月別アーカイブ: 2007年3月

桜、満開!

二人、お出かけの帰り道、途中下車して、東京、千鳥が淵の桜を見に行きました。
近くの桜も、ここ2、3日陽気で一気に咲き始めていたので、かなりいい頃と期待して出かけました。
 
    東京駅から、東京メトロの切符を買って、九段下まで行きましたところ、駅は、想像以上の人がいて、
   皆さん考えることは同じらしく、桜を一目見て行こうとする人の群れのようでした。
     地上に上がってからも、警備員さんの誘導があるほどの人で、
                そろそろ、夕闇迫る刻限でしたが、人盛りはどんどん増えるようでした。
 
       
 
  流れにそって、少し行くと、予想以上に咲ききった満開の桜並木が現れてきました。
  皇居のお堀にそって、みごとな枝ぶりで、咲き誇る、うすピンクの花、花、花。
 
      
 
     ちょうど満開のときに、こんな桜の名所に来れるとは、なかなか無いこととしばし感激!
      日々、忙しくしていると、見に行こうと思っている間に散ってしまうのが、桜ですもの。
    
             
 
     週末の沢山の人たちを、幸せな気持ちにさせてくれた今年の桜さん、どうもありがとう!

横浜めぐり

今日は一気に気温が上昇し、温かい日差しの中、先日より滞在していた母は大阪に帰って行きました。
 
滞在中の1日はどこかに観光にと、かねてより約束しており、
候補地として、鎌倉めぐりか、横浜のみなとみらいが上がっていましたが、
母の希望により、横浜みなとみらい、「赤レンガ倉庫」に行くことになりました。
 
      
 
JR桜木町を下車して、ランドマークタワー方向には、先日来たのでで迷わず行けますが、
赤レンガ倉庫には行ったことが無く、歩いて15分といっても、人を連れて道に迷ってもいけないので、
赤いくつバスに乗っていくことにしました。ところが、このバス平日は、30分に1本で、行ったばかりでした。
 
ということで、ランドマークタワーに先に上ることになりました。
このビルタワーの展望階は、69階、地上273mは、日本一高いそうです。また、地上からエレベーターで40秒は、これまた最高速だそうです。
生憎、昨日は曇り空で、眺望が今一で残念でしたが、みなとみらい地区や海が小さく一望できました。
360度の展望なので、晴れた日には都庁や伊豆大島まで見えるとのこと・・・。
 
    
 
    ここのスカイカフェでパスタのお昼を食べ、「赤レンガ倉庫」へ。
 
    赤いくつバスで、首尾よく目的地へ。
 
 だんだん記憶がよみがえると、赤レンガ倉庫って、
 桜木町駅から真っ直ぐ行く橋を、横浜ワールドポーターズの建物まで歩いていったらその直ぐ隣だったということが、
 明らかになり、半年以内に誰かと来るときは、物知りの案内人になれると思いました。
 
 
「赤レンガ倉庫」に到着して、その広大なことにびっくり、そして海が広がりとても開放的なところでした。
母と次女と私で、あちこちそれぞれの目的で撮影会を繰り広げました。晴れてたらもっと良かったねといいながら。
 
   
 
 
  中庭広場のフラワーガーデンは、今がシーズンで、5周年の表示がありました。
   手動の鐘が、子ども達によって絶え間なく鳴らされ、
               春の花の寄せ植え、アレンジ花に、ほのぼのしました。
 
        このガーデンを眺めながら、ケーキとティーの休憩をとり、帰路につきました。
 
      
 
       
 
 
 帰路もひとアレンジ、赤いくつバスで中華街に行き、
               石川町まで通り抜けて、フカヒレまんを買って帰りました。
 
           
 
 
  * お土産紹介 *
     横浜キャラのブルーダルのクリアファイルとマーブルチョコ
          赤いくつのクリアファイルとチョコレート
 
 

爽やかな偲ぶ会

関東地方、昨日は強風が吹いてパタパタと物音がする一夜が明けたあとも、朝から雨が降る荒天でした。
そんな中、上京してくる母と待ち合わせて、東京在住であった従弟の7回忌の法事に出かけました。
 
法事とはいうものの、今回はとても趣向を凝らしたもので、「偲ぶ会」という名目で、
小ぢんまりとしたフランス料理のお店で音楽と食事と歓談を楽しむというもので、実に気持ちの良いものでした。
音楽は、ピアノの生演奏と歌がありました。
歌を歌われる方が、従弟の奥さんの親友の方ということで、温かみが増し加わる感じでした。
結婚当時を振り返って、結婚式にも歌われた新妻に捧げる歌が披露されたりして感動を誘いました。
 
一人っ子であったこの従弟は6年前に定年を目前にした若さで急逝し、80歳を超えるその方の両親があとに
残されましたが、ご家族が連携してこの老夫婦を支えてこられてきた6年が、爽やかに振り返られ、
社会人に成長されたお子さん方の頼もしい姿が眩しく、世代交代の清清しさを感じました。
 
歌とピアノが披露されているとき、チョッとひらめいて、携帯電話のビデオ機能(ムービー)を使うことを、試みました。
うまく操作ができて、5分間くらいを収め喜んでいたのですが、どういうわけかストップできず、
あせって電源をオフしてしまい水の泡になってしまいました。
私は、これが、ショックというわけでもないのですが、口に美味しいワインを残さず飲んでしまい、
アルコールに弱い体質が作用して目の前が暗くなり、退席してしばらく休むという失態でしたが、
遠路を来た親戚との交わりや、久しぶりの人、話に聞くだけの人などに会うことが出来、いい集まりでした。
 
しばらくこちらで滞在していく母と一緒に、家に戻りました。
一夜明けて、今日はとてもいいお天気です。関東地方、しばらく良い天気が続きます。
 

春分の日に part2

春分の日の外出は、なんだかんだで、とうとう正午を過ぎてしまい、
途中、立ち寄ることにしていた美術館の展覧会は、後日に回すことにしました。
 
雲が広がったり、日差しが出たりと変化しましたが、概してよいお天気でしたが、
やはり風は冷たく感じられました。
 
2時間半かけて、義母のホームのある駅の程近いところにあるモスで遅い昼食をとり、3時ごろ到着しました。
義母は、大抵お部屋で横になっています。私のことは忘れていないけれど、
話す言葉は少なくなり、いつも決まったことを話します。そして、大抵いつも眠そうで、気分がすぐれないようです。
 
私は、結局、義母の人生劇場の中で、後半に登場する次男の嫁で、ある意味外野の人間です。
それだけから、よけいに義母の様子には身につまされるものを感じます。大事なものが時間とともに失われていく
そんな焦燥がいつも漂っています。受容に徹した温かい人々のお世話も義母の心を和ませるものではないようです。
今は失われた、家族としての一つ屋根下のの暮らし、叶わぬ願い・・・。絡まってしまった心の糸。
 
だから、義母のホームに出かけるときは、嫁の務めとは思っていません。結婚によって大きく関わりを
持つようになったひとりの女性との交流と思って毎回出かけてゆきます。そして、私には、彼女を
救う力も無ければ、愛もない欠けのある現実をあらためて確認するのです。
 
最期をどのように生きるのか、この難所は自分ひとりでは到底どうにかできるものではないことを思いつつ。

春分の日に part1

春なのか、冬なの、随分綱引きの続いた今年の冬も、今日の日を境に退散してくれるでしょうか?
冬至が過ぎてから、明るい日差しを楽しみに過ごす冬は、昔から良いイメージです。
そして、春分までこぎつけると、明るい昼が普通に約束されています。太陽と共に目覚め、
つるべ落としの夕陽に追われて家に帰ることもありません。
 
昨日、次女が友達と卒業旅行に出かけ、長女は送別会で帰りは遅く、1人の夕食でした。
今朝は長女を、早朝ディズニーシーに見送り、春分の日は始まりました。プチ1人暮らしのような。
 
沢山予定していることがありますが、まず連日5時間の睡眠時間を解消すべく、
2度寝を試みるも不完全燃焼で終わりました。
今日の予定のメインは、夫の母のグループホームを尋ねることです。
最近は夫が戻ったときに一緒に行くことが多くなりましたが、今回は、久しぶりに単身で出かけます。
片道2時間半を、千葉方面に総武線に乗って出かけます。
夫の母がこのホームに入るようになってそろそろ2年になります。今年91歳。
 
1人暮らしは、欲張りになりますから、直ぐに家を出発するわけには行きません。
昨日に引き続き、大量の洗濯。そして、1つ奮発は、ホームへのお土産のバナナケーキ作り、
これが、先ほど焼けたので、このあとすっ飛んで行きます。
 
しかし、駅まで自転車25分。その途中にある、美術館に立ち寄って、お誘いを受けた展示を見る時間は
あるでしょうか?とにかく、予定していたメニューをクリアしたい!
片道2時間の車内で読む本を持参して。

卒業

 春がそこまで来ていた1週間前と打って変わって、寒い1週間でした。
 
 色々なことが、年度の締めくくりへと、急ぎ足で進んで行きます。
 ことに、今年の三月は予定表を埋める予定が、ぎっしりと・・・。
 
手帳、片手に昨日は、大学時代の旧友とのランチおしゃべり会?に横浜までくりだしました。
4人で、スカイビルの最上階のレストランに。
    
     
 
 中華メニューをいただきながら、それぞれの日々を語り合いました。
                ふかひれスープ
 
先日、久しぶりに行われた同窓会(神戸での)に出席した人の、写真を見ながら様子報告なども。
すでに、デジカメ写真がパソコンメールで送られていますが、従来の写真もまだ健在。
30年の年月が、過ぎても少しも変わらない面々・・・と思っているのは、自分達だけ。子どもには、
「小母さんばっかりだねえ」と言われたと、大爆笑!
子育ての終盤に向けて、親離れ、子離れは如何に? 教育費の山の再確認、幸い?今日のメンバーには、
まだ子どもの結婚を経験している人はいませんでした。
親の介護についても、親元を遠く離れているもの同士の、事情などが聞けました。
 
1日過ぎて、今日は次女の卒業式。朝から一段と、寒い日でした。
この頃は、大学でも、入学式も、卒業式も父兄に案内が来て、ご臨席を・・と勧められ、勧めに応じて
全部出席してきました。今回が最後となります。
ミッションスクールの、讃美歌と聖句からのはなむけの言葉の数々に、耳を傾けました。
そして、あとは、デジカメと携帯での撮影風景があちこち。私も、その仲間に加わり撮影、程ほどで帰路に。
 
子離れは、できているつもりでいます。でも、親でなくなるわけではありません。
人は、長い年月をかけて、ゆっくりと次の世代へメッセージを伝える時間を与えられた生命だと思います。
まだ、伝え切れていないことをこれからも。そして、まだ健在の親からは、これからも、先を生きる知恵をもらい続けたいと思います。
 

ブログの保存

ブログを始めてから、もうすぐ2年になります。
 
初めは、公開せずに、メールの代わりに、いつでも覗ける掲示板のようなものとして、
日々の様子を綴っていましたが、約1名の反響は、予想外に寒かったので、4ヵ月後には、
タイトルも変えて、ブログ本来の形にして公開日記に踏み切りました。
 
といっても、粛々と、自分の記録を続けていきましたが、読み手が自分以外にいるという事実は、
私的な日記でありながら、独特の張り合いを生み出して、日に日にこれにはまって行ったように思います。
 
なかなか自分からは違う人のところに行って、コメントができないのに、関心を示してコメントをくださった方々のお陰で、
お友達にしていただいた方が、少しずつ増えていって、益々ブログが私の中で生気を帯びたものになって来ています。
 
以前から、時々思っていたことですが、この日記サイト、せっかくの日記なのに、
保存はできないのでしょうか?
一度、フロッピーに入れようとしたことがありましたが、入りませんでした。
やはり、これはコンピューターにあるものでなく、どこかにあるものだからなのでしょうね。
 
では、あとは印刷するしかありません。
そう思い立って、初めの4,5ヶ月を印刷し、1年たったころ3ヶ月程印刷したあとは、また日に日に膨大化する中
なす術を見出せずにいました。
 
でも、一昨日、大きなきっかけをいただきました。
いつも、お邪魔させていただいている方の記事に、写真集を自ら編集、製本されたことが載せられているのを見て、
いつも、見せていただいていたものが、早々と1冊にまとめられていることに、なんともいえない衝撃を受けました。
ブログの保存は、つまり印刷だとこのとき、感じたのです。
 
それで、昨日と、今日、印刷をして、90%印刷を終えたところです。
目的は、あくまで記事の保存なので、、あとはクリアファイルに入れて、見やすくするのみですが、
コメントのところなどをどうしようかなど、いくつか思案はあります。
 
今まで、時々、これまでの記事が、ある日MSNの大元がトラぶって全部消去されたり、また、
自分の何かの誤操作で、消去されたり、ということがあったら、随分喪失感あるかなと、
心配でしたがこれでとにかく安心です。
 
 

早春の公園

街コースでお出かけした帰り、まだ高い日差しに誘われて公園に立ち寄りました。
平日の昼下がり、訪れる人はまばらでも、自然の営みは休むことがありません。
  
  
 
 
       赤い花 (カンヒザクラ )         白いつぼみ (コブシ)              そして薄いピンク (玉縄桜)
     
 
 
   ピンクの花には、2羽の小鳥が忙しそうに遊び、青空に映える長閑さに、私もシャッターを押す仲間に加わりました。
       園丁風のおじさんが、メジロだねというのを聞きながら・・・。
 
       
   
 帰りがけ、謂れのある河津桜の満開にしばし見とれつつ、凛とした冷たさの中、
   着実に近づく春の足音を確かに感じました。
                                    
 
           
 
   家に帰っての楽しみは、早春の光を集めたかのようなフルーツ。
  「文旦」が今年も、送られてきました。お店では、あまり出回っていませんが、
  この極上の美味しさは、今の季節の苺に勝ります。
  しかも、実だけでなく皮もお菓子やジャムになり、捨てるところはごくわずか。
  今年も、たくさんピールやジャムを作ろうと、はりきっています。
 

早春の風景

冬の寒さが戻った今日、またいつもの田舎コースで、自転車を走らせました。
 
  
 
   日の光が眩しく、今年も3月がやって来たことを実感します。
   去年の3月からすぐに月日が経ってしまったような気がします。
 
  でも、落ち着いて考えれば、忙しい夏、秋を経て、色んな行事、出来事がありましたが、
  ふり返るときは、それらが、あたかも1枚のCDに収められたかのように小さいスペースの中に納まってしまい、
  時間が過ぎたことの大きさばかり、1つ年をとったことの不本意さばかりを思ってしまいます。
 
  春の光は強烈で、いつもこの別れと出発の季節を印象深くさせます。なんと、心さわがせる春の陽!
  満開の桜の中で、ひと時の幸福に浸るときまで、この落ち着かない日々は、今年も続くのでしょう。

手作り味噌

今日は、生暖かく、朝のうちは薄日すら射すお天気でしたが、
次第に風が強くなってきて、正午を過ぎる辺りから、雲が広がってきました。
その後、なんだか嵐の前のような静かさがあり、そして、天気予報どおり激しい雨になりました。
 
そんな午後、予定していた味噌作りをしました。
注文した材料が、先々週届き、こんなに暖かい日続きですので、流石に追い立てられる気持ちになりました。
 
        
 
大豆に、米こうじ、麦こうじを混ぜて作るもので、15,6年前に教わって以来、
1,2回作らなかった年がありますが、ほとんど毎年作っています。
今作って、9月ごろには食べられるようになります。いつも、夏を越すのがドキドキで、
そっと、秋に覗いてみますが、淵の方が、少しカビが出るときもあります。
容器を新しくした年には、全くカビが出なかったので、多分何かが繁殖してしまうのでしょう。
 
手作りで作るときは、いつもこの配合でつくりますが、米こうじだけで作っても
さして変わらなかったようにも思います。うちの家族は、お味噌の味にこだわる人間はいませんが、
私の自己満足で、長く続いています。