27日、28日の二日間にわたって行われた、越後長岡ツーデーマーチに参加するために、
26日から長岡に出かけました。
このウオーキングのイベントは、3年前に震災の復興を願って行われた山古志ウオークが始まりです。
この第1回目に参加したのがきっかけで、昨年は、与板と山古志のツーデーマーチに参加し、
今回の第3回目は、1日目寺泊の「良寛ウオーク」、2日目は3度目の「山古志ウオーク」に参加しました。
毎回、コースや趣向が若干違っているところがあり、年々行き届いて来る感じがします。
昨年から、ツーデーマーチと二日間になりましたが、各日、ロングとショートの2コースあり、
私たちのペアは、昨年も、今年もショートコースを二日間のおだやか組です。
でも、今年はショートコースでも、昨年よりグレードアップして、アップダウンのある13kmと9kmで、
実際に歩いてみると、これで良かったと思える距離です。
1日目の寺泊「良寛ウオーク」は、海に近い寺泊文化センターを出発し、海沿いを歩いて、大河津分水路を渡って、
中部北陸自然度歩道へと曲がって行き、良寛さんゆかりの、五合庵、国上寺、朝日山展望台を見物するコースを歩いて
ふもとの、体育センターでお昼(ここまで9km)、その後ショートコースはなだらかな道を通って、ゴールに戻ります。
五合庵 国上寺
お昼には、あさりのお味噌汁がふるまわれ、500円で注文していたお弁当には、海辺の町らしく
イカの煮付けとサザエの壺焼が入っていました。
天気が不順で、ときおり雨がぱらつきましたが、出発、ゴールの会場広場では、ヨネックスのウオーキングシューズと靴下が市価の半額で売られ、地元の方のお手製の番屋汁がふるまわれたりしました。
2日目、3年目の山古志ウオークは、1回目に似たコースですが、その時よりも遠回りで、山古志支所をスタートしたあと、間内平というとこまで(3kmぐらい)下ってから、金倉山まで上り坂で歩いて行きます。途中虫亀闘牛場の手前で、ロングコースの人は、そのまま登って行きますが、ショートコースはこの虫亀闘牛場でお昼をいただき、その後残り3km歩いて、出発地点の山古志支所にゴールします。
昨年は、水没した家などがある違ったコースで、道々にチェックポイントのアンケートがあり、
雨の中大変な行程でしたが、今回はほどほどの天気の中、景色を眺めながら、のんびりと歩くことができました。
2年前と比べて、家々や小学校などきれいに建て替わり、あちこち復興のようすが見られる中、
刈り入れられた稲穂や、棚田、棚池の風景にも、元気を感じることができました。
山古志でも、お昼とゴールの2回、けんちん汁ときのこ汁のおもてなしをいただきました。
闘牛の牛は、今回山古志支所で見せてくれました。
初めのころに比べて、少し見慣れた山古志の風景を歩きながら、来年もまた来るとしたら、
今度は、どこかに宿泊しなければいけないねと話ました。来ることになるかどうか?でも、もし
来なかったとしても、心に残る思い出の場所だから、いつかまた来るだろうと思いつつ山古志を後にしました。