何気なく参加した6月から数えて、今回で3回目の参加となります。回を重ねるたびに、収穫が大きく、そのうちに外せない行事になるかもしれません。
今回も、近くに住んでいながら何も知らなかったことがたくさんあり、今更ながら驚かされる展開でした。
まず、今回の集合は、「古花水」というバス停。家からは、自転車で20分ぐらいのところで、車で何回かこの道路は通り過ぎたことのある場所です。
しかし、ここにこんなに大きな石碑があって、ここが東海道53次の7番目の宿場町であるわが町の、当時の京方見附(京方面からの入り口)であった場所とは知りませんでした。
この場所から、西側の高麗山を眺めた広重の絵も、プレートに記されていました。
このスタート地点から、今回は平塚宿西部の史跡を訪ねるウオーキングです。
新しくできた、商業高校跡地の公園を横切って、花水川左岸の土手を上流へと歩いて行きます。
公園からは高麗山が大きく見えます。
この花水川は、今の流れになる前は、もっと東側に蛇行していたそうで、市民病院あたりから、八雲神社の南の裾野、古花水バス停まで、旧花水川に沿ったルートを歩きました。
花水川は、富士山大噴火の後(1709)に、幕府の大改修によって今のような流れになったそうです。
このルートの途中には、古い平塚の歴史をしのばせるポイント地点がいくつもありました。どれも、初めて聞くことばかりで、改めて自分の住んでいるところを見直しました。
宝積院
木造 薬師如来立像
達上池
市内ただ1つの自然の池
八雲神社
春日神社
平塚の塚
教育熱心な地で、盲学校の世界的発祥の地であることや、平塚の名前の由来など、古い過去からちょっと前のことまで、ぐるっと思い描くことのできた半日でした。