月別アーカイブ: 2007年6月

マーブリング

  「まとまった雨になるでしょう」の予報は何回もはずれ、 今週がもうすぐ終わります。
 
 湿度は異様に高く、「日本の夏」を噛み締めるばかりです。
耐え切れず、エアコンのスイッチを入れるも、
   「明日のエコでは間に合わない」の言葉が浮かんで、気は晴れません。
 
 
先日の集まりで、少し楽しいことをしました。
水の上に、特殊な染料をたらして、水の上に広がる模様を、和紙に写し取る
「マーブリング」というデザイン。
 
      
 
 昔、子どもの学習教材の付録にもついていたことがあり、そのときは
はがき大に写し取り、模様のはがきを楽しみましたが、
   今回は、少し大きなバットに水をはって写し取りました。
 
         
 
       偶然にできる模様のようでも、仕掛け人の手腕でいろいろに変わります。
 
           
 
 何枚か写し取った後、紙を乾かして、トレーなどに貼って実用品に仕上げます。
    あまり、冴えたものにはなりませんでしたが、
         模様の世界を眺めることは、なかなか楽しい時間でした。
 
         
 
 来週は、もう7月に。
     気付かないまま夏至は過ぎていました。
 

雨のひとり日曜日

ようやく、梅雨らしい空模様になりました。
今日は、午後からはみんな出払って、ひとりの時間を過ごしました。
平日には、これが普通でも、休日と平日は
    時間も違えば、町の様子だって違うのですから、珍しい気持ちにもなるわけです。
 
人口密度が高ければ、すべてのことに時間がかかり、時間をとられ、
予定がはかどらない気分になりますが、実はひとりであってもそれは大差がないことはすでに実証ずみです。
 
そんな中、地味に続けているパソコンでの点訳の今週分10ページにとりかかりました。
亀の歩みながら、前進しています。ようやく、300ページくらいの文庫本の4分の3くらいまで進んで、
3巻から4巻に移るところにさしかかりました。以前、誤動作で1巻まるまる消してしまったことがあるので、
今回は慎重に進めたいところです。
 
こんなことをしていると、もう夕方。午後の時間をじっくり手作り料理の下ごしらえにでも
当てれば家族の幸せの根っこの部分が、強化されたのになあと思いながら、
買い込んだ生協の冷凍食品もほどよい時に使わなくては、これにだって賞味期限はある、
などと理由付けして、最短でできるメニューを考え出しました。
 
ご飯は、すでに炊けているので、急いで家族の帰宅前までにできるよう猛ダッシュで
とりかかりましょう。(日常のよくあるひとコマです)
 

ガレージ喫茶

空梅雨に喘いだ今週ですが、ようやく今日は(すでに日付が変わってしまいましたが)、
    朝から梅雨空、午後から、雨足も激しくなりました。
 
あいにく天気はすぐ回復して、明日はまた日差しが出るとの予報ですが、来週は雨の日も出てきそうです。
  関東地方の梅雨入りは、1週間も前に始まっていたことを最近になって知りましたが、
    それは、先週1日だけ雨の日だった木曜日に出されたものとわかり、
               願望もあっての梅雨入り宣言だったのかしら?と思いました。
 
       ****************
 
今日、所属する集まりでの年2回のバザーがありました。
雨が心配されましたが、どうにか午前中は小雨程度で持ちこたえ、
毎年ぐらいの賑わいで終えることができました。
 
  手作り品、リサイクル品、共同購入品などいくつかのコーナーがあり、
         いつもそれぞれに出品、また販売の係りもしています。
     今回は、お買い物に来た人が休憩する、喫茶コーナーで働きました。
 
といっても、ガレージをお借りしたガレージ喫茶ですが、
    にわかにしては、なかなか素敵な喫茶コーナーが、出現します。BGMあり、お花ありで・・・。
 
           
 
何より、ケーキ&コーヒー150円、和菓子&緑茶150円、ゼリー&麦茶100円、梅ジュース100円の
                    限定メニューが良心価格と思います。
               
                        
             雨で涼しかったせいか、いつもより若干喫茶に立ち寄る人は少ないものの
           ホッとする時間は提供できたようで、瞬く間に販売の1時間半は終了となりました。
 
 
  手作りのもの、中古のもの、共同購入のものそれぞれにコンセプトのある品々を
年2回だけ販売するという地道なイベントも、長く続けられることで、静かなリピーターを作り、
     素敵な交流の場になっていることを改めて思わされるひと時でした。
                                                  
 
 

時には20代の頃のように

 爽やかな晴れの日から、次第に湿度が高まって、
 すでに初夏を通り越したような、錯覚の日々です。
     梅雨は終わるどころか、まだ始まってもいないのに・・・
 
        
      
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することは、たくさんありますが、差し迫っているわけではなく、催促する人もいない日。
こんな日は、いつもするべきことを先取りしないで、いってみれば遊んでいます。
遊びながら思うことは、時を越えた思い。
 
           私は、いつでも昔の私に戻ることができます。
20代にでも、それ以前の子どもの頃にも。
けれども、これからのことは、想像するだけで年老いた私にはなれません。
 
  人は、なんて忙しい時を生きているのでしょう!
時々驚かされますが、置いていかれない様に走るしかありません。
子どもの頃を、そのまま連れて歩いていますが、進むに連れて確かに世界は広がって、
    沢山の出会いや、思い出やらの引き出しがいっぱいできました。
 
これからのことはわかりません。けれども、時を越えて遊ぶことはできます。
ずっと昔の人とも、書物を通して共感できます。いつの時代も、場所が違っていても
人はそんなに変わらないもので、皆その今を生きている同じ仲間であることに気付かされながら。
 
20代の私に、もっとこうしたらよかったのに・・・とは、決して言いません。30代の私にも。
今の私は、割と幸せかもしれません。それは、今の私を見せながら、あらゆるものと交われるからで
今の私は、立派ではありませんが、私には私の場所があるからです。
                       
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  まだ来ない梅雨・・・・・いろいろ、地球の事情があるのでしょう!
ガクアジサイの芸術的な様に見とれながら、20代の頃のように、
取り留めない話をしてみたくなりました。
 
             
 
              (「いつも何度でも」のメロディーを口ずさみながら)

6月の富士

6月に入って、集まりに通うサイクリングロードに向かう道は、田植えが始まり、
一面、水鏡のように変わりつつあります。
        
 
良いお天気の日が続く中、昨日は不安定なお天気で、
              午後からはとうとう大雨になり、今朝方まで雲におおわれていました。
 
今日の天気は、予報では1日曇りでしたが、朝9時を過ぎる頃から劇的に晴れてきて
 サイクリングロードへと走る道には、感動的な空が広がっていました。
 
    雲は遠く西に追いやられ、雲間に見える、まだ雪の残る富士山、
   
           
 
 家の中にいたら、決して見ることができない風景で、こういう時に出くわすのも、そうあることではないと思い
   常時持参のデジカメのシャッターを押したところ、なんと「メモリーが見当たりません」という稀有な表示が出て
 ハッと、そういえばSDカードを入れ忘れていたことに気付きました。
 
  がっくりきましたが、携帯カメラの方は充電バッチリだったので、
     こちらで、なんとか撮影することができました。
 
 昨日の曇り空とは、打って変わって、晴れた水田の水面に映る空、
 
            
 
 
アジサイの向こうの富士山
 
           
 
       皆、この空と雲と富士山に幸せを感じていたようでした。

6月の庭

今日、ようやく待ち焦がれていた、裏庭のクチナシの花が咲きました。
ドクダミも、この間からかわいい花が咲き始め、6月の庭は楽しくなりつつあります。
 
       
 
本来なら、ここにアジサイとガクアジサイが仲間に加わるはずですが、
思いきった剪定のせいで、どちらも蕾が見当たりません。
 
都会の住宅事情で、ネコの額ほどの裏庭。
南側ですが、日当たりも今一です。10cmも掘らないうちに、粘土質の土になっていて
こんなところに植物が育つのだろうかと思ったことを、思い出します。
 
しかし、この裏庭も、小さな生存競争をくりかえしつつ、
様々な植物を、その能力に応じて、最大限の包容力で養ってくれているのは嬉しいことです。
 
ここの住人が、時々植え、時々水遣りをし、時々剪定をするほかは、わりと放任していても、
  返って、自然を思わせる風情で楽しませてくれるのですから。
 
   *********
 
昨夜から、今朝にかけての雨で、庭の植物は随分雨にうたれたようで、
やっと大きくなりはじめた、トマトの苗もなぎたおされていました。
 
  イチョウの幼木は、ドクダミに囲まれて元気に。
   パセリも少し、大きくなりました。
 
        
 
 
 7年越しの、枇杷の木は、
           鉢植え暮らしで遅々とした成長ですが元気です。
 
                   これでは、葉っぱの湿布には使えません。
 
    ドクダミ保護区、今年も健在!
                          
              
 

高校女子だけ同窓会

高校を卒業してから、30年余り。3年ぐらい前から、
同窓会が関東でも開かれるようになり、高校時代と現代を結ぶ、タイムトンネルが開通しました。
 
  懐かしいとともに、地元のことが話せる楽しさ。
            しかし、男女で行う場合は、どうしても金曜の夜あたりになります。
    そこで、今回は女子だけで平日の昼に行いました。
 
     場所は、新宿の住友ビル 52階のイタリアンレストラン 。          
 
                        
                                                                
 
 決め手は、火、水に行われているデザートビュッフェ。
   ランチコースとデザートビュッフェの組み合わせで、3、000円は、リーズナブルと好評でした。
                        見晴らしもよく、3時半くらいまでゆっくりおしゃべりに花が咲きました。
 
 
           
 
 同窓会というものの、高校時代は、組が違い面識のないという方も多く、
 不思議な気分ながら、母校、地元トークを懐かしみ、
 キャリアを生かしている人、趣味を続けて、ものにしている人など、
                        それぞれの暮らしぶりを伺って、楽しみました。
 
 
東京には、よく来ますが、新宿には5年ぶりぐらいです。
JR駅構内の広さに圧倒され、西口と聞いて、改札を出るのも一苦労なら、
そこからビル群のところへ行くのも自信が無く、地下道を途中で上がってしまい、また下がって
                                                    やっとの思いでたどりつきました。
                          
 
 東京都庁が、左手に見えて、久しぶりの三角ビル。
    この一帯の堂々とした都会ぶりは、 東京の顔として、そろそろ老舗の風格を感じました。 
 
         「 東京都庁 」
     
 
        青空に、爽やかな風が吹くよいお天気でした。       
 
 

街の風景

また、1週間が始まりました。
まだ梅雨入り前の、さわかやな6月です。
今週は、この季節を楽しみながら、家の活動、外の活動が
バランスよく配置できそうな予定。
 
昨日は、午後から娘の演奏会に出かけました。
駅へ向かう道では、サツキがいよいよ満開に。サツキもさることながら、
 
            
 
     この通りのレッドロビンの、季節による色の変化も見事なものがあります。
 
         
 
 
演奏会場は、電車に乗ったさきのとある駅に。
横浜市の新興住宅地の中にある駅からの道は、今回2回目だったこともあり
周りをゆっくり見ながら行くことができました。
 
ここは、サツキは雑草とドクダミが混生していて、あんまりでしたが、
               白い見知らぬ木の並木があり、なかなか綺麗でした。
 
     
     
 演奏会、1部はクラシカル。2部は仮装、お楽しみステージ。
 1部では、意に反して睡魔が襲ってきたにもかかわらず、
  2部ではしっかり目があいてたので、 私も大衆音楽人だなと苦笑してしまいました。
 
お疲れ様のプレゼントにゴディヴァチョコを託して、休日の楽団、元気あるなあとの思いで帰りました。
 
 帰り道、驚いたのは、短い橋があり、深い橋の下を流れる川の水の少ないところに、

  鯉が沢山泳いでいたことです。それも、金色の鯉も何匹か。
 
       
 
 
  駅すぐのところには、面白い建物もあり、元気があれば覗いてみたかったのですが、
 
          またいつかと言うことにしました。