日別アーカイブ: 2010年5月29日

東電、原発見学ツアー

東京電力主催の原子力発電所見学ツアーに行って来ました。
朝の7時半集合で、1泊2日のバスツアー、
行き先は、新潟にある、柏崎刈羽原子力発電所です。
参加者は、オール電化にした人対象の募集に申し込んだ人の中からの17組です。
集まった人の約半数は、夫婦で、後は、親子、友人などのようでしたが、年齢層は多分60代が一番多かったのではと思います。
   赤城山
出発した日の関東地方は、よく晴れていて、道中山々がきれいでした。
中央交通のバスガイドさんが、とても博学、ベテランの方で、バスから見える風景を刻一刻、解説して下さるので、飽きることなく車窓を楽しむことができました。
        魚沼産コシヒカリの水田
しかし、関越トンネルを越えると、天気は変わり、雨模様となりました。
途中、魚沼市(旧六日町)の田畑屋というお蕎麦屋さんで、へぎそばのお昼をいただきました。
このお蕎麦屋さんは、夫が移動のときによく利用していたお蕎麦屋さんです。
昨年まで、新潟に親しむ暮らしをしていたので、しばらくぶりの新潟に会えることも、今回のツアーの魅力の1つでした。そんなわけで、ガイドさんの話す説明も、新潟に入ると知ってることが多くなってきましたが、そうなると、改めてガイドさんの物知りぶりに感心したりもしました。
午後2時、予定通りにバスは、柏崎刈羽原子力発電所に到着しました。
    
まずサービスホールで1時間半ほど説明を受けて、その後バスで現地を回り、窓から確認しました。
実際の場所は、撮影禁止です。とても広大な場所(東京ドーム90個)で、柏崎市と刈羽村にまたがって7つの発電機が並んでいますが、今は刈羽村側の6号機1つだけが動いているということでした。
     発電所の模型
説明を聞いて、原子力発電と言うのは、「ウランの核分裂」の熱を利用して水を温め、その水の蒸気を利用して発電しているというその仕組みがよくわかりました。原子炉は、安全のために5重の壁に封じ込まれ、使用した水は海水で冷却され循環しているということです。
原子力発電所内には、緑も沢山植えられ、丘のような山もありましたが、これは原子炉の施設は、地下の硬い岩盤の上に建てるので、地中深く掘った時の土でできた山ということです。この発電所内に7800人の職員、他に880社、600人が働いているそうです。
   
   湯沢駅付近
宿泊は、湯沢駅付近のホテル。9階の客室の窓から、駅付近が一望できました。
夕食、朝食は共に、バイキングで、お部屋はゆったり。何より、温泉が設備、泉質ともにグッドでした。
二日目は、鮮魚店で土産物を購入した後は、一路、関東を目指して関越を逆方向に戻りました。行き先は、TEPCO銀座館、東京電力のショールーム見学です。IHの実演コーナーで見た、天ぷらの油のはねを防御するすぐれものの網を購入したのは、収穫でした。
土曜の東京は、やや空いていましたが、永田町付近は、機動隊の人たちが角々に立っていて、物々しい風景が見られました。昼食で立ち寄った赤坂「時代屋」付近、数年前宿泊したことのある赤坂プリンスホテル(もうすぐ建て替え予定)、国会議事堂、東京タワーなどをカメラに収め、東京を後にしました。