基盤に、様々な名曲を演奏される。結成10年。

*ダイナミックなステージを見せて下さった息子の賢作さん。谷川俊太郎は、父親である前に、偉大な詩人ということで、大きな敬意を示していらっしゃる所に好感が持てました。続木力さんは、京都の有名パン屋さんの御曹司、そのパン屋さんを知っていたので親しみが湧きました。

夏の1日、期待通りに爽やかな時間が過ごせました。