また桜 ー 北杜市

桜は、家の周辺では花がほとんど落ちてしまい葉桜の準備が始まっています。

でも日本列島全体では、まだ寒い地域では桜が今満開であったり、これからというところもあるということで、まさに桜の追っかけのごとく今日は、山梨県北杜市の桜を見に出かけました。

北杜市というのは、最近中央道で見かけるようになった市です。調べてみると先の大合併で、8つくらいの町が合併してできた市で「杜」という字はくだもののヤマナシという読み方をすることにかけて、山梨県の北に位置する市ということだそうです。

今日の桜ビュー3カ所は、北杜市の武川町2カ所と須坂町1カ所です。

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まず訪れたのが、武川町実相寺の神代桜。もう満開を過ぎて8分咲きならぬ8分散りだったのが残念でしたが、お寺の境内の広々とした庭は気持ちよく、水仙が見事にびっしりと咲いてきれいでした。樹齢2,000年の神代桜はなるほど超高齢の風情で、そのほかにも日本全国の名木桜の子孫の木が植えられていて、桜の園という感じでした。

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ここから、2km位離れたところに2カ所目の桜スポットである、眞原(さねはら)の桜の並木道があります。道の両側に200本の桜が並んでいて、こちらは何とか満開を保ってくれていて風が吹くたびに桜吹雪が舞い散る風情でした。明日には5分散りぐらいになるかもしれません。

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武川町の2カ所、どちらも長閑な、都会人にとっては秘境とも思える花の里でした。

 

 

imageもう1カ所最後に立ち寄った須坂町の清春白樺美術館も、私的にはかなり秘境度の高いところでした。国道から七曲り式に上って行った小高い場所にある美術館で、レンガの丸い建物が印象深く目に入ります。この美術館の内回りには今の季節桜がきれいに咲いています。この桜を見に人が集まるようですが、美術館エリアに入るには入場料1000円がかかります。もう3時半を回っていましたが、せっかく来たのだから中にも入ってみることにしました。

 

image印象深く見える建物はそれ自体が美術作品で、中に入るものではないことがわかり、周囲の図書館、展示館、教会などを見て回りました。そして白樺美術館というのは、白樺が周囲にあるからかと思っていましたが、文芸の白樺派の人々にゆかりの美術館だったことがわかりました。武者小路実篤が書いた絵などもありました。桜は地面すれすれに枝を伸ばしているのが珍しく、印象に残りました。

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先週の笛吹市よりさらに遠い場所に来て、自然を堪能し、日暮れて道遠し状態で帰路に着きました。

 

 

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