私の実家への旅から戻って、数日を過ごし、今度は家族3人で車の旅です。
旅といっても、こちらもお墓参りがメイン。夫の両親のお墓がある高岡へ出発しました。子どもが、小さかった頃は、毎年夏に、車で出かけ、その途中の信州で1泊するパターンをよくしていましたが、年月を経て10年以上前から、高岡にはお墓と親戚だけになり、尋ねることも数年に1度になっていました。
また、昨年などは高速1000円ということでしたが、それも元に戻り、今回は昔のように中央高速を使っての懐かしいルートの復活です。
子どもが小さい頃のように途中で1泊することはせず、それどころか行き帰りとも寄り道観光をしました。渋滞があまり酷いと出来ないかと思われましたが、何とかできて満足しています。
行きの立ち寄り先は、新穂高ロープーウェイで西穂高へ。ここのロープーウェイは、1と2があり、まず短い1を乗り、次に長い2階建てロープーウェイに乗って、2156mの山頂へ行きます。1番目のロープーウェイは傾斜が急で、帰りは1番前に乗れたので、その様子を写すことができました。
高岡でも、メイン行事のほかに何カ所か今回は、巡ることができました。
まずは、高岡駅南側にほど近い場所にある瑞龍寺。曹洞宗のお寺で、高岡城を築いた前田利長公をとむらうために立てられたお寺ということですが、その広さ大きさに圧倒されました。このお寺に「便所の神様」というのがあるので、今年は、はやり歌の「トイレの神様」で人を招くイベントもやっていると聞きました。
高岡二日目は、高岡大仏を見学した後、「雨晴海岸」へ。氷見線の雨晴駅に車を止めて海岸散策をしました。この1つ手前の駅にほど近いところに夫の育った実家があり、以前良く来た辺りですが、雨晴海岸は初めてでした。
遠浅で気持のよい日本海の海岸で、人も多くなく、いいところです。海岸を歩いて行くと、貝がたくさん落ちていたので拾って持ち帰りました。
夫が子どもの頃、写生に行ったというお寺、勝興時にも立ち寄りました。こちらも、重要文化財です。これも、広大な敷地と仏閣で、人気ない境内を思い出話とともに懐かしみながら歩きました。
その後、うちの名前の交差点が隣の市にあるということで、ルーツを探りつつその場所を散策しました。交差点のほかに、橋、お寺、古い地名などもあって、なかなか収穫がありました。
そして、帰路。帰路は、ずっと一般道を走り、塩尻市「奈良井の宿」という、中山道の古い町並みの残る場所を訪れました。かなり山奥の気がしたのに、人が沢山来ていると思ったら、そこは、NHKドラマ「お日様」の撮影現場だった場所とわかり、興味深く見ました。
村上堂の飴屋さんとして使われた中村邸の近くのお蕎麦屋さんで、お蕎麦を食べました。なかなか本格的なお味の気がしました。
家の前のお宮さん 村上堂の飴屋
その後の帰路は、そのちょっと先、高遠あたりで、4時過ぎであったこともあり、他の寄り道はやめて、中央道、河口湖、須走をへて、御殿場から東名に入って無事8時頃には、近くに到着できました。
高岡、私たちも行きましたので、そうそう・・・と思い出しながら見せて頂きました。
瑞龍寺は本当に素晴らしいですよね。
雨晴海岸の美しい景色も思い出します。
お墓参りを済まされてホッとなさったことでしょうね。
私は、今年はまだ帰省していません。
気になりながら中々帰れないままで・・・。
今回は、3泊で家族ぐるみで行ったので、ゆっくりと高岡に滞在でき、観光する余裕がありました。そうです、1年位前、Y&Yさんの高岡の記事で、氷見線と雨晴海岸の女岩しか知らず、もっと知りたいと思っていたのがかないました。正直、瑞龍寺というのがあのように大きい寺とは、行ってみるまで想像してませんでした。
実家も遠いと、実家に行く=旅行のようになってしまいますね。そして、行けば、別のつながり別の世界がそこにあることを思い出します。