ここ数日、忙しく暮らしていました。
幸い、連休明けの数日は、とても良いお天気に恵まれ、
朝早くから、明るい光が周りを包み、一日中、花と緑と鳥達の
活気あふれる営みの中にいられたのは、幸せでした。
1週間は、このパラダイスが、続くものと思っていましたが、
今日は、午後から突風、雷雨の予報どおり、雨と風に追われるように
家に帰り着きました。
今朝、家を出るときは、よく晴れていて、2,3日見ないうちに、また緑の背丈の伸びた
いつもの田舎コースを自転車で走り、目的地に向かいました。
道には、藩菖蒲に、アヤメ、蕾のふくらんだ紫陽花が、見かけられ、
芝桜などの小さな花たちも、濃いのや白いもの、薄ピンクのものたちが
一斉に野にあって、光に照らされている姿はとても美しいものでした。
帰りにはきっとこの姿をカメラに収めたいと心に決めて、先を急ぎました。
この道は、四季折々、私に語りかけ、慰め、癒す道で、
いろいろに思いをめぐらせる哲学の道でもあります。
この道を、走りながら、忙しくて、心を亡くしている自分に気付き、
実は、忙しいのは口実で、難問にぶつかって、心が自衛体制に入っていることに気付くのです。
すべて、良いことだけを見ていよう、と思う半面で、
ものごとの是非を正したい想いも顔を出して、整理しきれない思い。
中村雅俊の「ふれあい」(チョッと古い)の歌が、浮かんできたりして、問題のヒントを得たりしました。
雨に降られた、帰り道、家に着く頃には雨は上がり、朝の花の撮影を試みましたが
小さな花たちはどこにもいませんでした、みんな風に吹かれすぎて、花びらを縮め
同じ姿はしていなかったのです。 

そして、今は再び、大雨

