月別アーカイブ: 2007年5月

白い鳥を追いかけて

川べりの道は、6月を前に、紫陽花がそろそろ色づいてきました。
紫陽花の名所に足を運ばなくても、これから1ヶ月は紫陽花を楽しんで
道を行くことができます。
 
        
 
 
 
この頃、注意していると、珍しい野鳥も2,3種見かけますし、
水鳥では、白い鳥が沢山、悠然と飛んだり、休憩しているのが見られます。
 
           
 
この白い鳥が、何者か知りたくて、調べてみましたところ、
コウノトリ目、サギ科、シラサギ属、コサギらしいことがわかりました。
コサギの特徴として、足の指が黄色で、頭に2本冠羽がある特徴が、ぴったりあてはまりました。
 
     
 
   この日は、いつになく沢山のコサギがいて、
         たまたま近写できたので、名前を特定することができました。
 
    
            
 
飛翔するコサギを追いつつ、川を後にし、
          今度はモンシロチョウに気をとられていましたら、
 
遠くの新幹線の高架を、ドクターイエローが通り過ぎて行きました。
時計をみると、14時10分。1年半ぶりの再会でした。
 
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今日は、午後から、雷雨、突風の予報で家篭り。
なかなか、エンジンがかからない昼下がりです。
 

土曜日のお出かけ

五月晴れから、やや蒸し暑い気候へと移りつつあるこの頃です。
先週1週間は、金、土と天気が崩れる予報でしたが、実際は金曜日に集中して雨が降り、
土曜日は朝から、爽やかに晴れ上がり終日よいお天気でした。
 
木曜に帰宅した夫と、雨が降る金曜日は、「もう梅雨に入ったようだねえ」と話しながら、
裏庭に面するサッシの前に群がる蚊の集団を見ながら、待ち伏せする蚊について(?)、話し合いました。
 
土曜は、土曜出勤の娘達が出払ったあと、私達も出発し、異なる4つの場所を巡って、
夕方6時半過ぎ、まだ明るいうちに戻ってきました。昼の時間が長いことを、しみじみ実感します。
 
 ホリデイパスで、途中下車で第1の目的地へ。そこは、下車徒歩15分、知らないところを歩いていきます。
 1本道と坂道、方向音痴なので、夫がいてくれて助かりました。
 
   肝心の工芸展は急いで写真を撮って、早々Uターン。
 
              
  
 
   戻り道は、線路の向こう側の別の道に。
       この道は、初めかなり迷路でしたが、途中で展望できる階段に差し掛かって無事駅にたどり着きました。
 
   途中、きれいな花や、バッタに遭遇。
     
          
 
  JRに戻ると、この頃よくある人身事故の影響で、ダイヤに乱れが。
                     ということで、東京駅で下車してお昼を食べることに。
 
   1ヶ月前、長蛇の列だった、新丸ビルは不思議と静かでしたので、探索することに。
   ここも、この前の東京ミッドタウンと同じく、最新のセンスにあふれていて心地よく、落ち着ける場所でした。
 
 
                  
 
  夫が、書店で購入していた雑誌、ダイアモンドの介護特集にも、新丸ビルのことが少し出ていました。
 
  どんどん進化していく東京にあって、「百貨店はもはや前世紀の遺物に映る」との、
         記者の言葉に大いに賛同、且つ言いえて妙の言葉に拍手です(と言ったら言いすぎですが)。
 
                           
 
 
今、帰路の夫から、赤城山麓、遠景のメールが届きました。
 
                 
 

サツキの頃ー博士の愛した数式、再び

今週は、毎日よいお天気が続いています。
 
ツツジが、そろそろ下火になって薔薇もピークを過ぎたこの頃、
ツツジの下方に植えられているサツキがチラホラ咲き始め、
               陽の当たるところでは満開になってきました。
 
         
    
 
  花が咲き出すと、一気に明るい景色に変わります。
     今週は、毎日町方向に出かけていることもあり、そこここでサツキに遭遇しました。
 
 
      
 
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今日は早々に、家に帰り着き、先日ビデオに撮った「博士の愛した数式」の残りを観ました。
昨年、本ですでに大変感動もし、博士、数学、記憶障害、子どもという組み合わせで絶妙に構成されている話自体にも
感心させられましたが、映像の方では、なかなか泣かせられました。 
 
  数学、数字といえば毛嫌いする人もいる硬いイメージに、
        温かさと愛に満ちた真実を感じさせるマジックにあふれた演出でした。
 
 「大切なものは目には見えないのだよ、心で見なくては。」
 「面倒をみた相手には責任があるんでしょ」
など、星の王子さまのパクリ?と思わせるセリフも何回かありましたが、
 
  「見えない世界が見える世界を支えている」という言葉を加えて、
          宇宙が生まれる以前からあったという数の世界の真実を解いたり、
 また、1とは何なのかは、なかなか難しいと言っては、
    「1つの中に、全体がが調和していて美しい。良いこととはそういうこと」と語る。
 
博士の記憶障害は、深刻な悲劇であり、これは、平均寿命が延びた今日、
ある人数の人には、無関係のことではない現実が待っているかもしれません。
 そのとき、絶望に陥るのではなく、
   限りある時間を、今を大切に生きることの大切さを強烈に印象付ける博士の姿、
 
  博士の愛した数式、のように次代に
               孤高に、愛深いメッセージを残したいものと思いました。
 

花の季節へ

この頃、なかなか良い季節です。
道を行くと、花は次々と姿を変えて健気、
     桜色の草花、アヤメの水色やえんじ、濃い青の花菖蒲、そろそろ紫陽花へと・・・
      
         
 
        
 
 鳥も種類を増やして現れ、
       白鷺は悠然と、黒の翼の大きいのや、小鳥も嘴が黄色、グレーのすそ模様の出で立ちの者、
 
   天気の良い日は、川で釣りを楽しむ人の光景も見られます。
 
 
 しばらく、この季節を楽しむこと無く日々を送りましたが、
    家の裏庭にも、いろんな縁で、新しい植物が集まりつつあります。
 
 連休時に、種まきをした、朝顔、ホウセンカ、帝王会細工、などは、残念ながら、
 未だ芽を出す様子はありません。もうだめかなー
 
  母の日のカーネーション、去年は全部咲かないうちに枯らしてしまったので、
        今年は、玉羊歯もいっしょに、直植えに。
 
                   
 
 パセリ、「どんどん大きくなって増えるよ」といただきました。
    鉢植えと、直植えの二通りで、見守ります。
                                      
 
    ゴールデンウイークに住宅展示場を訪れた折にいただいたペチュニアは、
   あふれんばかりの花盛りです。
       母の日、鉢花半額セールで買ってきたベゴニアもなかなかの咲きっぷりです。
 
      
 
   そして昨日、野菜売り場にあったミニトマトの苗に思わず手を伸ばして、これも仲間入りしました。
        あと、シソやラベンダー、ミントなどがあれば・・・と思っていますが・・・・
 
  昨日、雨戸を閉めようとしたら、蚊が異常発生していて、しかたなく
      庭側から回って閉めましたが、私には珍しく、殺虫剤を撒き散らしてしまいました。
 
   蚊の姿はなくなりましたが、パセリなどへの影響が頭をよぎりました。
         なかなか、ちょっとしたことにも、慣れない者には困難が付きまとうようです。
 
 
 

ナスのトゲ

     やっと、今日は週末。晴れて穏やかな天候。
   特に予定は無いということを、体は知っているのでしょうか?
 朝から、平日とは異なる時計が回って、体の動きがゆるやかでした。
 
          
 
  頭の動きの方もゆるやかで、とにかくボーとするのが気持ちよく、数時間が過ぎました。
   気がかりは、3日前、ナスを洗うときに、チクッと親指に刺さるものを感じたこと。
    小さな小さなトゲが、初めは見えていたのですが、
           もう見えなくなってしまっているのに、触るととズキンと痛い。
 
  迷った末、医院に出かけることに。12時前、ギリギリに入りました。
   結局のところ、トゲは見つかりませんでしたが、
         まず、レントゲンを2枚とって、該当部をピンセットで調べ、薬を塗って
「化膿止めのお薬を飲んでみてください。濡らさないようにして、月曜日にまた見せにきてください」と。多分もう行かない。
   処方箋をみると、化膿止めのお薬が5日分も。 ああ!トゲがごときに、医院に来てしまったことを後悔。
    調剤薬局のほうでは、秘密ということで、2日分にしてくれましたが。
 
    いつも、外科は大袈裟です。
  しかし、考えようによっては、なんらかの不安があって医院を訪ねたわけですから、
  怪我の治療と不安の除去に徹してくれたわけですから、文句をいうのは筋違いかもしれません。
     そう考えると、平安な気持ちに戻れましたが・・・ 薬5日分はひっかかります。
 
 
 
   帰り道、コープに立ち寄り、お買い物。  
 
 今日は土曜の抽選ができる日。当たらなくても1回5ポイントもらえる!
 抽選6回のうち、2つ当たりで、4つハズレ。(かつおぶしパック、きず海苔)×2をゲットして帰りました。
    
     
 

哲学の道、part2

ここ数日、忙しく暮らしていました。
 
幸い、連休明けの数日は、とても良いお天気に恵まれ、
朝早くから、明るい光が周りを包み、一日中、花と緑と鳥達の
活気あふれる営みの中にいられたのは、幸せでした。
 
1週間は、このパラダイスが、続くものと思っていましたが、
今日は、午後から突風、雷雨の予報どおり、雨と風に追われるように
家に帰り着きました。
 
今朝、家を出るときは、よく晴れていて、2,3日見ないうちに、また緑の背丈の伸びた
いつもの田舎コースを自転車で走り、目的地に向かいました。
 
 道には、藩菖蒲に、アヤメ、蕾のふくらんだ紫陽花が、見かけられ、
 芝桜などの小さな花たちも、濃いのや白いもの、薄ピンクのものたちが
 一斉に野にあって、光に照らされている姿はとても美しいものでした。
 帰りにはきっとこの姿をカメラに収めたいと心に決めて、先を急ぎました。
 
         
 
   この道は、四季折々、私に語りかけ、慰め、癒す道で、
          いろいろに思いをめぐらせる哲学の道でもあります。
 
 
          
 
   この道を、走りながら、忙しくて、心を亡くしている自分に気付き、
   実は、忙しいのは口実で、難問にぶつかって、心が自衛体制に入っていることに気付くのです。
   すべて、良いことだけを見ていよう、と思う半面で、
   ものごとの是非を正したい想いも顔を出して、整理しきれない思い。
   中村雅俊の「ふれあい」(チョッと古い)の歌が、浮かんできたりして、問題のヒントを得たりしました。
 
  雨に降られた、帰り道、家に着く頃には雨は上がり、朝の花の撮影を試みましたが
  小さな花たちはどこにもいませんでした、みんな風に吹かれすぎて、花びらを縮め
  同じ姿はしていなかったのです。 
 
        そして、今は再び、大雨        
 

旬の薔薇、夫婦の時

連休の最後を飾るのは、見事に咲き誇っった「パイロット工場の薔薇」、
  今年は、ようやく旬に撮影ができました
 
     
 

            

 

今日は、朝から生憎、雨のお天気。
家族は、出かける人や帰って行く人、帰ってくる人と出入りの多い1日です。
 
時折、激しく降るとの予報どおり、断続的に激しく降っては、また静かになったり、
霧雨状の雨は、早梅雨を思わせる感じに植物を生き生きと浮き立たせています。
 
1人家にいる私は、雨にも濡れずラッキーと思いつつ、
雨の庭を眺めては、しばし過去や未来へ彷徨う時間を過ごしておりました。
 
今年のゴールデンウイークを、振り返っての印象は、
夫婦の時代が近づいたということでしょうか。
夫婦二人が主体の近未来を、夫と微かに探り合えた気のする1週間。
 
外に出れば、先人達のカップルに、いたるところで出会い、”口には出さねどわが身と重ねてしまう”
第2の人生は、老後であってはいけないし、かといって今と全く変わってしまうのもいかがなものでしょうかと。
 
今までの人生の中から、つながりの中から、あるべき場所を探したいと思う私です。
 
 

東京ミッドタウン散策

憲法記念日の今日、関東地方は、五月晴れのよいお天気で、
暑くもなく寒くもなく、爽やかな風が吹いてとても気持ちのよい1日でした。
 
今日のお出かけ後半は、3月30日に誕生したばかりの東京の新名所、
「東京ミッドタウン」へ。午後3時、東京駅から、東京メトロで六本木へ。
 
  ちなみに、東京駅、丸の内線改札付近では、何かの行列を目にしました。
  よくみると、それはできたばかりの新丸ビルに入る人の列。
 
日比谷線、六本木駅からは、ヒルズと反対方向に出ると、ミッドタウンまで
案内の人が立っていて、新しい地下通路を通って、ミッドタウンまで行けます。
 
            
 
ミッドタウンの地下は、フードコートと食品のお店がずらり、4Fくらいまで吹き抜けの
ガレリアというミッドタウンのメインショップ棟。
 
ここの特徴は、各お店の中に喫茶やフードコーナーを設けたお店が多くあることです。
また、この建物、ゆるやかな傾斜を利用して建っていると言うことで、
地下からミッドタウンガーデンに出られますが、外苑どおりには、1Fから出る不思議な作りです。
 
そして、建物のあちこちに、モニュメントや水の芸術がありました。
    
        
 
  ミッドタウンガーデンでは、日産スカイラインの歴代モデル車が並べられていて、
  我が家の初代の車は、5代目スカイラインだったねえと、懐かしみました。
 
           
 
  ガーデンでは、坐ってくつろぐ人々が沢山見かけられ、
 モダンな建物21_21デザインサイトなどがあり、箱根彫刻の森美術館を思い出しました。
 
                    
 
 このミッドタウンは、防衛庁の敷地跡の再開発だとか、140本の高木、100種類以上の木々を
 うまく配置してあるそうで、隣接して萩藩・毛利家の麻布下屋敷の庭園であった檜町公園も
 そのままの姿でこのミッドタウンに残されています。
 
 こここそ、街中の緑地であったはずですが、
           周りそびれ次回のお楽しみになってしまいました。
 
 3Fのプラザが見下ろせるイデーカフェ、パルクでお茶をして、
           最後にサントリー美術館の売店でお土産を買って帰路に。
 
 帰りは、外苑どおりを六本木方向に、地上の古い街並みを見ながら行きました。
   この新名所は、ぜひまた訪れたい所と思いつつ・・・。