大阪行き、後半は母とのレクです。
最近の何回かは、映画を見てから本屋内レストランで昼食、本を買って百貨店で買い物をして帰るというパターンでしたが、どうやら二人とも今回は別のことをと思い始めていました。
私は、日々新しくなっている大阪梅田周辺散策でもよかったのですが、母は梅田には月に2回行ってるからかあまり積極的でなかったので、母がつぶやいた道頓堀川から船に乗って中之島の方に行くという案を採用することにしました。普段ならアイフォン検索で、もうちょっとはっきり調べていく私ですが、実家に戻るとなんだかアナログ人間かつ行き当たりばったり人になってしまって、とにかく心斎橋筋の道頓堀を目指して出かけました。
地下鉄の心斎橋駅、大丸百貨店、心斎橋筋は、母も久しぶりだったようで、二人で懐かしみながら歩きました。
日曜日の10時台は、まだお店も半分くらいしか空いていなくて人も少なく、気持ちよく歩けました。道頓堀橋に到着。かに道楽やグリコの看板などの有名な光景をこんなに観光客のように眺めるのも初めてかもしれません。そして、道頓堀川というのは、今までじっくり見たことはなかったと思います。
ドンキホーテのお店の前に、船着き場がありました。行けばあと5分で出発。これだ!とあまり吟味することなく乗った船は、中之島行ではなく、道頓堀川を周回する「とんぼりリバークルーズ」という船でした。9つの橋をくぐりながらガイドのお姉さんが大阪風に解説してくれました。
この船を降りるとき近くを屋根つきの大きな船が通り過ぎました。後で調べたら、どうやらそちらが、中之島公会堂の方まで行く船だったみたいです。
短い乗船でしたが、母はこの非日常体験がとても楽しかったらしく、その後の大丸百貨店めぐりも含めて実りある1日となりました。
昼食の中華レストランは無添加を心がけるお店とうたっているだけあって、薄味で美味しい味付けでしたし、お茶で入った和風の喫茶のケーキセットもとてもよかったですが、一番の実りはステッキを買ったことです。
母は足がふらつくにもかかわらず、杖は邪魔になるからいらないの一点張り。さすがに、もうそろそそろと自分でも思い始めていたかもしれませんが、雰囲気のいい杖売場があり私の積極的な勧めに逆らうことなく吟味し始め、とうとう購入することとなりました。小さく折りたたんで持ち運べるタイプでお洒落な柄。しかも、家に帰って説明書を読んで、杖ではなくステッキという表現されていたのがまたまた気に入った風でした。
そんなわけで、今回のお出かけは中々記憶に残るものとなりそうです。本屋には行けませんでしたが、実家近くの未来屋書店に私だけが立ち寄り、母が好きだという江國香織さんの新刊「ちょうちんそで」をプレゼントしました。
お帰りなさい。
お母様と充実した日々を過ごされましたね。
私の母とほぼ同じ年齢ですが、娘家族(妹ですが)と一緒に暮らしている安心感で、私の両親に対する思いが浅いことに気づかされます。
杖は確かにステッキという表現のほうがいいですね。
それにしてもオシャレなステッキね。
お母様、ふっくら御顔が若々しいね。
うちの母、シワシワだよ。
今回は、5泊6日といつもより1日多く行ってきましたが、あっというまでした。
こむぎさんのところは、妹さんのご家族とご一緒で安心感ありますね。
今は90代も健在な時代なので、まだ若い気持ちの母ですが、
少しでも元気な体を保ってもらいたいです。
確かに、丸顔の方が若く見えるかもしれませんね。あと、髪も40日に1回、カット&カラーをしているようです。
そのせいで、座席を譲ってもらえる率が低くなっているので、ある程度年相応の外観も必要ではと話したりしています。