月別アーカイブ: 2009年1月

耐震診断でびっくり

家をリフォームすることになり、話が徐々に進んでいます。
 
それにしても、家のリフォームを扱っている業者というのは、たくさんあるものだとは、
真剣に1社に絞ろうと意識した時に思ったことです。大手もあれば、小さな工務店もあれば、工房のような業者もあり・・・。
団塊の世代が、定年退職を迎えて、建て替えやリフォームをする需要がたくさんあるからか、これに関する情報誌もまたたくさんあることを知りました。
 
どこにお願いするかについては、今まで壁の塗り替えと家の補修をお願いした業者にするか、
昨年説明会に行き無料耐震診断をお願いした大手の業者にするか、ごく近くのリフォームを得意とする急成長業者にするか・・・
どれも今一つ決断できないでいました。そこで、次に足を運んだのが、こむぎさんに紹介していただいた業者さん。
 
10年の実績のある堅実な業者さんと伺い、夫と出向いて行きました。
一級建築士事務所と書かれたその業者さんの雰囲気は良く、私達が求めているものを提供してくれそうな印象があり、仮契約を結びました。
 
今日は、2回目の訪問で担当の建築士さんを交えて、プラン例などを紹介され話合いました。
 
この際に、気になっていた耐震診断について聞いてみて、とてもびっくりすることがありました。
以前の業者でやってもらったのでは、1階は倒壊する恐れあり、2階も0.7くらいの数値しか無く、
基礎にもひびが入っているので補強が必要というものでした。
 
今回の業者さんでは、図面だけからの診断でしたが、1階も2階も1.1以上あり、大丈夫ということで、
あまりにもの違いに、以前のデータを出して、質問してみましたら、たまたま同じソフトによる耐震診断だったので、じっくり見てくださり、「あ、これは・・・」
 
説明によると、図面には多くの箇所に筋かいが入っている印があるにもかかわらず、全くなしで入力してあり、また、壁なども施工されていない状態(柱のみ)のような入力になっているので、これではどんな家でも倒壊の恐れありになってしまうということで、「これは、ひどいねえ・・・」と漏らしていました。
基礎についても、ひびがあるか、ないかの2種類の入力で、あると入れたら出てくる言葉がそのまま書かれているということでした。
 
念のため、床下の点検と屋根裏の点検を来週にしていただくことにしましたが、
大手と思って信頼していた、去年の業者には、ほんとうに失望しました。こちらの希望していない屋根の交換を提案したりして、私たちも危うく耐震のためならと考えるところでした。
 
今回の業者さんに、もう1度確認して見ました。「ということは、もし、今回リフォームをしないで、耐震だけ考えるとしたら、この家は今のままでいいということですか?」
すると、答えは「そのとおりです。リフォームの際に、耐震が落ちないように考える必要がありますが」ということでした。
 
この業者さんに、全幅の信頼とまで行かなくとも、普通の信頼感を感じながら、話を進めて行けるのを嬉しく感じる今日この頃です。
 
 

チェンジ

一昨日は、暖かい日だったこともあり、昨日の大寒の冷え込みは、応えました。
 
寒気が体を包みこむようで、慌ててファンヒーターの勢いを上げてストーブ虫になるも、肩の方の寒さはとれず、そのうちに肩がだるく感じるようになりました。
これって、風邪の前兆?と思い、早めの葛根湯と、早寝でどうやら、風邪はかわせたようです。
 
昨年末より、我が家は人口密度の高い毎日が続いてて、日々の変化の中で時間が流れるばかりでした。
今日は、最近には珍しく、以前のように腰をおろして1日を過ごすことのできる日です。
 
今年は、夫定年まで数か月のカウントダウンの年で、リフォームの他にも、今までの生活に変化が訪れようとしています。オバマ氏就任のニュースが流れ、changeという言葉が希望を持って伝わってきますが、それは、私の周りの色んなところでも求められていることです。
 
次年度へのchangeに思いを向けて時を過ごす1月、2月と冬の季節が重なっているのは、よくできていると思います。春めく光を感じながら、1つ1つ変わって行きたいと思います。
 
変化と言えば、すでに変わったものが1つあります。
点訳本、3年抱えた前回の「銀のなえし」は、めでたく製本完了。
 
次の本まで、しばらく待っていましたが、12月より再開。
今度は、「天の刻」という女流作家の恋の短編集。前回は、江戸の捕り物でしたので、今回は現代物にさせていただきました。前回のは終り近くになって、この作者の作品は人気上昇中で、あの「陽炎の辻」の作者であることがわかりました。
 
趣の違う現代物でも、相変わらず私の場合ミスが多く、続けている人の中では、要注意人物になっているかもしれません。パソコンだから、校正時にすぐに訂正できるから大丈夫よと言ってくれますが、3回ぐらい見直す時間をどうしても取れないのが原因です。
 
ボランティアの数は、まだまだ少ないようなので、もう少し猫の手として関わっていようと思います。
 
        
 
 

冬晴れ、夕景

大寒に向かって、寒さ一直線の日々です。
関東地方は、毎日抜けるような青空、空気がピーンと張り詰めて乾燥しています。
 
戸建1階にいる限りは、このお日様の恩恵は受けられませんが、
外の世界では、ふりそそぐ光の中で寒さを忘れて、素敵な風景が繰り広げられます。
 
今、一番の関心事は、古家1階の改装計画です。
ゆっくり椅子に座っていると、家具の配置や、間取りの変更のシュミレーションが働き始め・・・。
 
考えるだけなら、もう数年前から考えていましたし、1年前には
大手の建築会社の無料の耐震診断もやってもらっていました。
考えの中だけにあったものが、夫の在宅により、話が具体的になってきました。
 
何をやりたいかというのも、徐々に絞られてきている状況です。
 
予備知識をつけるために、あちこちのショールームで下見をしたりして過ごす日々の帰り道は、
きれいな雲と、
 
     
 
 
  終わりにはゴージャスな夕焼けのセレモニーが見られます。

 
    
 
 
 
          
   
 
 
 

遺伝子の物語

長く続いていた晴天でしたが、とうとう昨日は冷たい雨の日になりました。
もっとも、雪が降るという予報でしたので、まだ緩和されたようですが。そして、今日はまた晴れの予報。
日本海側では、雪が降っているようですので、この冬の晴天は本当にありがたいことです。
 
新しい年を迎えてから、もう随分時間がたってしまったように思っていましたが、まだ10日。
 
人口密度の多い時間を過ごしていたので、時間が流れるばかり。
自分の中のメモリには色々たまっているものの、取り出して、読み返す時間がない状態です。
 
整理できないことはさておいて、年末に書店で見つけ、珍しく購入した本について。
 
「できそこないの男たち」福岡伸一著
タイトルにひかれたのではありません。以前読んだ「生物と無生物のあいだ」
と言う本の著者だったからで、中身は生物学、遺伝子のことが書かれています。
 
タイトルの意味するところは、少し前までは、男が基本形で、男から女ができたという考え方であったけれど、実際は女から男に変化するということが、遺伝子の研究でわかってきたということのようです。
 
ただ、生物学の話であれば多分読みたくなかったと思いますが、やはりタイトルが示すように、
この本は、生物学の話でありながら、文学的な語り口が全体を覆っているので、退屈せずかえって興味をそそられながら読み進むことができます。
 
発見エピソードや科学者の世界の紹介を、著者自身の視点、思い、関わり、体験を交えて書かれているのが魅力的です。
 
この語り口は、前回の「生物と無生物のあいだ」でも楽しませてもらいましたので、
今回も期待していますが、あまり読み進める時間がないのが辛いところです。
 

現実の暮らしでは、また大ぶり葉付き大根と、
今度は巨大白菜をいただいて、これの調理に頭をひねっています。
 
昨日は、朝出る前に、大根1本と里芋、油揚げを大ぶりに切って、
調味しただし汁で5分ほど煮たのを鍋帽子にセットして出かけました。
「ほんこさん」というお料理で、保温調理でうまくできあがりました。
 
今日は、白菜を何とかしたいと思います。